遠くの目標 近くの目標 もっと近くの目標

 この前お盆にdario氏がうちにやってきて、夕方から深夜まで5時間以上もあれこれ喋っていたんですが、そこでdario氏が人生の目標について面白いことを言っていて「それブログの記事にしてよ」と言ったら本当に記事にしてくれたので、今回はそんな「人生の目標」について言及します。

 dario氏が言うには、人が目標を立てる時、その目標に向かって努力するのは大切だけど、あまりに目標の難易度が高すぎると、努力がただの重荷になっちゃってきつくなってしまう。
 だからそういう目標は遠くにやって(ストラテジー化)、とりあえず短期的な小さな目標(タクティクス)を別に設定すれば毎日が充実する・・・とかそんな事を言っていたと思う。

 なるほど。ハイデガーの本『存在と時間』にも書いてあったけど、人間って結局今その瞬間しか生きていないから(そしてそれを意識する時それはすでに過去になっている=「現存在の不安」)、未来のことなんて実はどうでもいいんですよね。
 未来のことなんて考え過ぎれば結局「死」にいきついちゃう。でそんな事考えてもどうしようもないから、だったら死ぬまで「今」を楽しめばいいということになる。否応なしにこの世界に生まれてしまったことだし・・・と。
 すなわち「今を楽しむためになにをするか」これが私の考える人生の長期目標(近いんだか遠いんだかよく分からない目標ですが…)。

 では人間はいったい何を楽しいと感じるのか?これはどう考えても気の合う仲間と狎れ合っているのが一番楽しいのだと思う。
 つまり西部邁さんが言うように、「情報のやり取り=会話」が人間にとって一番重要なふるまいなんです。それゆえ人間は情報のやり取りがうまくいかず人間関係がこじれてしまうと深く傷つき、ときには自殺もしてしまう。
 その反面、自分を分かってくれる(と思えるような)人と仲良く会話するのは、最高の快感を得ることができる。少なくとも私はそうです。
 例えば核戦争でたった一人生き残って孤独な人生を生きるくらいなら、自分は死を選ぶ!という人もいるわけで、他者とのコミュニケーションこそが人間の生きる意味なのかもしれない。だってそれは己の死を超越するんだから。
 人間がなぜ死を恐れるかと言えば、それは自分の意識がなくなるのが怖いわけで、じゃあなんで自分の意識がなくなるのが嫌なのかと言えば、他者と楽しくおしゃべりできなくなっちゃうから!絶対そう!
 
 ・・・と言うわけで「人生の長期目標を達成するための目標」は、「気の合う仲間を作って楽しく会話する」がいいと思う。長い人生一人や二人気の合う人は見つかると思うし。これくらいの目標ならいけそうな気もする。
 ・・・というか恋愛なり結婚なりで皆やってるよ!

 さてこうなると、友達も恋人もできない人はじゃあどうすればいいのか?ってことになる。ここで目標をさらに小さくすれば、なんとか毎日を生きていける!
 それに大人になるとなかなか気軽に友達と会えないし(仕事や結婚している友達は家庭があるから)、そうすると恋人がいないとけっこうさみしいのですが、実は私は意外とそうでもない。強がりとかじゃなくて。
 だいたい「孤独=不幸」って図式がおかしいんです。「孤独=自由で楽しい!」って考えればいいわけで。

 私は一日の目標を漠然と決めてて、今日は「①ソニックブレイドを118話まで進める」「②ダブルスピークの写植を入れる」「③ニジェールサウルスのイラストを描く」「④イッツアドリームワールドを進める」という感じでした。
 結果報告をすると①はノルマクリアしたし、②も二枚写植を入れただけだけど一応頑張った。③は、なかなかイラストの構図が決まらなかったけど、いざ紙に描いたら2時間ほどで描き終わった。
 問題は④で、『イッツアドリームワールド』の漫画はちょっと気分が乗らなくて描かなかったんだけど、4つ中3つも目標が達成できれば満足じゃないですか!

 いや~しかし少女漫画の可愛い絵は正直自分には描けないよ。女の子の絵は書いててあまり楽しくないのか、あまり気分が乗らねえ。「お絵かき日記」のutakaさんに描かせたいくらいだ!

niger.jpg
 おまけ:今日描いたニジェールサウルスの頭のアップ(全身はTOP絵にしました)。絶対こいつ口の中にハーモニカ入れてると思う。

お勧め映画情報

 descf氏に勧められた映画を覚え書きしておきます。機会があったら借りて見てみようと思います。

『ブレインデッド』・・・B級ホラー映画らしい。ピーター・ジャクソン監督作品。

『奇人たちの晩餐会』・・・フランス映画。今度アメリカでリメイクされるらしい。

↓descf氏のオススメじゃないけど観てみたくなった映画。

『キングコング(オリジナル版)』・・・descf氏いわく「短くて良い」らしい。映像もすごいとか。2005年版にがっかりした私はこちらに期待!

『タイタンズを忘れない』・・・K氏大絶賛の映画。いい加減観てみよう。

 私はあまりに凄い映画を見てしまうと、作り手としてショックを受けて立ち直れなくなる習性があるので面白過ぎても怖いのですが(『スクールウォーズ』『インセプション』など)塾の帰りなどにレンタルショップで借りてみます!

ダライアスバーストについて

 「ダライアスツイン」ってゲームバランスおかしくね?クジラのボスから急に難しいよ!なんじゃら、あの中ボスだらけのラストステージは!
 こんなの無理!・・・と思ってたら残機を50機にできる裏技があるらしく、力技でラストステージ撃破。私には無理です。

 そういえばダライアスって「ダライアスバースト」っていう続編がいつの間にかリリースされてて、画質とか奇麗にはなったけど、基本的に「Gダライアス」とゲームの内容ほとんど一緒みたい。バーストモードの意味が、ぷよぷよフィーバーのフィーバーモードばりに、ちょっとよくわからないけど・・・

 しかし「ダライアス外伝」の時もビビったけど、一面の曲とかやけにかっこいいぞ。さすがダライアス。
 キャラクターデザインはちょっと柔らかいタッチで、もっと硬質な方がダライアスには合うと思うけど、こういう緩い萌え漫画風の絵がシューティングでは流行りなのか?
 
 ただ自分としては、敵をキャプチャーし、時に剣として酷使し、時に盾として酷使し、そして最後にはカウンタービームのエネルギー源にするという世知辛い設定の「Gダライアス」が一番好きですね。
 G.Tとかすっごい画面を縦横無尽に動き回るし。バーストよりも。

『ダブルスピーク』制作裏話

 サイトの「カートゥーン」に『ダブルスピーク』の本編をアップ。本編はこちらで読めます。

 この漫画はとってもセリフが多くて、もう気が狂うほど写植(吹き出しのセリフをフォントにすること)の作業が辛く、結局字が読みづらいページだけ写植を打ちました。本当は全部やるつもりだったんですけど、まあ追々暇があったら全部やろうと思ってます。
 私はこの写植とスクリーントーンの作業が大変嫌いで、もっと言えばペン入れと下書きも嫌いという(好きなのはプロット考えている時)、もう漫画辞めちまえ!って話なんですが、なんでまだ描いているんだろう・・・?

 さて、科学を信じ、霊的なものを否定しているこんな私なので、4年前幽霊を題材にしたこの漫画を描くときにはかなり葛藤がありました。自己矛盾というか・・

 でも大槻教授のオバケがどうしても描きたくなっちゃったんだから仕方がない!なんて不謹慎な・・・

 そのワンアイディアでおはなしすべてが形成されていったって感じです。幽霊などのオカルトを批判していた科学者の幽霊なんて面白いじゃないですか。・・・面白くないですか?私の自己満足なのかな?私はすっごい面白いと思うんですけど・・・

 しかし4年前の漫画だけあって(ペイオフに時代を感じる…)やっぱり画風とかネームの切り方とかが今と違うな・・・でも今もあまりこの時から進歩してないな・・・まいったな。
 あと意外にもあんまりマスコミ批判してなかった。むしろマスコミのレーゾンデートルを称賛してたぞ。もっと批判的なテーマの漫画だと思ってた。 

芸術と娯楽のはざま

 だめだ~kenkoさんが仰る通り私の書くものって小難しいのかもしれない。作り手として、自分の創作物が受け手に受け入れられないときに「それは読み手の理解力が・・・」って責任転嫁することは最もやってはいけないこと。いじめ。かっこわるい。

 だから私がもっと分かり易く楽しく描ければいいわけで、それがSFでも小難しくならずに力技で読む人を楽しませることはできるはず。
 もともと漫画というのは良くも悪くもサブカル。賢い人だけが楽しむ芸術や文学じゃなくて大衆的な娯楽。だから読者の人が「難しくて理解できない」じゃだめ。いかん。

 私はそもそも中学の時あだ名が「バカ田代」って言われていたほどなのに、なぜこうなった?いや、バカだから難しい概念を分かりやすく伝えられないのである。
 真に賢ければスノッブはあり得ないのである。

 とはいえ芸術論のぬるま湯につかって、いっちょまえに御託を並べるのも結構楽しい。しかしそれではみんなを楽しませられるいい作品は作れない。
 でもそのためにみんながやっているようなこと(ベタなバトル、パンチラ)はしたくない。それは別に自分がやらなくても、やりたくてやる人が星の数ほどいるから。

 「ちょっとだけ芸術な娯楽をやりたい(SA=少しアートの略。今作った言葉)」という自分の理想が高いんだと思うけど、そこに挑戦し続けたい。「うわ!こんな発想があったか!」って読み手を驚かせたい。どうせ何時間も膨大な労力をかけて描くなら。
 でも芸術に行きすぎて、誰にも評価されないなんてそんなのはいやだ。「どうせ大衆におれのアートは理解できんよ」なんて負け犬の遠吠えはかっこ悪い。

 私は良くも悪くも自分の為だけに描けない。面倒くさいもん。ブログの記事でも読んでくれる人の為に書くし、面白いって言ってもらったらもう最高。モチベーション注入のパワーアップ。
 だから誰にも面白いっていわれないものは作りたくない。逆に言えば一人でもそれを面白いって思う人がいれば、それは作った価値がある。
 ABCDの四人がいて、ABCが面白いという作品と、Dだけが面白いという作品は優劣が付けられない。むしろ少数派のDを楽しませる作品ってすごいって思うしなあ。

 クリエイティブな活動には答えが無い。そこが面白いところだろうから、とりあえず作り続けていればいいのかな?意味や結果よりも創作は継続が大事。
 そうすればいつか評価してくださるもの好きな人にも出会えるかもしれない・・・
Calendar
<< April 2020 >>
SunMonTueWedThuFriSat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930
search this site.
tags
archives
recent comment
recent trackback
others
にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 恐竜へ カウンター
admin
  • 管理者ページ
  • 記事を書く
  • ログアウト

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 | 190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 | 199 | 200 | 201 | 202 | 203 | 204 | 205 | 206 | 207 | 208 | 209 | 210 | 211 | 212 | 213 | 214 | 215 | 216 | 217 | 218 | 219 | 220 | 221 | 222 | 223 | 224 | 225 | 226 | 227 | 228 | 229 | 230 | 231 | 232 | 233 | 234 | 235 | 236 | 237 | 238 | 239 | 240 | 241 | 242 | 243 | 244 | 245 | 246 | 247 | 248 | 249 | 250 | 251 | 252 | 253 | 254 | 255 | 256 | 257 | 258 | 259 | 260 | 261 | 262 | 263 | 264 | 265 | 266 | 267 | 268 | 269