『青春アタック』脚本④鍛冶研磨

体育館
ステージの上でポージングをしているマッチョマン。
マッチョマン「俺は誰よりも強く・・・そしてビューティフル・・・」
コートでネットを設営している海野たちに気付く。

ちおり「わ~ここがたいいくかんか~!」
機具庫からポールを運んでくる海野「織戸高校の体育館と比べるとせまいけどね・・・」
ちおり「わ~海野さん力持ち~すご~い!」
ポールを設置する海野「肉体労働しか私はできないから・・・」
ブーちゃんと一緒にポールを運んでくる乙奈「このポールはこちらに差せばいいかしら?」
海野「うん」
ちおり「だれ?」
海野「ああ、私の古い友人で・・・人数足りないから協力してくれるんだ。」
微笑む乙奈「ごきげんよう、おちびちゃん」
ちおり「よろしくね!」
体育館にすごい気まずそうに入ってくる花原「・・・・・・。」
ちおり「あ!花原さんだ!!」
海野「女子バレー部にようこそ、花原さん!」
花原「バレー部に入部したわけじゃない・・・」
海野「・・・?どうしたの???」
体育着姿が絶妙に似合っていない花原。
花原「このブルマってやつを考えた奴を殴ってやりたいわ・・・」
海野「恥ずかしいなら、ハーフパンツにすれば・・・?」
花原「ハーパンに逃げるのもな・・・」
ちおり「ミニスカートは履くのに、ブルマは恥ずかしいんだ!かわいい!」
花原「うるさいな。」
海野(もしかして、花原さんがスポーツが嫌いな理由って・・・)
花原「・・・で?私は何をすればいいの??1億円のためならドーピングでもするわ。」
海野「そんなことやったら失格になっちゃうから・・・花原さんはバレーボールは・・・?」
花原「もちろん調べてきたわ・・・19世紀末にアメリカマサチューセッツ州で・・・」
海野「歴史・・・!?ルールは・・・?」
花原「え・・・?」

ステージでダブルバイセップスを決めるマッチョマン。誰も眼中にはない。

海野「・・・バレーボールはコートにボールを落とさないように3球以内に相手コートへ返球し合うスポーツです。」
花原「・・・なんで?」
海野「な・・・なんでと言われても・・・そういうゲーム性を大切にしているとしか・・・
・・・まずは基本動作のオーバーハンドパスを練習してみようか・・・」
トスをやって見せる海野。
「こういう感じでボールに手を添えて・・・高く上げるパスです。」
花原「ククク・・・その程度なら運動音痴の私でもできそうね・・・」
ちおり「花原さんすごいね!」
花原「とりゃあ!(ボールを上げる)」「へい!(ボールを掴む)」「ほりゃあ!(もう一度上げる)」
ちおり「かっけー!」
海野「いやいやいや、それだとホールディングだから・・・!」
花原「おかしなことを言うわね・・・同じようにやったつもりだけど・・・?」
海野「ボールをしっかり掴んじゃダメなのよ・・・
だから基本的なパスのわりに初心者には結構難しいの・・・」
花原の手の方にボールを乘せる海野「こう、ボールが来たら肘を軽く曲げて、手首は柔らかくして・・・一番肘が曲がった時にボールに触って・・・体全体の伸びでボールを上げる・・・!」
花原「ああ、そういうことね。」
海野「この動作を一瞬でやるって感じ。じゃあ、私がパスを送るからボールを返してみて!」
海野が花原にボールをトスする。
海野「ボールの下に入ってさっきの動作をすれば返せるよ!」
花原「ええと・・・これは初速Voの斜方投射だから落下点の位置は・・・」
乙奈「すごいですわ・・・物理の計算をしておられます・・・!」
ボールの方へ移動する花原「ここだ!」
思い切りボールを顔面に受ける花原
乙奈「ご自身の身長を計算式に考慮しておられなかったのですわ・・・!」
床に倒れてピクピクしている花原。
海野「だ・・・大丈夫!?花原さん!」
起き上がる花原「・・・私バレーに向いてない。」
海野「練習すればできるって・・・!」
ちおり「できるよ!花原さん天才だもん。」
花原「まあ・・・確かにな。」
海野(そう誘導するのか・・・)

花原「ねえ・・・もっと天才の私にあったカッコいいやつってないの?」
海野「・・・じゃあスパイクでもやってみる?
となると、レシーブ役がほしいなあ・・・」
ステージを降りてくるマッチョマン「この体育館も変わらねえなあ・・・」
乙奈「あ・・・!あの方は・・・!誰もいない体育館で毎日ポージングにいそしむ孤高のナルシスト・・・マッスル山村さんですわ・・・!」
小声で花原「・・・あいつは関わっちゃいけない系の人じゃない?」
乙奈「自分の腹筋を見せつけたいだけで基本的には人畜無害ですわ・・・」
筋肉をつつくちおり「かっこい~」
海野「山村君・・・バレーボールできる?」
マッスル山村「俺にできないスポーツはない・・・特にバレーボールはボディビルに次いで我が得意とするき・・・」
海野「じゃあレシーブお願い」
無視されるマッスル山村「御意・・・」
海野「生原さん、わたしにこの前みたいなトスを送ってくれる?」
トスを上げる生原「いいよ。やっ」
海野「じょうずよ!」
飛び上がって、勢いよくボールを叩き込む海野。
海野が放った剛速球をレシーブする山村「馬鹿な・・・おなごにこのような力が・・・!」
後ろに吹っ飛ぶ山村「うわああああ!」
生原「かっこいー!」
海野「これがスパイクです。で、生原さんがくれたパスをトス。山村くんが受けたのをレシーブというの。」
花原「・・・ちょっと待って。ということはさっきのあれを我々も受けなきゃいけないってこと・・・?」
乙奈「あれ、痛そうですわね・・・」
海野「・・・え?ええ・・・まあそういうことに・・・」
乙奈「あざとかできないんですか・・・?」
気まずそうに海野「それは日常茶飯事・・・」
花原「冗談じゃないわ・・・!これは球技の名を借りた暴力に他ならない・・・!」
得意げなちおり「花原さん。知らなかったの?すべてのスポーツは暴力だよ。
もともとバレーはボールじゃなくて敗北した武将の生首でやってたらしいし。
しろったま子さんがそう言ってた。」
花原「誰だよ、それ!」
山村「あのアニメは今季一番面白いよな。特にボールが爆弾になっていてコートに落ちると起爆するというアイディアは秀逸であった・・・」
生原「青春アタックを知ってるんですか!?ぜひ、我がチームに・・・!」
山村「よかろう・・・!これでメンバーの数は6人・・・!はーはは、喜べ!これで6億円の大会に出場できるぞ!」
海野「知ってたんだ、それ・・・」
花原「あんたはムキムキだからいいけど、こっちはか弱い乙女なのよ・・・」
山村「心配するな。私がカール・ゴッチ式スクワットを伝授するので、3か月後には諸君らも立派なレスラーだ。」
海野「・・・冗談はさておき、両手でちゃんとボールを受ければ大丈夫だし、練習ではもっと弱く打つから・・・乙奈さんやってみる?」
乙奈「・・・え?」
花原「やめときなさい、これは放課後のレクリエーションの域を超えているわ・・・」
ブ-ちゃんが手を挙げる。
海野「ブーちゃん・・・!」
乙奈「ブーちゃんが挑戦するって言ってます・・・!」
山村「道開くもの・・・勇者・・・」
海野「よし、ブーちゃんやろっ!」
すごい弱くブーちゃんにボールを送る海野。
たやすくレシーブをするブーちゃん。
海野「じょうず!」
花原「な~んだ・・・あんなに弱く打つのか・・・あれなら私にも楽勝ね・・・」
山村(俺への剛速球はいったい・・・)
花原「はいはいは~い!次、わたし!」
海野「よ~し・・・じゃあいくよ!えい!」
みぞおちにボールを受ける花原「ぐえええ!」
海野「だ・・・大丈夫!?花原さん・・・!」
山村「何故かがまない、長身の少女よ・・・!!」
海野「か・・・花原さんはボールを受けるよりも打つ方が向いてるよ!」
花原「そ・・・そうかな・・・」
海野「そうよ・・・!バレーの花形スターはアタッカーよ!その背の高さはアタッカー向きよ!」
花原「アタッカー・・・スター・・・?」
気を使う海野「うん!そうよ!スーパースター!バレー界の主役!」
花原「やってみるか・・・」
海野(・・・)

海野「じゃあ、私がトスを上げるのでさっきの私のようにジャンプしてボールをはたいてみて!」
花原「む・・・難しそうね・・・」
海野「スターなら簡単!」
ちおり「スター!」
花原「・・・楽勝・・・」
トスを上げる海野「はいっ!」
走り出す花原
海野「ボールの方に走りこんで・・・そこでジャンプ!」
山村「おおっ!」
ちおり「かっこいい!!」
花原「くらえ!これがスーパースター・・・はたき!!」
力任せにボールをたたきつける花原
海野「すごい・・・!」
一同「・・・ってボールがこっちにくる・・・!」
剛速球をよける乙奈たち。
やっぱり山村にぶち当たる「馬鹿な・・・理系女子にこのような力が・・・うわああああああ!!」
海野「すごいわ!花原さん本当にアタッカーの才能があるかも・・・!」
乙奈「思い切りアウトですけどね・・・」
遠くで倒れている山村を眺めるブーちゃん。
花原「へ・・・へへ・・・バレーがんばっちゃうぞ~~!!」

海野「それでは、2つのグループに分かれて練習しましょう。
乙奈さん、ブーちゃん、私の3人でパスとレシーブの練習をしましょう。
花原さん。生原さん、山村くんは引き続きスパイクの練習をしててね。」
生原「は~い!」
海野さん「生原さんがトスを上げて・・・花原さんがスパイクを打って・・・山村くんが・・・受けてね」
山村「い・・・いやだ・・・!」
花原「山村・・・すべてのスポーツは暴力よ・・・腹をくくりなさい。」



日が落ちてくる。
外から体育館の中の様子を盗み見ている病田先生。

ちおりが気づく「海野さん、なんか知らない女の子がこっちを覗いているよ?
仲間に入れていい?お~い、おいで~怖くないよ~」
海野「あ・・・あれ顧問の先生なんだ・・・」
乙奈「病田代和香先生は、体が弱すぎて受け持ったすべての学級を崩壊させてきた伝説の教師ですわ・・・」
花原「なんでそんな人が運動部の顧問しているのよ・・・」
乙奈「さあ・・・」
ちおり「あたしと同い年じゃないの?」
花原「あの見た目で28歳らしいよ・・・」
おどおどしている気弱な病田「あ・・あの・・・美帆子ちゃん・・・華白崎さんから聞きました・・・
本当にあの大会に出場するんですか・・・?」
海野「はい。みんなバレーは初めてなんですけど素質があると思うんです。」
病田「でも・・・このままでは大会には出場できないと思いますよ・・・」
パイプいすを出してやる山村「先生いすどうぞ」
病田「あ・・・ありがとうございます・・・」
花原「なんで出場できないのよ先生」
病田「に・・・人数が足りません・・・」
山村「はっはっは・・・おかしなことをおっしゃる・・・ここにいるのはどう数えても6人・・・」
病田「あ・・あの・・・今更こんなことを打ち明けるのもなんですけど・・・あの大会は女子しか出場できません・・・」
ショックを受ける山村「!!!」
ちおり「え~マッスル出れないの?」
花原「・・・じゃあ、もう用無しね。じゃあねマッスル。」
山村「た・・・たのむ!俺を見捨てないでくれたもう・・・!」
花原「仕方ないでしょう、ちんちんあるんだから!」
山村「うう・・・そーだ!俺をせめてこのチームのマネージャーにしてくれ・・・!」
花原「なぜ、そこまでして参加したいんだ!賞金はやらねえぞ・・・!」
山村「・・・入学してこの日まで体育館でずっとポーズを決めていたのに、話しかけてくれたのは諸君らだけだった・・・その恩に報いたいのだ・・・!」
ちおり「・・・なんか可愛そうだから混ぜてやろうよ。」
花原「あんたがそう言うなら・・・」
乙奈「しかし・・・こうなると代わりの女子が一名必要になりますよね・・・」
花原「あの病田先生にブルマーはかせれば誤魔化せない?」
ちおり「いけるいける。」
乙奈「まあ、なんて破廉恥な。ブルセラですわ」
困る病田「あ・・・あはは・・・美帆子ちゃん・・・ちょっといいかな・・・」
海野「あ、はい・・・みんなは練習を続けてて。」

『青春アタック』脚本③轗軻不遇

職員室
紅茶をかき混ぜるロングヘアーの美女が隣の席の海野に話しかける。
3組芸能クラス担当、乙奈ひろみ(音楽科担当)「海野さん、お聞きになりました?
また4組の授業で担任と生徒が衝突したらしいですわ・・・」
2組フィジカルクラス担当、海野美帆子(体育科担当)「またか・・・生原さん大丈夫かなあ・・・」
乙奈「あの方の理科の授業は毎週クレームの嵐みたいですし・・・
どうでしょう校長先生・・・4組の担当生徒を変更することも考えてはいかがかしら・・・」
禿げた中年サラリーマンのような羽毛田校長が情けなくつぶやく「とはいえ私たちには理科が教えられないんだよね・・・」
京冨野先生(社会科担当)「・・・病田お前いけるか?」
首を横に振る病田先生(国語科担当)は、気弱そうなボブヘアーの若い女性で詩集を持っている。
1組プロフェッショナルクラス担当、華白崎桐子(数学及び生徒会担当)「・・・校長、花原さんは研究資金とか言って、いくら学校に借金してるんです?」
はぐらかす羽毛田校長「え?い、いや、それは・・・まあ。」
乙奈「まあ、学校からお金を借りてるんですの??」
羽毛田校長「授業の難易度をもう少し下げるように私からも伝えるので・・・」
華白崎「我が校の経営状態を知ってるんですか?そもそもうちには部活動がありすぎるんです!
部員が一人しかいない、科学研究部に始まり、女子バレー部、死せる詩人の会、任侠同好会、育毛クラブ・・・」
慌てて職員室を出ていく面々。
海野を呼び止める華白崎「海野さん・・・ちょっと。」
振り返る海野「・・・・・・」
華白崎「例の大会の見通しは?」
乙奈「昔のチームメイトには会えたのですか・・・?」
海野「うん・・・やっぱり協力は無理だって・・・」
華白崎「そうですか・・・では、女子バレー部は約束通り廃部の流れで破産申請を・・・」
海野「で、でも・・・素晴らしい逸材を見つけたんだ・・・!お願い、もう少しだけ待って・・・!」
華白崎「約束は約束です。」
乙奈「まあ、もう少し待ってあげてもいいじゃないですか。
・・・大会さえ優勝すれば、この学校は一点大幅な黒字なのでしょう?」
海野「乙奈さん・・・ありがとう」
乙奈「昔からの仲じゃないですか。」
華白崎「乙奈さんが言うなら・・・分かりました・・・しかし・・・バレーボールをやるには最低でも6人は必要・・・あと4人をなんとしても見つけてください・・・」



チャイムが鳴る。
男子「は~馬鹿らし・・・おい、飯にしようぜ。」
女子「生原さんはお弁当持ってきてる?」
ちおり「草むらさえあれば現地調達できます。」
男子「・・・おい、ブーちゃんの学食を案内してやれよ・・・」
女子「おいで・・・」
ちおり「私、あの先生と食べたい!」
男子「あいつと・・・?」
女子「そういえば花原さんってランチタイムに姿を見たことがない・・・」
男子「お友だちがいないんだろ」
駆け出すちおり「じゃあさがしてくるね!」



薄暗い校舎の奥にある科学研究部の部室。
扉には「詐欺師」「クソ授業」「金返せ」などの張り紙がたくさんついている。
出資者に片っ端に電話をかける花原「自己増殖型ワクチンに投資しませんか?ワクチンは接種ではなく感染させる時代です・・・!」
別の機関に電話をかけなおす。
「21世紀には化石燃料の時代は終わります!一家に一台小型原子炉!もしもの時は自爆装置としても使えます・・・!」
受話器を置く花原「くそ・・・だめか・・・
財布に26円しかなかったから、さんま定食の食券が買えなかった・・・」
ため息をつく「なんで天才のこの私が、こんなひもじい目に・・・」



茂みの中で雑草を食べているちおり。
「うん、うめえ・・・」
後ろから声をかける花原。
ちょっと引いている花原「あんた・・・本当にそんな害獣みたいな食生活を送っているのね・・・」
生原「鳥が食べた形跡があったので、野鳥を信じました。」
花原「・・・お前本当に現代人か・・・」
生原「花原さんの分もあるよ!」
草の束を差し出す。
花原「私は人間としての尊厳を捨てたくない・・・」
生原「タラの芽、山ウド、コゴミもあるよ。」
花原「山菜の??」
生原「うん、裏の山からとってきたの!」
花原「でかした・・・!」



学食
キッチンでは肝っ玉母さんのようなぽっちゃりの女の子がプロ顔負けの調理をこなしている。
ランチタイムもピークを超えて、学生の数はまばら。
花原「ブーちゃん・・・」
ブーちゃん(学食及び家庭科担当)は無言で花原に包丁を突きつける。
花原「え・・・?ツケはいつ返すんだ??それは、来週必ず・・・
でさ・・・ブーちゃんって天ぷらあげれる・・・?」



芝生の上で並んで座る二人。
山菜の天ぷらをかじる花原「さすが私・・・これでフリーランチが料亭クオリティに・・・
ほら、あんたも食べなさい」
感動する生原「こんな美味しいもの食ったことないっす・・・!ありがとうございます!」
花原「ねえ・・・あんたはなんでこんな学校に来たの?」
生原「みんなとバレーボールをしに来たんだよ!」
花原「バレーボールって、ああ、海野さんがやってたってやつか・・・
で、バレーやって何がしたいの・・・?プロにでもなるの?」
生原「プロを目指さないとやっちゃダメなの・・・?」
花原「いや・・・そういうわけじゃないけど・・・
海野さんってほら、プロチームのスカウトが来てたくらい上手かったらしいから・・・よく知らないけど」
生原「まじで!?かっけー!そんな人にスカウトされちゃった、わ~い!」
花原「あんたを・・・?そんなにチビなのに?」
生原「花原さんはおっきいよね!アタッカーでいい?」
花原「なんで私もやることになってんのよ・・・」
生原「大親友のために人肌脱いでよ!」
花原「いつあんたの大親友になったのよ・・・私はね、スポーツが嫌いなの。
大の大人がボールで遊んでて・・・恥ずかしくないのかしら・・・」
葉っぱで口をふく生原「花原さんは、なんでこの学校にいるの??」
花原「・・・こんな学校、好きで通っているやつなんかいないわ・・・」
生原「すごいよね、理科の先生もやってて!」
花原「教師を雇う金がないから、いいように使われているだけよ・・・
ここはダメ人間のふきだまりよ・・・
いじめ、不登校、貧困、病気、障害・・・普通の学校に通えない子どものね・・・」
生原「花原さんは・・・?」
花原「私は違う・・・こんなところにいるべきじゃないんだ・・・絶対に抜け出して・・・
ひとかどの大人になるんだ・・・絶対・・・」
生原「いい学校だと思うけどなあ・・・」
立ち上がる花原「まあ・・・私は恩を忘れない人間よ・・・
友だちは要らないけど・・・家来になら・・・してやってもいいわ。」
生原「ホントに!?わ~い!花原さんの家来だ~!うれし~!!」
悪い顔をする花原(コイツさえいれば当分食事には困らなさそうだからな・・・)



科学研究部の部室に戻ろうとすると、部室の前にガラの悪い男が立っている。
「出てこい!この野郎!レオタード着せてCMで躍らせるぞバカヤロウ」
花原「・・・!」
とっさに身を隠す花原。
花原「あいつら・・・学校にも来やがった・・・!!」
生原「親分のお友達?」
花原「しっ!」

京冨野が近づいてきて男に話しかける「よう・・・ここは学校なんで勘弁してくれねえか・・・」
借金取り「ここの学生が借金を焦げ付かせてましてね・・・」
頭を下げる京冨野「とりあえず今日は俺の顔を立てて帰ってくれねえかな、生徒も怖がってる・・・」
借金取り「京冨野さん・・・あんたももうカタギなんだから、兄貴ヅラするのはやめてくれませんか・・・こっちも仕事でやってんだよ・・・あんま甘っちょろいこと言ってると・・・ただじゃおかねえぞ。」
微笑む京冨野「偉くなっちゃったなあ・・・」
振り向きざまに借金取りをぶん殴る京冨野
吹っ飛んで科学研究部のドアを突き破る借金取り
借金取り「やめてくださいよ・・・教師がこんな暴力ふるって・・・問題になりますよ・・・」
借金取りの口をこじ開け、花原の開発したアンプルを無理矢理飲ませる京冨野
痙攣して泡を吹く借金取り
生原の目を覆いながら、部室を覗き込む花原「あ・・・やっぱり、失敗作だった・・・」
京冨野「花原・・・ちょっと職員室に来なさい・・・」
花原「は・・・はい・・・」



廊下
花原「生徒指導ですか・・・」
京冨野「そんな野暮なことはしねえよ・・・俺の仕事は生徒を守ることだけだ・・・」
扉を開ける京冨野「だが・・・生徒会はあんたに話があるらしい・・・」



借金の明細書を机に置く華白崎
「こんな悪質な金貸しにお金を借りるなんて・・・十日で5割複利って・・・年利で・・・」
電卓を叩く「1825%ですよ?」
華白崎「あなたも理数系なら、こんな計算くらいできるでしょう・・・」
花原「・・・私がした借金じゃない・・・」
華白崎「孤高のあなたが他人の借金の肩代わりを・・・?」
花原「・・・・・・。」
華白崎「いずれにせよ・・・借金返済のために、お金を借りてリスクの高い研究開発をするのは、悪循環だと思いますよ・・・」
暗い表情のまま口角を上げる花原「それくらいしないと、歴史に私の名が刻めないじゃない・・・」
華白崎「ならば・・・なぜ学会に学位論文を発表しないのかしら?」
花原「・・・・・・。」
華白崎「・・・あなたは恐れているんだ。自分の評価が社会にくだされることを。」
立ち上がる花原「そんなことない・・・!私の母さんは私を天才だって・・・」
華白崎「ほかには・・・?」
花原「それは・・・」
華白崎「・・・なら、現実を教えてあげます。
あなたは天才でもなければ、とりわけ頭がいいわけでもない。
趣味嗜好が少し人と変わっていただけだ。」
花原「・・・言ってくれるじゃない委員長。」
華白崎「私は委員長じゃない・・・
しかし・・・あなたには誰もが認める絶対的な才能が一つある・・・」
・・・それはその身長です。」
とあるチラシを前に出す。
華白崎「あなたは、その身長を活かしてこの大会に出場するべきだ・・・」
花原「高校バレー春のバトルロイヤル大会・・・あなた、この私に球技をやれっていうの・・・??」
華白崎「高体連は・・・いずれやってくる少子化に向けて部活動を縮小しようとしている・・・
理想としては部活動廃止だが、高校の部活動からプロスポーツ選手が出てくることもある・・・
そこで・・・優秀な成績を残す学校の部以外は廃部にすることにしたのです・・・」
花原「プロが出てくる見込みのない部活は潰すということね・・・」
華白崎「その部を決める大会が3ヶ月後にある・・・」
花原「くだらない・・・なんで私が・・・」
華白崎「あなたにも旨みがありますよ。この大会の優勝校以外のバレー部はすべて廃部ということは・・・全国のバレー部の運営予算の一部は・・・」
花原「もしかして・・・」
チラシのウラ面をめくる花原。
華白崎「優勝賞金となる・・・」
“優勝賞金6億円”と書いてある。
華白崎「部員で山分けしても、一人あたり1億円・・・どうかしら?」
花原「・・・ノーベル賞の賞金額だ・・・」
華白崎「才能とは・・・自分が決めるものではない・・・社会が決めることです。
あなたはでかい。それに発想力もある・・・
科学という枠にこだわらず、スポーツにもそれは活かせると思いますが・・・」
花原「・・・・・・。」



女子更衣室に入ってくる華白崎
練習着に着替えている海野「・・・どうだったかな・・・?」
華白崎「・・・あと3人。」

岸田総理の功績

 年の瀬ですな。岸田さんって本当に昔から『ちびまる子ちゃん』の丸尾くんみてえだなって思っていて、学級長になりたいだけで、なったあと何がしたいかがない感じするよなって、毎回総裁選出ている姿を見て思ってたんだけど、実際に総理大臣になったらやっぱりねっていう感じで。
 
 岸田政権が考えた法案もなんか絶妙に庶民感覚とずれているものが多いし、今回の子どもが3人いると大学無償化っていうのも、まず、子どもが2人までしかいない家庭だとノーボーナスになるし(不公平)、もっと言えば、無償化といっても学費が完全にタダになるわけではなく、支給上限があるらしいし(名称詐欺)、そもそも、よく調べてみると、第1子が扶養から外れたら、第2、第3子は無償化が受けられないという制度みたくて、こうなると、3人の子どもが全て恩恵が受けられるのは、3人全て年子か、双子、三つ子じゃないとダメという、しかも、一度に3人の赤ちゃんを働きながら育てるという、超ハードモードをプレーしなければならないわけで、結局こいつら子育て家庭に金をやる気なんてねえだろっていう。
 
 岸田さんは毎回そうだけど、なんかバーン!と気前のいい制度っぽいものを発信するんだけど、結局その実態は(官僚に骨抜きにされているのかもしれないけど)、すっごいケチくさいやつばっかで、だから支持率が伸びないと思うんだよな。ここまで来たら、麻生政権や森政権を抜き、どこまで下がるのか歴史に名を刻んでもらいたいが(田村正和路線)。

 でも、まあ、岸田さんだって何か国民に対していいこともやっているだろうということで、自民党のホームページに「岸田政権の取り組みと成果」ってのがあったので、考察してみました。

先送りできない課題への対応
なら、最速で18年後に効果が発動する制度なんか作ってんじゃねー!ファッキュー!

①こども・子育て支援加速プラン
少子化傾向を反転するラストチャンスらしい。

児童手当拡充
なんと支給回数が2倍になった!しかし、結局年3回4ヶ月分の支給が、年6回2ヶ月分の支給になっただけで、金額は変わらなかった!こういうとこだぞ。
また、3子以降の児童手当は2倍の3万円になった。

出産費用の軽減
出産育児一時金が8万円アップして50万円になったが、医療費も増額しており実質的な軽減になっているのかは疑問だという意見もある。

高等教育無償化
前掲。タダにならないなら無償化という名称はやめたほうがいい。

②防衛力の抜本的強化
防衛費が27兆から43兆になった。防衛財源確保法という謎の法律を作ったらしい。国が保有する資産の売却収入や特別会計の繰入金などの税外収入を充てるらしいが、防衛費を莫大にあげた割には、財源が磐石ではなく、政局しだいでは防衛増税や、防衛国債の発行なども否めない気がする。

③エネルギー政策の転換
とりあえず、原発延長法で、最長60年とされていた運転期間を超えても原発を稼働できるようにした。

新時代リアリズム外交の展開
外交の岸田という二つ名があるだけあって、とりあえずいっぱい海外出張に行っている。
安倍さんがきっかけを作った「自由で開かれたインド太平洋」や、日韓関係の改善は成果だと思う。G7広島サミットはどうなんだろうか。あのあとに、国際情勢が良くなったイメージはない。

当面する課題への迅速な対応
迅速ではないと思う。安倍さん的な独裁者的なスタイルでもないし。キャラがブレブレなんだよな。

①物価高・エネルギー価格高騰対策
1月5千円の負担軽減をやっているらしい。ガソリン代は170円の水準を通常だと思っているらしいが、本当にやめてくれ。日本は東京だけじゃないんだ。

②賃上げ
デフレ経済からの脱却とかいってるが、物価高はインフレではないのか。ここら辺、マクロ経済の専門家じゃないからわからん。一時的な物価高はインフレじゃないとかかな。

③新型コロナ対策
個人的には、コロナのバカ騒ぎが嫌いだったので、5類移行は英断だと思う。よくやった岸田さん。具合が悪い人だけマスクをつければいいんだ。

④インバウンド
この前東京と大阪に出張に行ったけど、結構外国の人いたなあ。円安だしな。

未来への羅針盤
新しい資本主義の実現
抽象的でさっぱりわからん。公務員試験の面接試験で言ったら絶対に落とされるやつ。

デジタル田園都市国家構想の実現
医療や教育がリモートワークでどこまで対応できるのかは謎。

 ・・・う~ん・・・総じてケチくさい。自民党のサイトなんだから、もっと具体的な数字を出して、これくらい改善したんだよ!ってPRしたほうがいいと思うぞ。
 国民にとって重要なのは「これをやりました!」よりも「こうよくなりました!」だから。

あずくん1周年

GALUJwyaMAAQilL.jpg
 機械のような目で冷徹にケーキを破壊するあずくん1歳。潰されたケーキはスタッフが美味しくいただきました。

 あずくんは最近、『ミニオン危機一発』みたいに、ほっぺを膨らませて、唾を「ブー!」ってやるのにハマってしまい、下品さが1アップしました。楽しいんだろうな。

『青春アタック』脚本②尸位素餐

5歳頃の花原。
可愛いワンピースを着て、お花畑で花を集める。
母親「なんて可愛い女の子なんでしょう・・・!首飾りでも作るのかな・・・?」
花をラミネートフィルムに挟んで、押し花にする。
母親「押し花ね、可愛い!」
それを標本台紙に貼り付け、TYPEというハンコを勢いよく押す花原。
母親「・・・・・・」

花原(子どもの頃の私は、ほかの子どもと興味を持つ対象がずれていたという・・・でも・・・私の母親は、私の行動を否定せず、私の興味をどこまでも応援してくれた・・・)



小学生頃の花原。すでに近眼でメガネをかけている。
「お母さん、小学校に入ったら、大好きな理科が教えてもらえるってワクワクしたけど・・・正直期待はずれだったわ・・・」
母親「あらあら・・・温度が高い磁石がどうしてくっつかないか・・・先生に教えてもらえなかったの?」
花原「理科の先生はその現象すら知らなかったわ・・・それに、どの授業も私には簡単すぎて・・・
教科書の内容を確認するための実験なんてナンセンス極まりないわよ。
もう大学に入学したいわ・・・」
母親「ま、まあ、勉強だけが学校じゃないから・・・お友達を作るのも大切なことだよ」
花原「お母さんだけでいいよ・・・」
母親「きっと、めぐなちゃんにも大切なお友達ができるわ・・・」
花原「IQが20離れると会話って成立しないらしいよ・・・」
母親「私は中卒なんだけどな・・・」



中学校に呼び出される母親
生徒指導室のドアを開ける母親「はあはあ・・・またうちの娘がご迷惑を・・・!」
先生「ああ、お母さん・・・」
花原「担任の教師よ・・・!いちいちお母さんを呼ぶんじゃない!」
母親「めぐなちゃん!先生になんて口の聞き方を!」
花原は髪を金髪に染めて、ギャルの格好をしている。
先生「お母さんに話してごらん・・・」
花原「私は悪くない・・・」
母親「で、この子の爆弾で吹き飛んだ子達は・・・」
先生「全治一ヶ月の重傷だそうです・・・」
花原「だいたい、あんたら教師があのバカどもを野放しにしたから、暴力で解決するという最悪の事態になったんでしょうが・・・」
母親「暴力で解決した人が言わない!」
先生「・・・もう我々には花原さんは手に負えません・・・」

小さい頃の花原を見てつぶやく友だち「可愛くない子・・・」
友だち「怖いよね・・・」
先生「本当に子どもらしさがない・・・」
花原(・・・中学卒業までに3回も逮捕歴がある私を受け入れてくれる高校などどこにもなかった・・・)



理科実験室
白衣を着る花原「どいつもこいつも・・・この天才の私を舐めやがって・・・
あのクソガキがついていけない内容の授業で精神的に追い込んでやる・・・!」

理科室に嫌々入る学生たち。
男子「は~花原の理科かよ~・・・終わったわ~・・・」
女子「ほんの50分間の地獄よ。耐えましょう・・・」
学生たちに近寄ってくるちおり「ここが理科室?」
女子「あら、可愛い女の子!もしかして新入生?」
ちおり「うん!ちおりだよ!」
女子「はじめまして!チョコレートあげるね」
ちおり「いたみいります」
男子「あのハゲ校長、生徒が足りないからって、とうとう小学生を入学させたか・・・」
机に鉛筆だけを置いて、椅子に座るちおり。わくわくしている。
ちおり「わたし、理科大好き!たのしみ~」
同じ班に座る男子「理科への興味が秒で蒸発するような、失望する授業内容だと思うぞ・・・」
女子「うちの理科の先生、専門書にも載っていないような難しい問題を解かせて、できないと私たちを馬鹿にするのよ・・・
私はこんな問題小学生に上がる前に解けた、とか知識をひけらかされるし・・・」
ちおり「すごいね!花原さんは自分でみんなに出題する問題を作っているんだ!」
男子「花原のやつは、人を見下すために教壇に立ってんだよ・・・オレなんか、みんなの前で期末試験の点数を大声で発表されて・・・ついたあだ名は永遠のゼロだぜ・・・殺してやりたいぜ・・・」
ちおり「みんなの成績を伝えることで、やる気を出そうとしているんだね!!
・・・総じて、いい先生だね!」
女子「絶対そんな人じゃないから・・・!」
男子「しっ・・・!やっこさんの登場だ・・・!」
扉が開いて、理科室に入ってくる白衣の花原。

花原「え~ご存知かと思いますが、このクラスに新しい検体・・・じゃなかった、お友達が増えました・・・」
立ち上がって、前へ出てくるちおり「生原ちおりです!16さい、住所不定無職、特技はゴミあさり、好きなイベントは炊き出しです!普段は雑草を・・・」
花原「はい、茶番はこの辺にして、今日の講義を始めましょう」
女子(そんな言い方しなくていいのに・・・)
男子(今日もムカつく野郎だぜ)
花原「前回の授業では家庭用掃除機から簡易的なドラフトチャンバーが作れることを学びましたが、今回はそのドラフトを使って、世界の医療に革命を起こそうと思います。」
男子(またはじまった・・・)
花原「そこのモブ男子A。世界で最も患者数の多い病気はなんですか?」
男子「え?ええと・・・ザイール型エボラ出血熱・・・?」
花原「お前は幼稚園からやり直しなさい。脳なしクラゲ野郎」
男子「くっ・・・」
女子(クラゲって脳がないんだ・・・)
手をあげるちおり「はいはいはい!」
ちおりを無視する花原「え~では、そこのモブ女子C。」
女子「え?なんだろう・・・恋患い?なんて・・・あはは、花原先生の好きな男子は誰ですか?」
花原「お前はセックスのことしか考えてないのか。本当にゴミみたいな学生しかいねえな・・・」
男子(今日こそ全員であいつをボコボコにしようぜ・・・)
女子(で・・・でも・・・あの人、不良を半殺しにして逮捕されてるらしいし・・・危険だよ・・・)
花原のスカートを引っ張るちおり「せんせー!せんせー!!」
花原「・・・え~・・・世界保健機関によれば・・・」
花原のスカートの中に入るちおり「せんせー!!!」
花原「さっきからうるさいな!はい、生原さん・・・」
ちおり「先生が一番美味しいと思う雑草はなんですか?あたしはヒメジョオンです!」
花原「てめえ、話聞いてたのかよ!」
ちおりを抱えて席に戻す女子「生原さん、こっち戻っておいで・・・殺されるから・・・」
花原「全世界で25億人も患者がいるのは虫歯です。この虫歯を世界から根絶できれば、ノーベル医学賞まちがいなし・・・」
男子(そんなことできたら歯医者はいらねえよ)
花原「虫歯の原因は、糖をエネルギー源にして酸を作る、ミュータンス菌などの細菌ですが、この度ドラフトを使い、虫歯菌を好んで捕食する新種のバクテリオファージを遺伝子操作で生み出しました。」
白衣から怪しいアンプルを取り出す花原
「このオーラルクリーナーアルファを口内に入れれば、口内のすべての虫歯菌はこのバクテリオファージに感染し、死滅。
世界中から歯医者を駆逐し、その利益をすべてぶんどることができます。
みなさんには、手順に沿ってこのバクテリオファージを量産もしくは、治験を行っていただきたい。
もちろん、この研究資金を寄付してくださっても結構です。」
プリントを配布する花原。
男子「毎回思うけど、これは授業なのか・・・?」
女子「あの~・・・そのバクテリオなんたらは、安全性は保証されているんでしょうか・・・?」
花原「・・・え?そ、その、ラットの実験では10匹中8匹が口内の常在菌がすべて死滅したことで原因不明の体調不良になりましたが、それがバクテリオファージによるものだという因果関係は見られなかったので、安心して治験を行ってください。」
アンプルに手を伸ばすちおり「すげ~!じゃあ私が飲んでみるね!」
女子「ぜったいにダメ!」
男子「安全なら、まず先生が最初に実験台になってくださいよ。」
花原「なんですって?私に万が一のことがあったら人類の損失でしょうが。
お前らモブ学生はいくらでも代わりがいるんだから、あんたたちが実験台になるべきよ!」
男子「とうとう本音が出たな!もう許さねえ!おい!みんなで、このクソ教師を取り押さえろ!」
花原「ちょっと何するのよ!!」
男子「お前の作ったウイルスを食わせてやるぜ!キチガイ野郎!」

すると、理科室に環境運動家が押し入ってくる。
運動家「カハラはいる?!」
花原「同志よ・・・!ちょっと助けて・・・」
運動家「あなたが開発した超光合成植物ハイパーC4プラントを世界各地に植えたわ!」
花原「これで地球温暖化はなくなるわね・・・2億円の報酬は小切手でいいわ・・・」
運動家「一時的には二酸化炭素が激減したけど、あなたあの植物が一年生だって隠してたわね・・?!全て枯れちゃったし、木材として利用ができないから、全て燃やされて地球の平均気温が大幅に上がったわよ!!この地球を滅ぼす魔女、神に代わってこのグリーンピースが火刑にしてくれるわ・・・!」
花原「ちょっと待ちなさいよ!遺伝子操作で光合成の能力を極限まで上げろって言ったのはそっちよ!
早く2億円払ってよ!こちとら借金して開発したんだから・・・!」
運動家「地獄に借金は持ち越されないから、安心して土に帰りなさい。」
花原「こうなったら、みんな道連れよ・・・!私の奥歯には自爆スイッチがある・・・!この理科室ごと全員木っ端微塵よ・・・!
男子「なんだと!!」
女子「みんな離れて・・・!」
ちおり「ごはんとかどうしているの・・・??」
男子「・・・・。てめえハッタリだな!」
逃げ出す花原
ちおり「毎週こんな授業なの?」
女子「う・・・うん・・・」
ちおり「たのしいね!!」
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