「面白い度☆☆☆☆☆ 好き度☆」
悪乗りもいいとこ。
『ロード・オブ・ザ・リング』でスター監督になったピーター・ジャクソン監督の黒歴史?こんなゲロゲロのグログロの映画撮っといて、よくまあこいつはイケシャ-シャーと『ラブリーボーン』とか感動作を監督しているよ。この映画は「脳死」について考える社会派映画とかでは決してありません!
どくろ島とか原住民とか動物園とか・・・本当にこの人『キングコング』が好きらしい。2005年に『キングコング』のリメイク版を撮れて本望だったろうな。
「どくろ島」に生息する珍しい霊長類「ラットモンキー」を、ニュージーランドの動物園が輸入する。そのラットモンキーに、主人公ライオネル・・・の癖のある母親(こいつが主人公と言っても過言ではない)が咬まれてしまう。クソザルに咬まれたママは怒りにまかせてラットモンキーを踏みつけて圧殺。
しかしラットモンキーは噛みついた人間をなぜかゾンビにしてしまう恐ろしい動物だった・・・
あ~馬鹿馬鹿しすぎてあらすじ書くのも嫌になる。なんだよラットモンキーって(笑)。
あのね・・・この映画辻褄とか設定とかどうでもいいんだ。だってひどいもん。ただゾンビをバシバシぶっ殺すシーンが撮りたいがために作られた映画で、それ以外はすべて後付けだと思う。
アメリカ人って本当にゾンビと吸血鬼好きだよね。あと宇宙人と恐竜。この四天王は結局B級映画でいつも人間に退治されちゃうんだけど、それでも映画に使われるってことはなんだかんだで好きなんだろうな。
この映画ってほんとうにくだらなさにかけてはA級で、エクソシストの神父様がめちゃくちゃ強く空中殺法の使い手で、その神父様も結局ゾンビ化しちゃうんだけど、ゾンビになったら生前の禁欲生活の反動か看護婦のゾンビと隙あらばエッチしちゃうし、そこで生まれた赤ちゃんゾンビを、海より深い寛容の精神を持つライオネルが檻つきベビーカーに乗せて公園で散歩したり・・・とにかく激笑の嵐。
いくらゾンビとはいえ「殺すなんてできない。ぼくのママだ」と言って、屋敷でゾンビ化した人たちの世話をし続けた(こんな展開誰が予想出来た!?)心優しいライオネルが、ラストシーンで屋敷中を埋め尽くすゾンビの大群を芝刈り機でみんなミンチにするのは圧巻の一言。
この矛盾は『ヒックとドラゴン』のように、人間の理解と寛容の精神にも限界があり、時に避けられぬ戦いもあるということを表現するための、意図された矛盾である・・・ってんなわけね~だろ!
カンフーパンダ
2010-08-24 19:04:17 (14 years ago)
-
カテゴリタグ:
- 映画
「面白い度☆☆☆ 好き度☆☆☆☆」
秘密の材料なんて何もない。特別なものを作るには特別だと信じるだけでいい。
上野動物園に再びジャイアントパンダがやってくるようです。確か8300万円で中国からレンタルするとか。う~む。パンダは日中の懸け橋とか言って、パンダで世界が平和になるなら全然いいけど、私は別にパンダがいなくても上野動物園はすごいと思う。オオサンショウウオとイリエワニが見れるだけで充分ですたい。
でもパンダがいなくなって上野動物園の来園者数は落ちたらしい。おそるべしパンダマジック。あれほどの動物たちが束になってもパンダ人気にゃかなわない!アイドル動物としてパンダは最強なのだ!
そしてパンダのいない巨大なゲージに入れられパンダの留守を守っていたレッサーパンダも、再びもとの檻に入れられるのでしょう。
いくら名前に「パンダ」ってつくとはいえ、レッサーとジャイアントじゃ大きさが違うよ!すっごい檻のサイズが合ってなかったw。
そしてこの映画はまぎれもなくパンダ最強映画。デブで食い意地だけ張ったパンダの「ポー」は、その体脂肪で全ての攻撃を跳ね返し無効化してしまう・・・!
なんとパンダは平和の谷をかつて滅ぼした悪の化身のユキヒョウ「タイ・ラン」の秘孔攻撃すら効かないのだ!
ほっほっほっ・・・ワシの体はゴムみたいなものでしてな~
ストーリー自体はとりだてて大したことはない。ひねった展開もなく極々普通。矛盾がありながらも、エンターテイメントとしてはよくできていた『ヒックとドラゴン』と比べてしまうと正直物足りないかも。
しかしバトルシーンがとにかく凄い。ストーリーの薄さなんてあっという間に吹き飛ばすくらいで、『ドラゴンボール』などの日本の少年漫画のようなはったりをバシバシかましてきて、とにかくカッコイイ!
タイ・ランの刑務所からの脱獄や、マスター5のつり橋での戦いなど、CG技術で「漫画」と化したハリウッドの実写アクション映画を軽く凌ぐ。よくこんなスピード感あふれるアクション思いつくよ。つり橋のシーンとかインディ・ジョーンズの10倍面白かった。
大きな声では言えませんが、実は私は「ドリームワークス」のアニメがいまいち好きになれなくて、それはキャラクターデザインがちょっと不気味で可愛くないからって言うのもあったんだろうけど(『シュレック』はちょっとストーリーもどこが面白いのか今一つでした)、この映画のキャラデはかなり好きで、私もポーのようにマスター5のアクションフィギュアが欲しいくらい。
いや蛇拳とか蟷螂拳とかあるの知ってるよ?それをなにも本当の動物のヘビ(手足がないぞ!)やカマキリ(小さすぎるぞ!)にさせるってのは誰もが思いつきそうで誰も思いつかなかった盲点だったと思う!うわ~すげえ!やられた!尊敬!
マスター5ってマスター・タイガー、マスター・モンキー、マスターマンティス、マスターヴァイパー、マスタークレインの五人なんだけど、彼らの師匠がレッサーパンダの「シーフー老師」で、そしてその師匠の友人であり師匠でもあるゾウガメの「ウーグウェイ導師」っていうのがさらにいる。
正直この老いたゾウガメは「竜の戦士」を決める預言者的キャラなだけで、バトル要員ではないと思っていた。動きも鈍いし、震えているし、口調も落ち着いているし・・・
しかしこのお方がかつてタイ・ランを一瞬で倒したカンフーの始祖とは、ギャップ萌え効果でめちゃくちゃカッコいい。
ポーはそんな導師を「ぼけたじいさん」よわばりするんだけど、こいつ本当に礼儀知らずなんだよ(笑)。
ポーって結局、知識しかないカンフーオタクなだけで、マスタータイガーが嫌うのも分かる。あのデブを観てたらカンフーを侮辱されている気するもんな・・・
そんなオタクが何十年と辛く厳しい修業をすることなく、食い意地を利用したエクササイズ(なんでもこれはジャッキー・チェンが実際に行った修行法とか!)だけであっという間に強くなってしまう展開は、多くの秋葉系にカタルシスを与えるに違いない。
オタクは知識だけで経験がないだって?その知識を定着させるのにどれだけ時間がかかったと思っているんだい?
最後に、この映画ってジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリー(確か『シャーク・テイル』でも声やってた。ドリームワークスお気に入り?)、ジャッキー・チェン(セリフが少なかったのが残念!そんなチョイ役でも日本語版がちゃんと石丸さんだったのは感激)、ルシー・リュー・・・と何気に声の出演が豪華。
日本語吹き替え版も中尾彬さんをはじめとしてけっこう巧かったと思う。笹野高史さん、木村佳乃さん、MEGUMIさんとかもプロがやっているんだと思ってた。
ジブリもどうせ芸能人使うなら、こういう風に上手い人使えばいいのに。声優が上手い人って結構いるんだな~と思ったよ(そういやタレントって舞台とかやってる人多いしね)。
秘密の材料なんて何もない。特別なものを作るには特別だと信じるだけでいい。
上野動物園に再びジャイアントパンダがやってくるようです。確か8300万円で中国からレンタルするとか。う~む。パンダは日中の懸け橋とか言って、パンダで世界が平和になるなら全然いいけど、私は別にパンダがいなくても上野動物園はすごいと思う。オオサンショウウオとイリエワニが見れるだけで充分ですたい。
でもパンダがいなくなって上野動物園の来園者数は落ちたらしい。おそるべしパンダマジック。あれほどの動物たちが束になってもパンダ人気にゃかなわない!アイドル動物としてパンダは最強なのだ!
そしてパンダのいない巨大なゲージに入れられパンダの留守を守っていたレッサーパンダも、再びもとの檻に入れられるのでしょう。
いくら名前に「パンダ」ってつくとはいえ、レッサーとジャイアントじゃ大きさが違うよ!すっごい檻のサイズが合ってなかったw。
そしてこの映画はまぎれもなくパンダ最強映画。デブで食い意地だけ張ったパンダの「ポー」は、その体脂肪で全ての攻撃を跳ね返し無効化してしまう・・・!
なんとパンダは平和の谷をかつて滅ぼした悪の化身のユキヒョウ「タイ・ラン」の秘孔攻撃すら効かないのだ!
ほっほっほっ・・・ワシの体はゴムみたいなものでしてな~
ストーリー自体はとりだてて大したことはない。ひねった展開もなく極々普通。矛盾がありながらも、エンターテイメントとしてはよくできていた『ヒックとドラゴン』と比べてしまうと正直物足りないかも。
しかしバトルシーンがとにかく凄い。ストーリーの薄さなんてあっという間に吹き飛ばすくらいで、『ドラゴンボール』などの日本の少年漫画のようなはったりをバシバシかましてきて、とにかくカッコイイ!
タイ・ランの刑務所からの脱獄や、マスター5のつり橋での戦いなど、CG技術で「漫画」と化したハリウッドの実写アクション映画を軽く凌ぐ。よくこんなスピード感あふれるアクション思いつくよ。つり橋のシーンとかインディ・ジョーンズの10倍面白かった。
大きな声では言えませんが、実は私は「ドリームワークス」のアニメがいまいち好きになれなくて、それはキャラクターデザインがちょっと不気味で可愛くないからって言うのもあったんだろうけど(『シュレック』はちょっとストーリーもどこが面白いのか今一つでした)、この映画のキャラデはかなり好きで、私もポーのようにマスター5のアクションフィギュアが欲しいくらい。
いや蛇拳とか蟷螂拳とかあるの知ってるよ?それをなにも本当の動物のヘビ(手足がないぞ!)やカマキリ(小さすぎるぞ!)にさせるってのは誰もが思いつきそうで誰も思いつかなかった盲点だったと思う!うわ~すげえ!やられた!尊敬!
マスター5ってマスター・タイガー、マスター・モンキー、マスターマンティス、マスターヴァイパー、マスタークレインの五人なんだけど、彼らの師匠がレッサーパンダの「シーフー老師」で、そしてその師匠の友人であり師匠でもあるゾウガメの「ウーグウェイ導師」っていうのがさらにいる。
正直この老いたゾウガメは「竜の戦士」を決める預言者的キャラなだけで、バトル要員ではないと思っていた。動きも鈍いし、震えているし、口調も落ち着いているし・・・
しかしこのお方がかつてタイ・ランを一瞬で倒したカンフーの始祖とは、ギャップ萌え効果でめちゃくちゃカッコいい。
ポーはそんな導師を「ぼけたじいさん」よわばりするんだけど、こいつ本当に礼儀知らずなんだよ(笑)。
ポーって結局、知識しかないカンフーオタクなだけで、マスタータイガーが嫌うのも分かる。あのデブを観てたらカンフーを侮辱されている気するもんな・・・
そんなオタクが何十年と辛く厳しい修業をすることなく、食い意地を利用したエクササイズ(なんでもこれはジャッキー・チェンが実際に行った修行法とか!)だけであっという間に強くなってしまう展開は、多くの秋葉系にカタルシスを与えるに違いない。
オタクは知識だけで経験がないだって?その知識を定着させるのにどれだけ時間がかかったと思っているんだい?
最後に、この映画ってジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリー(確か『シャーク・テイル』でも声やってた。ドリームワークスお気に入り?)、ジャッキー・チェン(セリフが少なかったのが残念!そんなチョイ役でも日本語版がちゃんと石丸さんだったのは感激)、ルシー・リュー・・・と何気に声の出演が豪華。
日本語吹き替え版も中尾彬さんをはじめとしてけっこう巧かったと思う。笹野高史さん、木村佳乃さん、MEGUMIさんとかもプロがやっているんだと思ってた。
ジブリもどうせ芸能人使うなら、こういう風に上手い人使えばいいのに。声優が上手い人って結構いるんだな~と思ったよ(そういやタレントって舞台とかやってる人多いしね)。
タイタンズを忘れない
2010-08-24 01:03:35 (14 years ago)
「面白い度☆☆☆☆☆ 好き度☆☆☆☆」
私の親友のK氏は実業団でアメフトをやっています。彼はこの映画を見てアメフト選手になろうと決意したらしい。しかしアメフトなんてよくやるよ。
本当に軍隊の訓練だよね。あの屈強なK氏も大学時代に一回、実業団で一回(しかも今年)、計二回「トレーニングが辛すぎ!死ぬ!」と言ってたし、脱水症状にもなったことがある。
水は腰抜けが飲むんだ。水はユニフォームの血を流すためにある。って無慈悲な発言をするブーンのような鬼コーチがいるんだろうな・・・う~ん改めてすごすぎるぞK氏。
・・・でここからがこの映画の感想なんだけどいや~内容が想像と違った。私はもっとスカッとさわやかな「青春スポーツもの」だと思ってたよ。いやそうやって観ることもできる映画なんだろうけど、私には観れなかった。
これってレイシズムを考え直す映画だよね?すっごい私は社会科学の勉強になった。
「スポーツは人種の壁を越える」とか口で言うのは簡単だけど、差別って本当に根が深い。だから一度なにかのきっかけで人種の壁を超えて仲良くなっても、社会制度の根本が変わらない限り再び差別意識が戻ってしまう。だから私たちはタイタンズを忘れてはいけない。
とにかく人種差別を取り巻く状況の描写が巧い。さすが実話をベースにしただけある。これを観て思うのは、大人の大半は子どもと変わらないよなってこと。
子どもの仲間外れやいじめと変わらないことを結局いい歳した大人もやっているわけ。そんな馬鹿な大人を観ていれば、子供だって真似するわけ。
黒人のヘッドコーチ「ブーン」も、部屋の壁にポスターを貼った貼らないのしょうもない黒人と白人の言い争いに「まるで小学生の女の子のケンカだ」と呆れていたし、これと同じレベルの幼稚な差別をする大人をこれでもかと時間を割いて描いている(準決勝の敵チームのコーチとか、レストランのオヤジとか)。
そして彼らは幸か不幸かそういったくだらない差別を叱ってくれるブーンのような上の存在がいない。だからなかなか成長しない。いや~こんなに大人に失望する映画も久々だ。
しかし黒人のヘッドコーチブーンと、白人のディフェンスのコーチ「ヨースト」の友情や、黒人のリーダー格「ジュリアス」と白人のキャプテン「ゲリー」の友情はやっぱり熱い。
お互いに、悩み、葛藤し、不安になりながらも、人種の壁を克服していくんだけど、なんだかんだでこの二組の友情はすぐには成立しないし、ぶっちゃけ終盤まで意外と衝突していたりするw。でもそりゃそうだよね。
口で「差別はいかん」なんて言っても、実際に相手を理解し心の底から思いやるところまで行くのには時間がかかる。なにしろ周りの人間は差別が当たり前だと思っているんだから。
驚いたのは黒人の高校と白人の高校を統合させ、そのアメフトチームのコーチに黒人のブーンを呼んだ理由!
これは一見差別撤廃に尽力しているように見えて美しいんだけど、本当はコーチのブーンに黒人と白人の混合チーム「タイタンズ」を失敗させ「だから黒人と白人は一緒じゃダメなんだよ~」って差別の理由づけをしようとしていたのですよ!もうこれにはビックリ!
だからタイタンズは一回も負けられない。負けたらその時点で全ての責任をブーンは押し付けられて、人種差別を正当化されてしまう。これはすごいプレッシャー。
しかしそんな深刻な内容の映画に癒しをもたらしてくれるのが、73番の巨漢キャラ「ラスティックくん」。最初に黒人と白人をつなぐきっかけを作ったのは、ほかでもない彼であろう。
動きも鈍そうで勉強もできないラスティックですが、彼だけなぜか差別意識が無かった。なんでなんだろ。こういう人もいるんだろうな。
そういえば軍の大佐を父に持つ妖しい美青年「サンシャイン」も、お父さんの「戦場では黒人白人関係なく命を預け合っている。だから息子も黒人のいる学校に入れたい」という教育方針の賜物なのか、たいして差別心が無かったな。
やっぱ差別を克服するには、若い世代への教育なんだろうな。大人はもうダメだ~。
最後にK氏。アメフトってやっぱりルールが分かり辛いよ。教えてくれ!「フェイク23」とか「ガンライト84」とか「インサイドビアー」とかなんかのフォーメーション?名前がやけにかっこいんだけど!
私の親友のK氏は実業団でアメフトをやっています。彼はこの映画を見てアメフト選手になろうと決意したらしい。しかしアメフトなんてよくやるよ。
本当に軍隊の訓練だよね。あの屈強なK氏も大学時代に一回、実業団で一回(しかも今年)、計二回「トレーニングが辛すぎ!死ぬ!」と言ってたし、脱水症状にもなったことがある。
水は腰抜けが飲むんだ。水はユニフォームの血を流すためにある。って無慈悲な発言をするブーンのような鬼コーチがいるんだろうな・・・う~ん改めてすごすぎるぞK氏。
・・・でここからがこの映画の感想なんだけどいや~内容が想像と違った。私はもっとスカッとさわやかな「青春スポーツもの」だと思ってたよ。いやそうやって観ることもできる映画なんだろうけど、私には観れなかった。
これってレイシズムを考え直す映画だよね?すっごい私は社会科学の勉強になった。
「スポーツは人種の壁を越える」とか口で言うのは簡単だけど、差別って本当に根が深い。だから一度なにかのきっかけで人種の壁を超えて仲良くなっても、社会制度の根本が変わらない限り再び差別意識が戻ってしまう。だから私たちはタイタンズを忘れてはいけない。
とにかく人種差別を取り巻く状況の描写が巧い。さすが実話をベースにしただけある。これを観て思うのは、大人の大半は子どもと変わらないよなってこと。
子どもの仲間外れやいじめと変わらないことを結局いい歳した大人もやっているわけ。そんな馬鹿な大人を観ていれば、子供だって真似するわけ。
黒人のヘッドコーチ「ブーン」も、部屋の壁にポスターを貼った貼らないのしょうもない黒人と白人の言い争いに「まるで小学生の女の子のケンカだ」と呆れていたし、これと同じレベルの幼稚な差別をする大人をこれでもかと時間を割いて描いている(準決勝の敵チームのコーチとか、レストランのオヤジとか)。
そして彼らは幸か不幸かそういったくだらない差別を叱ってくれるブーンのような上の存在がいない。だからなかなか成長しない。いや~こんなに大人に失望する映画も久々だ。
しかし黒人のヘッドコーチブーンと、白人のディフェンスのコーチ「ヨースト」の友情や、黒人のリーダー格「ジュリアス」と白人のキャプテン「ゲリー」の友情はやっぱり熱い。
お互いに、悩み、葛藤し、不安になりながらも、人種の壁を克服していくんだけど、なんだかんだでこの二組の友情はすぐには成立しないし、ぶっちゃけ終盤まで意外と衝突していたりするw。でもそりゃそうだよね。
口で「差別はいかん」なんて言っても、実際に相手を理解し心の底から思いやるところまで行くのには時間がかかる。なにしろ周りの人間は差別が当たり前だと思っているんだから。
驚いたのは黒人の高校と白人の高校を統合させ、そのアメフトチームのコーチに黒人のブーンを呼んだ理由!
これは一見差別撤廃に尽力しているように見えて美しいんだけど、本当はコーチのブーンに黒人と白人の混合チーム「タイタンズ」を失敗させ「だから黒人と白人は一緒じゃダメなんだよ~」って差別の理由づけをしようとしていたのですよ!もうこれにはビックリ!
だからタイタンズは一回も負けられない。負けたらその時点で全ての責任をブーンは押し付けられて、人種差別を正当化されてしまう。これはすごいプレッシャー。
しかしそんな深刻な内容の映画に癒しをもたらしてくれるのが、73番の巨漢キャラ「ラスティックくん」。最初に黒人と白人をつなぐきっかけを作ったのは、ほかでもない彼であろう。
動きも鈍そうで勉強もできないラスティックですが、彼だけなぜか差別意識が無かった。なんでなんだろ。こういう人もいるんだろうな。
そういえば軍の大佐を父に持つ妖しい美青年「サンシャイン」も、お父さんの「戦場では黒人白人関係なく命を預け合っている。だから息子も黒人のいる学校に入れたい」という教育方針の賜物なのか、たいして差別心が無かったな。
やっぱ差別を克服するには、若い世代への教育なんだろうな。大人はもうダメだ~。
最後にK氏。アメフトってやっぱりルールが分かり辛いよ。教えてくれ!「フェイク23」とか「ガンライト84」とか「インサイドビアー」とかなんかのフォーメーション?名前がやけにかっこいんだけど!
世界の為に命を捨てるヒーロー
2010-08-23 21:06:24 (14 years ago)
-
カテゴリタグ:
- 漫画
この前のvicさんとのやり取りと関係するのですが、私がいまいち理解できないのが、武士の切腹と、第二次大戦の特攻です。
これは、自身のプライドや国家の為に、自分の命すら投げうつという、ある意味死を美化する行為だと思うのですが、死んだあと天国でハッピーと信じているならともかく「そんな保証はないよな」と思う私にはできない。死ねない。ごめん無理。
戦争を知らない世代がほとんどとなった今の日本で、世界の為に命を投げうつヒーローにリアリティはもう感じられないのかな?と思っています。
と私はvicさんの記事にコメントしたところ・・・
どうかな~?相変わらずスパイダーマンとか、日本でもウルトラマンとか、仮面ライダーとか、ナントカレンジャーとか人気があるじゃないですか。
もう、永遠にあれらのシリーズは続くような気がします。
とvicさんは仰ったのですが、ウルトラマンが戦うのは自分が怪獣と戦って勝つ自信があるから戦うわけで「自分が死ぬことで他の人が救えるならば喜んで死にます」って言うのとは違うような気もします。
この境地に漫画の主人公の気持ちを自然に持っていくのはかなり難しい。
最近は、変身前はひょろひょろで気弱な男の子だけど、変身するとすごいヒーローになるみたいなヒーロー像が流行っているそうですね(vicさん)。
これならわかるんです。ひ弱ないじめられっ子がある日、努力や修行もせずに(descf曰くここが意外とポイントだったりする)「お前は選ばれし者だ」とかどっかの使者かなんかに言われて、何かが覚醒し強大な力を手に入れ、今まで自分をいじめていたいじめっ子に復讐するというのは、暴力が苦手だけど暴力的なものに憧れを持つ思春期の男の子などにはけっこうウケると思う。
ただ、これと利他的に生きることは違う。
「みんなが困っている時には助けたい」という、ヒーローに憧れる気持ち、みんな持っているんじゃないかな?(vicさん)
こういった親切心は理解できるし、川でおぼれている人を飛び込んで助ける行為も分かる。仮にそれで二次災害が起こって助けにいった人が死んじゃっても、実はそれは命を投げうったのではなく、助けるのに必死でまさか自分も死ぬとは思っていなかっただけだと思う。
妹がレスキューの訓練を大学で受けているけど、レスキュー隊の鉄則として「自分が死んじゃったら、人を救助できない」って言うのがあるらしい。
また国家の為に戦う自衛隊の人も「戦場では自分には銃弾が当たらないと暗示をかけている。じゃなきゃあんなところいけませんよ」って言っていた。
しかし「お前が死ぬことで世界は救われる」って言われた時(『ディープインパクト』タイプ)、そいつが死を選ぶのかって言うのは難しい。
そういう意味で『第9地区』のヴィカス氏が、自分の命を投げうってエイリアンの親子を守り、怒りに任せて人間と戦うのはリアルでうまかった。あの映画はうまい!
ヴィカスは奥さんをはじめ大切なものをすべて失ったから、悪く言えばヤケになれる下地ができていた。孤独と哀しみのヒーロー。
私も大切な人が敵にみんな殺されたら、自分の命のことなど考えずにそいつと戦うかもしれない。いやでも極力自分が死なずにそいつを倒す方法を考え抜くな。
いのち・・・大切だもの。
これは、自身のプライドや国家の為に、自分の命すら投げうつという、ある意味死を美化する行為だと思うのですが、死んだあと天国でハッピーと信じているならともかく「そんな保証はないよな」と思う私にはできない。死ねない。ごめん無理。
戦争を知らない世代がほとんどとなった今の日本で、世界の為に命を投げうつヒーローにリアリティはもう感じられないのかな?と思っています。
と私はvicさんの記事にコメントしたところ・・・
どうかな~?相変わらずスパイダーマンとか、日本でもウルトラマンとか、仮面ライダーとか、ナントカレンジャーとか人気があるじゃないですか。
もう、永遠にあれらのシリーズは続くような気がします。
とvicさんは仰ったのですが、ウルトラマンが戦うのは自分が怪獣と戦って勝つ自信があるから戦うわけで「自分が死ぬことで他の人が救えるならば喜んで死にます」って言うのとは違うような気もします。
この境地に漫画の主人公の気持ちを自然に持っていくのはかなり難しい。
最近は、変身前はひょろひょろで気弱な男の子だけど、変身するとすごいヒーローになるみたいなヒーロー像が流行っているそうですね(vicさん)。
これならわかるんです。ひ弱ないじめられっ子がある日、努力や修行もせずに(descf曰くここが意外とポイントだったりする)「お前は選ばれし者だ」とかどっかの使者かなんかに言われて、何かが覚醒し強大な力を手に入れ、今まで自分をいじめていたいじめっ子に復讐するというのは、暴力が苦手だけど暴力的なものに憧れを持つ思春期の男の子などにはけっこうウケると思う。
ただ、これと利他的に生きることは違う。
「みんなが困っている時には助けたい」という、ヒーローに憧れる気持ち、みんな持っているんじゃないかな?(vicさん)
こういった親切心は理解できるし、川でおぼれている人を飛び込んで助ける行為も分かる。仮にそれで二次災害が起こって助けにいった人が死んじゃっても、実はそれは命を投げうったのではなく、助けるのに必死でまさか自分も死ぬとは思っていなかっただけだと思う。
妹がレスキューの訓練を大学で受けているけど、レスキュー隊の鉄則として「自分が死んじゃったら、人を救助できない」って言うのがあるらしい。
また国家の為に戦う自衛隊の人も「戦場では自分には銃弾が当たらないと暗示をかけている。じゃなきゃあんなところいけませんよ」って言っていた。
しかし「お前が死ぬことで世界は救われる」って言われた時(『ディープインパクト』タイプ)、そいつが死を選ぶのかって言うのは難しい。
そういう意味で『第9地区』のヴィカス氏が、自分の命を投げうってエイリアンの親子を守り、怒りに任せて人間と戦うのはリアルでうまかった。あの映画はうまい!
ヴィカスは奥さんをはじめ大切なものをすべて失ったから、悪く言えばヤケになれる下地ができていた。孤独と哀しみのヒーロー。
私も大切な人が敵にみんな殺されたら、自分の命のことなど考えずにそいつと戦うかもしれない。いやでも極力自分が死なずにそいつを倒す方法を考え抜くな。
いのち・・・大切だもの。
『森の心 森の智恵』
2010-08-23 19:38:31 (14 years ago)
著者は林進さん。文章が上手くかなり読みやすい。
人間と自然との付き合い方についての本だけど、特に国の天然記念物ニホンカモシカの食害問題に関しては為になった。
まず林さんは鳥や動物たちの行動はまだまだ未知の部分が多く、それゆえ、動物の行動の結果に対して人間が受忍したり(仕方がないと人間側が我慢すること)歯止めをかけたりする基準を作ることが難しいと述べています。
同じ鳥でも桜のつぼみを食っちゃうウソは「てめ~このやろ~」になるけど、樹木に被害を与える害虫を食べるカッコウやホトトギスは「どうぞどうぞ」と人間は歓迎する。人間の利益になるか害になるかで、その動物の運命は変わってしまうといってもいいと思う。
林さんが言うように、鳥や動物なんて人間にとって何が大切なのかなんて意識せずにただ行動しているだけなんだから、それを「害になるから駆逐」「利になるから繁殖」って短絡的な基準で判定していいのかはちょっと難しい。
ヒノキの木をニホンカモシカは食べてしまうけれど、これは林業で生計を立てる人にとっては生活に直結する深刻な問題。
とはいえカモシカがちょっとやそっとヒノキを食べたからって、本来の自然ではヒノキは滅びはしない。林さんの指摘はかなり的確で・・・
カモシカに継続的に主軸を摘み取られない限り、幼木は再生能力を持っているので、代わりの芽が立ち、上に伸びていく。
しかし林業というのは、ただ木を大きくすればよいというわけではなく、できるだけ「良い木」をつくって、高い評価で売れるようにもっていくことを目標としている。
つまりカモシカはヒノキ全てを駆逐はしないが、林業を取り巻く「経済の合理主義」においてカモシカはまぎれもなく「悪」になってしまう。
そしてその高いクオリティの木材を要求するのは「森に住む人々(生態系を保全し木を育てる林業や農業に携わる人のこと)」ではなく「森の外」の思考であると論じています。
都市で便利な生活をしながら、森に生きる人の苦労を理解もせず「いい商品を大量に作れ。しかしカモシカも生物多様性のために殺すな」というのが「森の外の思考」ですが、これは結局徳川綱吉の「生類憐みの令」と同じだと、林さんは批判します。この例えは本当に上手いと思う。
犬嫌いの人はいても、犬を憎悪する人はいまい。しかし犬が「お犬様」になったとき、人々は犬を憎悪した。それは、犬に向けられたものではあっても、犬自体に向けられたものではなく、犬を「お犬様」にした理不尽さへの憎悪であった。
確かに、都市部が森に住む人に要求する身勝手な思考は、これと何ら変わらないのかもしれない。ニホンカモシカが「お鹿様」になった時、林業の人は「カモシカを保護しながらも、いい木材を大量に作れなんて無茶言うな!」とカモシカに憎悪するかもしれない。
でもそれは「お犬様」が幕府のせいであったように、「地球を守れ、生物多様性ばんざい」と理想を語るだけで、現場に無関心な政府の対策が悪いのだと思う。
「森に住む人々は、鳥もいれば動物もいる中で生活していきたいのだ」と林さんは言います。森に住む人すべてがそう思っているかは分からないけど、確かに鳥や動物の鳴き声すらしない森なんてさみしいものがあります。
人々は森に接し、利用するに当たって、「森は無料」と思っていたのではなかったか。(中略)自然を作り、育て、維持している人々の存在を、一体どれだけの人が理解していたのであろうか。
自然と言うのは、必ずしも人間の住みよいものとは限らない。だから人間は自然を切り開き開発し、快適で住みよい環境に変えてしまった。これは悪いことじゃないと思う。
しかし人工と対極的な「自然」と感じる森だって人間の手が全く入っていないわけではない。むしろ積極的に人間が森を育てて、自然環境を保全している。
質の高い木材ができる森は勝手に放置して成り立つものではない。「人間の住みよい自然」「人間が利用できる自然」と言うのは結局「人工的」なんだよね。
これは砂漠とか荒野の観光地とはわけが違う。ああいう雄大な大自然は人間にとって、とても厳しいの。だから人の手がつかないの。人が住めないんだから。
「あ~雄大な自然に癒される~」とか言うなら実際そこに住んでみりゃいいんだよ。絶対エアーズロックよりエアコンの効いた部屋の方がいいから。
そしてそんな生活は人工的な自然を保全する「森に住む人々」に支えられているんだろうな。ありがたや~
人間と自然との付き合い方についての本だけど、特に国の天然記念物ニホンカモシカの食害問題に関しては為になった。
まず林さんは鳥や動物たちの行動はまだまだ未知の部分が多く、それゆえ、動物の行動の結果に対して人間が受忍したり(仕方がないと人間側が我慢すること)歯止めをかけたりする基準を作ることが難しいと述べています。
同じ鳥でも桜のつぼみを食っちゃうウソは「てめ~このやろ~」になるけど、樹木に被害を与える害虫を食べるカッコウやホトトギスは「どうぞどうぞ」と人間は歓迎する。人間の利益になるか害になるかで、その動物の運命は変わってしまうといってもいいと思う。
林さんが言うように、鳥や動物なんて人間にとって何が大切なのかなんて意識せずにただ行動しているだけなんだから、それを「害になるから駆逐」「利になるから繁殖」って短絡的な基準で判定していいのかはちょっと難しい。
ヒノキの木をニホンカモシカは食べてしまうけれど、これは林業で生計を立てる人にとっては生活に直結する深刻な問題。
とはいえカモシカがちょっとやそっとヒノキを食べたからって、本来の自然ではヒノキは滅びはしない。林さんの指摘はかなり的確で・・・
カモシカに継続的に主軸を摘み取られない限り、幼木は再生能力を持っているので、代わりの芽が立ち、上に伸びていく。
しかし林業というのは、ただ木を大きくすればよいというわけではなく、できるだけ「良い木」をつくって、高い評価で売れるようにもっていくことを目標としている。
つまりカモシカはヒノキ全てを駆逐はしないが、林業を取り巻く「経済の合理主義」においてカモシカはまぎれもなく「悪」になってしまう。
そしてその高いクオリティの木材を要求するのは「森に住む人々(生態系を保全し木を育てる林業や農業に携わる人のこと)」ではなく「森の外」の思考であると論じています。
都市で便利な生活をしながら、森に生きる人の苦労を理解もせず「いい商品を大量に作れ。しかしカモシカも生物多様性のために殺すな」というのが「森の外の思考」ですが、これは結局徳川綱吉の「生類憐みの令」と同じだと、林さんは批判します。この例えは本当に上手いと思う。
犬嫌いの人はいても、犬を憎悪する人はいまい。しかし犬が「お犬様」になったとき、人々は犬を憎悪した。それは、犬に向けられたものではあっても、犬自体に向けられたものではなく、犬を「お犬様」にした理不尽さへの憎悪であった。
確かに、都市部が森に住む人に要求する身勝手な思考は、これと何ら変わらないのかもしれない。ニホンカモシカが「お鹿様」になった時、林業の人は「カモシカを保護しながらも、いい木材を大量に作れなんて無茶言うな!」とカモシカに憎悪するかもしれない。
でもそれは「お犬様」が幕府のせいであったように、「地球を守れ、生物多様性ばんざい」と理想を語るだけで、現場に無関心な政府の対策が悪いのだと思う。
「森に住む人々は、鳥もいれば動物もいる中で生活していきたいのだ」と林さんは言います。森に住む人すべてがそう思っているかは分からないけど、確かに鳥や動物の鳴き声すらしない森なんてさみしいものがあります。
人々は森に接し、利用するに当たって、「森は無料」と思っていたのではなかったか。(中略)自然を作り、育て、維持している人々の存在を、一体どれだけの人が理解していたのであろうか。
自然と言うのは、必ずしも人間の住みよいものとは限らない。だから人間は自然を切り開き開発し、快適で住みよい環境に変えてしまった。これは悪いことじゃないと思う。
しかし人工と対極的な「自然」と感じる森だって人間の手が全く入っていないわけではない。むしろ積極的に人間が森を育てて、自然環境を保全している。
質の高い木材ができる森は勝手に放置して成り立つものではない。「人間の住みよい自然」「人間が利用できる自然」と言うのは結局「人工的」なんだよね。
これは砂漠とか荒野の観光地とはわけが違う。ああいう雄大な大自然は人間にとって、とても厳しいの。だから人の手がつかないの。人が住めないんだから。
「あ~雄大な自然に癒される~」とか言うなら実際そこに住んでみりゃいいんだよ。絶対エアーズロックよりエアコンの効いた部屋の方がいいから。
そしてそんな生活は人工的な自然を保全する「森に住む人々」に支えられているんだろうな。ありがたや~
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