『ラストパーティ』脚本④

転送エリアに続く廊下を歩く、ヨシヒコと湯浅。
湯浅「そもそもだが・・・どういった技術で人間を異世界に送っているのかね・・・」
ヨシヒコ「・・・量子テレポーテーションという言葉を聞いたことは?」
湯浅「ああ・・・全く新しい情報通信技術の一種だろう?
量子もつれを利用して、一切のタイムラグなしで情報を遠方に転送できる・・・」
ヨシヒコ「我々もある種の情報ですからね・・・マシンスペックさえあればなんでも転送できる・・・
実際、2003年にアメリカ軍はドローン兵器をイラクに転送していたそうです・・・
しかし、物体の転送は世界経済に与えるデメリットがメリットよりも大きいということで国際的に禁止された・・・」
湯浅「では、どうやって特許を・・・」
ヨシヒコ「実は禁止されたのは、この世界での量子転送なんです・・・」
湯浅「・・・?」
ヨシヒコ「10年前、ぼくは、量子テレポーテーションが、「コマキ・アミューズメントパス」というIDカードの暗号化技術に応用できると考えていた・・・
本社は、このアミュパスを使って、プレイヤーのプレイ履歴や課金額のデータを集め、分析し、さらに依存性の高いゲームを開発したかったわけですが、そこで絶対に防ぎたかったのが情報流出と、不正アクセスです。
この仕事は正直なにも楽しくなかったですけど・・・興味深い現象が起きた・・・
量子テレポーテーションの際に用いる周波数によって、アミュパスのデータが勝手に変わってしまったんです。」
湯浅「外部からのハッキングかね?」
ヨシヒコ「それは原理上ありえません。
しかし、現実問題としてデータが外部から干渉されたように書き換わってしまう・・・
わたしたちの開発チームは落胆しましたよ・・・
そして、とある実験を思いつきました・・・いつもデータが変わってしまう周波数を控えて、今度はメッセージを送ったんです。すると、地球上のどの言語とも異なる暗号文が送られてきた・・・」
湯浅「なるほど・・・異世界との量子転送は・・・」
ヨシヒコ「禁じられていない・・・すぐさま本社は特許を取ったってわけですね・・・
さあ、つきました・・・」
「マジックキングダム」と書かれたゲートの中に入ると、さらにトンネルの石段が続いている。



マジックキングダムの最終転送ルームに小田が入ってくる。
ヨシヒコ「君も同行してくれるのか?」
小田「私は臆病だから正直嫌なんですが・・・
泉さんが退職してから、最もマジックキングダムに入ったのはガイドのわたしなので・・・」
ヨシヒコ「現地の現在の様子は?」
小田「半年前のコマキ社によるキャッスルヴァニア侵攻を、ブリジッド王ライオンハーティドは、ガリア大陸の暗黒皇帝ハデス・モルドレッドによる奇襲攻撃だと決めつけ宣戦布告。
現在、レスター海峡を挟んで全面戦争が起きています。
皇帝ハデスは、この宣戦布告はブリジッド王が大陸領土を手中に収めたいがための、大義のないでっちあげだとして、先月大規模な報復攻撃に打って出ました。
特に、ブリジッド王国内の神都ハルティロードの大神官、イノストランケヴィア3世を捕囚し、大陸側のパーガトリーに教皇庁を強制移転したことは、信仰心の厚いブリジッド民の恐怖と怒りを買い、事態をさらに悪化させる結果になりました。」
首を振るヨシヒコ「開戦理由がうちの会社とはね・・・」
現地の地図を指さして小田。
小田「先月2日、姫川部長はキャッスルヴァニア地方のここ・・・ストレイシープ村のコンセッションで販売するポップコーンのフレーバーの最終確認のため現地入りしました。
キャッスルヴァニア地方をドリームワールドのメインエントランスに選んだ理由は、治安がそこそこ安定しており、野生モンスターの生息数も少なかったためですが、この時すでに皇帝ハデスはブリジッド領内に侵略的外来モンスターを3000頭もはなしており・・・
この平和な村はまっさきに魔物の餌食になりました。」
ヨシヒコ「保安部員は同行してなかったのか?」
小田「まさか戦争がはじまると思っていなかったので、軽武装で・・・
その混乱に乗じて姫川部長はさらわれてしまいました。」
ヨシヒコ「では、どの勢力が桃乃を誘拐したかはわからないのか・・・」
袖をめくって腕のブレスレットを見せる小田「手掛かりは、この入場パスです。
ここにバイタル測定器と発信機がついているので、これを頼りに何度か救助隊を送ったのですが・・・」
ヨシヒコ「つまり、桃乃はまだ生きていると。」
頷く小田。
ヨシヒコ「だいたい分かった。まずはその被害現場のストレイシープ村に向かおう。」
小田「あそこはもう崩壊してモンスターの巣ですが・・・」
ヨシヒコ「モンスターの種類は分るか?」
図鑑をめくる小田「ええと・・・キャプラ・メガロセラス・・・ホモ・オルニトゥス・・・
なんて読むんだ、これ・・・パラメシウム・ファンエヴァンドレイラス・・・?」
ヨシヒコ「ヘルゴートにハルピュイア・・・それに・・・グレート・スライム・・・こいつは珍しいな。」
小田「どれも危険な怪物です・・・」
ヨシヒコ「なんてことはない、ただのでかいヤギとハトとゾウリムシだ・・・
見た目が不気味なだけで、この種族は人間は襲わない。」
「安全第一!装備は常に最強装備にすること」と書かれた看板のある武器庫の方を指差して、小田「で・・では・・・武器は持っていかないんですか?」
ヨシヒコ「そんなものを持って行ったことは一度もないよ。」
小田「危険な世界だから閉鎖したんじゃないんですか?」
ヨシヒコ「“だから”だ。武装したところで我々には勝ち目はないのさ。」
腕にブレスレットをはめて、背広をはおうヨシヒコ。



コントロールルーム
結城「転送地点をMK42になさい・・・」
オペレータ「泉さんが指定したポイントと違いますが・・・」
結城「あの子、この私をぶったのよ!
会長にも殴られたことがないに・・・!
許せないわ・・・マジックキングダムでならず者の騎士にちょんぎられちゃえばいいわ。」
オペレータ「会長の娘さんの救出はどうするんです・・・!?」
結城「シャラップ言うとおりになさい・・・!
あんたたちの賞与の査定をしているのはこのあたくしよ!」



最終転送ゲートの前に立つヨシヒコと小田。
名刺入れを確認するヨシヒコ。
小田「・・・ホントにスーツで行くんですか?」
ヨシヒコ「どのみち、我々はエトランジュ(よそ者)・・・なら正装で尋ねるのが筋だろ?
冗談はさて置き・・・スーツほど機能的な防寒着はないのさ・・・
現地はもう秋になる・・・夜は冷えるぞ。」
オペレータ「現地に接続中・・・完了、ゲートを開放します・・・!」
アナウンス「勇者のみなさん、マジックキングダムへようこそ!
ここは剣と魔法の世界。エゼルバルト城に囚われたプリンセスを仲間と共に救出しましょう!」
微笑む小田「この声、あたしなんです。」
腕時計に目をやるヨシヒコ「滞在時間は20分だ。
現地は戦時中・・・ストレイシープ村を探索したらすぐに引き返そう。」
小田「了解です。」
ゲートが開き出すと、転送エリアに日が差し込む。
心地よい風と木漏れ日、そして小鳥のさえずりが聞こえる。
ゲートの向こうに足を踏み入れる2人。
アナウンス「さあ、スリルとロマンスいっぱいの大冒険の始まりです!」



コントロールルームに戻ってくる湯浅
オペレータ「泉さんら2名がマジックキングダムに転送されました。」
結城「専務のお気に入りの泉ちゃんはうまくやるかしら・・・」
湯浅「含みを持たせるじゃないか・・・
行ってしまったら最後、こちらから現地の様子はわからない・・・祈ろう。」



ドリームワールド
キャッスルヴァニア地方ホーン平原
のどかな草原を歩くヨシヒコと小田。
ヨシヒコの持つポータブルセンサーを見て小田
「それはなんなんですか、泉さん。」
ヨシヒコ「これはコンピテンシーリーダー・・・
こうやって人にかざすと、その人材の経験やスキル、強みや積極性が読み取れる。
人事採用の最終兵器さ・・・」
小田「ほえ・・・」
そう言うと、小田にコンピテンシーリーダーを当てる。
ヨシヒコ「小田順子・・・20歳・・・本名は響琴音・・・きみ、本名の方が芸名っぽいな。」
小田「どういう原理なんですか??」
ヨシヒコ「ドリームワールドのスタッフの名簿データを入れているだけさ・・・
もともと子役で16歳で声優デビュー・・・
メルヘンが好きで夢見がちな性格・・・
記憶力に優れ、アニメの台本の他、異世界の言語も数日で習得・・・
ほう、これはすごいスキルだ。」
小田「へへ、褒められちゃった。
私の夢は、この世界で白馬の騎士様の玉の輿に乗ることですから。
言語習得は古魔族語からエスカイヤ階級のアクセントまでばっちりです。」
自分が作った機械を見つめてヨシヒコ「・・・けっこう正確だな、これ。
・・・で、ストレイシープ村はどこだ?」
小田「あれれ・・・そろそろ目印の水車小屋が見えるはずですが、おかしいな・・・転送位置がずれちゃったのかも・・・」

その時、遠くの丘から馬に乗った騎士が現れる。
ヨシヒコ「君の花婿が来たぞ。」
感動する小田「うわ、甲冑騎士って初めて見ました・・・!」
ヨシヒコ「つまり、非常時ってことだな・・・あれはどっちの勢力だ?」
双眼鏡を取り出す小田「鎧の紋章が小さくて・・・」
すると、小田を抱きしめるヨシヒコ。
ドキっとする小田「泉さん・・・?」
ヨシヒコ「しっ!!」

大地が振動する。
ヨシヒコ「ブリジッドだ・・・旗を見ろ・・・」
小田「へ?」
丘の向こうから軍旗が見え隠れする。
しばらくすると丘の向こうから騎馬戦士の大群がこちらに押し寄せてくる。
ヨシヒコ「こっちに来るぞ・・・!まずい・・・!!」
逃げ出そうとすると、向こう側からはガリア帝国の重装歩兵軍団が突進してくる。
ガリア帝国は調教された巨大なヤギにカタパルト(投石器)などの攻城兵器をひかせている。
小田「挟まれました・・・!」

ブリジッド騎士「カタパルトの射程まで要塞に接近させるな!ここで撃破する!!」
ガリア帝国兵士「ヘルゴートを5頭放て!!愚かな騎兵を蹂躙しろ!!」

すると、2人の方に矢の雨が降ってくる。
小田を押し倒すヨシヒコ「危ない!!」
小田の盾になるように彼女にのしかかる。付近の地面にドスドスと矢が突き刺さる。
ヨシヒコ「だ・・・だいじょうぶか小田さん!?」
見ると、小田の肩に矢が突き刺さっている。
泣き叫ぶ小田「あああ・・・!痛い!!」
ヨシヒコ「急所は外れてる・・・!」
小田「熱い熱い・・・体が溶けちゃう・・・!」
ヨシヒコ(・・・マジックアローか?)
苦しさのあまりに、ここから逃げ出そうと体を起こしてしまう。
小田「王子様、助けて・・・!!」
ヨシヒコ「バカ!頭を上げるな・・・」
すると、ブリジットの騎士がすれ違いざまに、小田の体を真っ二つにしてしまう。
宙を舞う、小田の首。
血を吹き出し、地面に倒れる胴体。
その直後、ガリア軍のヘルゴートが突進し、小田の死体を踏んづけてぺちゃんこにしてしまう。
一瞬で跡形もなく消えてしまった小田順子。
頭を抱えて丸くなるヨシヒコのすぐそばでぶつかり合う両軍。
騎士「喧嘩上等!やってやらあ!」
重装歩兵「ガリア軍なめんなよ!!ぶち殺す!!」
戦に巻き込まれないように、戦場を転がるヨシヒコ。

ガリア兵「隊長!カタパルト行けます!」
ガリア隊長「目標マイヤー砦第一隔壁!撃てえ!!」
カタパルトが回転し、燃えさかる巨石を砦に向かって放つ。
暴走したヘルゴートの第一陣は、城門に突進し突き破ろうとする。



ヨシヒコは戦場を離れて斜面を降り、草むらに飛び込む。
ふらふらと立ち上がって、戦場の様子を振り返る。
爆発音がとどろき、砦のあちこちで火の手が上がる。
息を整えるヨシヒコ「あいつ・・・わざと戦場のど真ん中に転送しやがった・・・!!」
すると、ヨシヒコの隣に、若く美しい女性の顔が現れる。
ヨシヒコ「・・・小田さん??」
しかし、よく見ると、若い人間の女性なのは上半身だけで、体のほとんどは巨大な怪鳥になっている怪物が、ヨシヒコに顔を近づけていたのだ。
肝を潰すヨシヒコ「うわああああ!!」
怪物は、ヨシヒコとともに草むらに転がってきた小田の死体に群がり、死肉をあさり出す。
ヨシヒコ「あ・・・あっちいけ!!」
怪鳥「チョーダイ。チョーダイ?」
ヨシヒコ「そんな言葉ばっかり覚えやがる!!やめろ!
その人はお前らの餌じゃない!!」
埒があかないので、石を怪鳥の羽にぶつけるヨシヒコ。
怪鳥は西の空に飛び去っていく。
ヨシヒコ「待てよ・・・ハルピュイアは壊滅した村の食料を狙う・・・
あいつを追えば・・・」

『ラストパーティ』脚本③

ドリームワールド城の地下にあるコントロールルーム
たくさんのモニターはパーク内の様子を映し出している。
着陸態勢に入るジェット機を眺めるサングラスの男。
ドリームワールド開発責任者にして、コマキの天才ゲームクリエイター結城秀夫である。
結城「ちょっと・・・会長の最終視察は来月じゃなかったかしら?」
オペレータ「ああ・・・違いますよ・・・」
結城「じゃあ誰?」
オペレータ「泉さんです。」
結城「泉!!??なんであの坊やが?
労働組合を作ろうとしてクビになったはずでしょう。」
湯浅「私が呼んだんだよ・・・」
結城「よその会社が余計なことをしてもらっちゃ困るわ・・・!
泉ちゃんがどういう人間か知ってるの?」
湯浅「・・・転送ゲームの開発に最初から携わっていたのは彼じゃないか・・・」
結城「正確には、夫妻よ・・・桃ちゃんはともかく、泉ちゃんをこのタイミングで呼ぶのはミステイクもいいところよん。泉ちゃんは転送ゲームの実装には反対していたんだから。」
湯浅「・・・今となってはそれが正解だったな・・・」
結城「冗談じゃないわ!ドリームワールドのオープンは来月なのよ!
ソー、だから、あんたはとっととマジックキングダムから桃ちゃんを連れ出してちょうだい。
来月の会長視察であのじいさんに“事故”がバレたら、このドリームワールドは閉鎖。
あたしたち開発陣の苦労は水の泡・・・
それどころか、あの守銭奴は責任をあたしたちに押し付けて損害賠償請求をするわ・・・」
湯浅「そんなメチャクチャな・・・会長の判断でこのテーマパークは建設されたのだろう?」
結城「コマキを舐めないでちょうだいな。この会社にそんな道理は通じないのよ。
自分の知らないところで現場スタッフが暴走し、大切な一人娘を奪った!って裁判を起こすに違いないわ。」
湯浅「私たちの出資した資金は回収できるのか?」
結城「フール!掛け捨てに決まっているでしょう!お花畑もいいかげんにして!
インショート、つまり、私たちはドリームワールドをオープンさせるしかないのよ・・・
そして、あなたが呼んだ泉ちゃんはその妨害こそすれ、協力は決してしないわ。
あのコンピューター坊やはね・・・スリルというものが大嫌いなの。
どんなにバイオレンスなことが起きても、プレイヤーはセーフティ・・・それがテレビゲームなんですって。」
湯浅「君の見解は違うのか?」
結城「おほほほ!あたくしは、音楽体感ゲームのパイオニアよん!
画面の中のクリボーを踏むよりも実際にダンレボのパネルを踏んづけたほうが楽しいじゃない!」

その時、コントロールルームの扉が勢いよく開き、ヨシヒコが入ってくる。
ヨシヒコ「妻に会わせろ、レゲエ・ユーキ。」
結城「あらあら・・・お久しぶりだこと、泉ちゃん。我がドリームワールドへようこそ・・・!
残念だけどオープンは9月なの。遊びたいなら来月またいらっしゃい。」
ヨシヒコ「くだらない冗談はやめろ。
この島で一体何が起きている?」
結城「計画は順調よ。何も問題は無し。」
ヨシヒコ「資金繰りに行き詰まっているんじゃないのか?
だから、そこにGASEの湯浅さんがいるんだろう。」
結城「随分な言い方ね泉ちゃん・・・あなたが途中で投げ出したプロジェクトの尻拭いをこっちはしてるのよ。感謝して欲しいくらいだわ・・・」
ヨシヒコ「お前が私を会社から追い出して、プロジェクトを奪っただけだろう。
いいから、妻を出すんだ。」
結城「いつまで旦那のつもり?あんたたちが離婚したのは何年前よ。」
ヨシヒコ「コマキアミューズメント第二開発部の姫川桃乃に会わせろ。」
湯浅「・・・君を呼んだのはほかでもない、その彼女の件なんだ。」
ヨシヒコ「・・・桃乃に何かあったんですね。」
結城「おほほ・・・バイザウェイ、ところで園内のキッチンカーにはいったかしら?
あそこのタコスは絶品よん。」
湯浅「・・・結城さん、もう隠すのは無理だ。ラストパーティ作戦を彼に話すぞ。」
ヨシヒコ「ラストパーティ?」

壁の巨大モニターの前に立つ湯浅。
モニターには園内マップが映っている。
湯浅「まあ、座りたまえ・・・ご推察のとおり、資金は底をついている・・・
深未今日子教授の量子転送技術の権利買収で300億・・・その特許申請に12億・・・
土地買収に1兆、転送ポートの設置に1000億×7・・・」
ヨシヒコ「7基・・・!?アトラクションエリアは4つのはずでは・・・」
湯浅「井伊会長が7つの方がキリがいいということで増やしたそうだ・・・
そして、7つめの追加エリアで事故が起きた・・・」
結城「事故という表現が良くないわね。ちょっとしたトラブルよ・・・」
湯浅「追加エリアは、異世界に飛べばカジノ規制は治外法権だということで設置されたギャンブルエリアのビリオンパラダイスと、連続猟奇殺人の犯人を名探偵と推理するゴシックホラーの世界、ホーンテッドレジデンス・・・
そして・・・あなたが初期探検であまりに危険だと閉鎖した・・・」
ヨシヒコ「マジックキングダムか・・・」
結城「オープンまでに新しい転送先(リージョン)を探す時間がなかったのよ。」
ヨシヒコ「嘘はやめろ。最も安全なヴィーナス・スプリングスが閉鎖されているじゃないか。」
湯浅「取締役会に、そのエリアは集客が見込めないと判断された。
そして、なぜ剣と魔法の世界であるマジックキングダムを加えないんだとお叱りを受けたらしい。」
ヨシヒコ「役員たちに初期探検のレポートは見せなかったのか!」
結城「見せたわよ。」
ヨシヒコ「会長は客が虐殺されるテーマパークを許可したのか?」
結城「あのじいさんはこう言ったわ・・・危険なら安全にすればいいってね。」
湯浅「ということらしい。コマキはさらに5000億円を追加して保安設備を揃えた。」
ヨシヒコ「保安設備?」
湯浅「わかりやすく言えば兵器の類だ。対戦車誘導弾に迫撃砲・・・
そういったものを装備した傭兵をマジックキングダムに送り込んで転送ポータル周辺を無力化したんだ・・・転送ポータルのサイズを拡張したのも、武装ヘリや戦車を転送できるようにするためで・・・」
ヨシヒコ「異世界を侵略したのか!?」
結城「お客を受け入れるエリアだけよ・・・つまり、5つの村と2つの砦、1つの城は現代兵器によってデストロイ!陥落させたわ・・・
野生のモンスターどもも、さすがに機関銃には敵わなかったわ。
これで、安全なファンタジー世界の完成よ。」
ヨシヒコ「なんという暴挙を・・・
マジックキングダムの社会情勢を知らないのか!?ブリジット王国とガリア大陸は王位継承権を巡って一触即発の状況・・・そんな中、王国領がひとつ滅ぼされたら・・・!」
結城「そんな難しいこと、あの会長がわかるわけないわ。」
ヨシヒコ「戦争犯罪だぞ・・・!」
結城「天井法務部長いわく、異世界に法は適用されないわ。だいじょうぶよ。」
湯浅「実際、キャッスルヴァニア地方を攻略して3か月は治安が劇的に改善されたらしい。
我々が封建制を廃止し、農奴を開放・・・民主化させたことが功を奏したと・・・
そして最終チェックで・・・姫川開発部長が現地に入った・・・」
ヨシヒコ「それはいつことですか?」
湯浅「先月の・・・2日かな・・・」
ヨシヒコ「で・・・今も現地にいると・・・?」
結城「ええ。」
ヨシヒコ「では、今すぐ帰ってこさせてくれ。子どもたちが会いたがっている・・・」
結城「まあまあ、落ち着いて・・・ほら、小田順子!タコスよ!タコスを買ってきなさい!
まったく気が利かない子ね!」
駆け出す小田「!す・・・すいません・・・!!」
ヨシヒコ「そんなものはいらない!
キャッスルヴァニアのどこにいるんだ!エゼルバルド城か?クヌート砦か?」
結城「わからないのよ。」
ヨシヒコ「わからない・・・!?」
結城「あの世界のやつら・・・圧倒的武力を前に従順になったと思ったら・・・
あたしたちの世界の有力者がやってくるのを待っていたのよ・・・」
ヨシヒコ「おまえは何を言っているんだ・・・」
湯浅「姫川部長は・・・拉致されたんだよ。」

ヨシヒコに殴られて吹っ飛ぶ結城。
慌ててあいだに入る小田「ぼ・・・暴力はやめましょう・・・!」
ヨシヒコ「馬鹿かこの会社は!!
いきなり軍事侵攻して恨みの一つも買わないと思っていたのか!!
異世界は都合のいいオモチャじゃないんだぞ!
ああ・・・まったく・・・なんて短絡的なんだ・・・!
会長の狂った命令を役員連中が誰も止めないのも愚か極まりない・・・!」
結城「うちの役員はイエスマンばかりだもの。あなたも知ってるでしょう?」
ヨシヒコ「・・・で、この件を会長は知っているのか?」
結城「バカ正直に話すわけ無いでしょう!
長期滞在のロケテストをやってるってことになってるわ。」
湯浅「井伊会長が現地を訪れるのは、オープン直前の来月5日・・・
つまり、それまでに姫川部長を救出しなければ・・・この事故は会長にも知れてしまう・・・
君は現地の風俗に詳しい・・・
ぜひ、最後の救助隊ラストパーティを指揮して欲しいのだ・・・」
ヨシヒコ「1200万円のギャラの理由が分かりましたよ・・・
おい、結城・・・最後ということは、何回か救助隊は送っていたのだろう?」
結城「ええ・・・」
ヨシヒコ「その資料をすべてよこすんだ・・・」
湯浅「ということは・・・」
ヨシヒコ「桃乃が拉致されて35日も経っている・・・すぐに現地に飛びます・・・」

液タブを買う

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 とうとう手に入れた。

 これで、紙がかさばらない、消しカスが発生しないなどが期待されるが、40代になるまでデジタル機器でお絵かきをしたことがないため(マリオペイント除く)、どうしたらよいかわからず、未だに箱の中に眠っています。そのうち使ってみて、その文明開化的な性能をレポートしてみます!
 まあ、当分はラストパーティの脚本の制作になりそうだけどね。漫画制作の依頼も進みそうで、結局進んでないし。同じモチーフをたくさん描くのがイラストレーターさんにはできないようだ。・・・出来ると思うけどなw

『ラストパーティ』脚本②

回想
朝のキッチンで二人の子どもの朝食を作る泉ヨシヒコ。
卵を割ってフライパンで目玉焼きを焼く。
ヨシヒコ「イチカ、ランドセルに宿題は入れたか?」
イチカ(長女)「パパ~遅刻しちゃうよ、ごはんまだ?」
ヨシヒコ「シリアルを食べて待ってなさい・・・!」
フタバ(次女)「あたしあけてあげるね!親切でしょ?褒めてくれていいよ!」
袋を開けるのを失敗してシリアルを床に全てばらまいてしまうフタバ。
イチカ「なにやってんのよバカ!」
妹を叩くイチカ。
泣いてしまうフタバ「イチカばかじゃないもん!うわ~ん!!」
ヨシヒコ「喧嘩はよしなさい!イチカ、シリアルを拾いなさい」
イチカ「ばらまいたのはフタバだもん!」
フタバ「食べるのはイチカだもん!」
イチカ「なによ、このバカ!」
取っ組み合いをはじめる姉妹。
泣き出すミナギ(長男)「うわ~」
ヨシヒコ「ああっおしっこしてる・・・!おしめ変えないと・・・」
電話が鳴る。
イチカ「はいもしもし泉です・・・パパ、保育園からだよ。」
ミナギのおむつを替えるヨシヒコ「あとでかけなおすって言っといて!」
フタバ「なんか焦げ臭い・・・」
ヨシヒコ「いけない・・・!目玉焼きが炭に・・・!」



喫茶店に入るヨシヒコ
店内で手を上げるスーツの男。
宮本「こっちだ、専業主夫」
気まずそうに宮本のテーブルに近づくヨシヒコ
「そんなでかい声で言うな。」
宮本「コーヒーすっかり冷めちゃったぞ。」
ヨシヒコ「すまない、保育園の道がこの時間帯は混んでて・・・
で、どうだった?」
宮本「あんたが信頼できる人物で、とりわけ優秀なゲームクリエイターなのは各社に伝えた・・・
しかし、いい回答を得られたのはわずか2社だ・・・」
ヨシヒコ「そうか・・・」
宮本「君に最も興味を示したのはGASEだ。ここは書類選考も通ってあとは役員面接だけだったのだが・・・あんたの古巣の妨害工作が入って御破算だ。」
ヨシヒコ「なんだって・・・」
宮本「コマキ社のOBを入社させるのはどのゲーム会社もためらっている・・・
嫌がらせや苦情が入るからだ・・・」
ヨシヒコ「この際、ゲーム業界でなくてもいい・・・IT企業でいいところはないか?」
宮本「ダメだな・・・元コマキという肩書きはとんでもないスティグマ(古傷)らしい・・・
やっこさん、あんたが重要な機密情報を握って退社したと思っている。
実際のところはどうだい?」
ヨシヒコ「・・・バカバカしい・・・」
宮本「友人に隠し事はよくないぞヨシヒコ。
ブラック企業で有名なコマキでも、一退職者にここまでの仕打ちは偏執的だ。
秘密裏になにか大きなプロジェクトを進めているんじゃないか?
特許もいくつかとっているしな。
例えば、これ。“プレイヤーを臨場感あふれる視聴覚環境に移動させる装置”とは何だ?」
ヨシヒコ「キミは転職エージェントか?それとも産業スパイか?」
宮本「コマキと戦え。さもなければあんたに復職の道はないぞ。勇気を出すんだ、ヨシヒコ。
あんたが立ち上がれば、新天堂へ役員待遇でねじ込んでやる。」
ヨシヒコ「キノコを食べて強くなれって?」
宮本「あんたが知っていることは、弱点ではなく強力な武器にもなり得ると言っている。」
ヨシヒコ「・・・告発しろと?」

喫茶店の他の客が帰る。
ウエイトレス「ありがとうございました~」
すると、扉の看板を「クローズ」にする。

宮本「・・・いや、その必要はない。」
ヨシヒコ「・・・?」
宮本「実はコマキの極秘プロジェクトにほかのゲーム会社も無関係ではなくてね・・・
GASEも新天堂もコマキに多額の出資をしている。」
ヨシヒコ「そんな話は知らないぞ・・・」
宮本「コマキはこの計画に当初の10倍もの資金を投入した挙句、それも枯渇してライバル会社に共同出資を持ちかけた・・・
その際にコマキの井伊会長はなんて言ったと思う?」
ヨシヒコ「・・・“舞浜のネズミを日本から追い出す”・・・だろう?」
宮本「・・・つまり、コマキがやりたいことはゲーム開発じゃない。
テーマパーク事業だ。あたりだろう?
そして、その一大プロジェクトが今、頓挫しかけている・・・
GASEの湯浅専務は資金回収のために慌てて、現地に飛んだらしいが・・・」
ヨシヒコ「・・・だからぼくは最初から反対したんだ・・・
・・・コマキは倒産するのか?」
宮本「君が最後に携わった計画次第だと投資家は読んでいる・・・」
ヨシヒコ「キミが“ドリームワールド計画”に執着する理由がわかったよ・・・
今さらぼくをコマキに戻しても焼け石に水だと思うがね・・・」
宮本「復職はしなくていい。外部のオブザーバーと言った形で一か月だけ戻ってほしい。
報酬は弾む。ひと月で1200万円だそう。娘さんは私学に通えるぞ。」
ヨシヒコ「・・・こたえはNOだ。
誰に頼まれたかは知らないが、君はドリームワールドを知らないからそんなことが言えるんだ。」
宮本「夢の世界なんだろう?」
ヨシヒコ「・・・悪夢さ。」



帰宅するヨシヒコ。
保育園によって帰ったので、ミナギを抱いている。
ヨシヒコ「ただいま・・・」
リビングに入ると、娘のイチカがぼろぼろになって泣いている。
慌てて、イチカに駆け寄るヨシヒコ。
ヨシヒコ「どうしたんだ!?」
イチカ「・・・なんでもない。」
ヨシヒコ「何でもないわけないだろう・・・」
フタバ「パパ、お姉ちゃんはね、給食を家に持って帰ってるのをルール違反だってみんなに言われて、袋叩きにされたんだって・・・あまったコッペパンくらいいいじゃんね。」
イチカ「うるさいわよ、このおしゃべり!」
フタバをぶつイチカ。
ギャン泣きするフタバ「うわ~ん!暴力の連鎖~」
ヨシヒコを向いてイチカ「・・・ねえ、どうしてうちにはママがいないの?いつになったら帰ってくるの??」
ヨシヒコ「・・・それは・・・」
イチカ「フタバの食事を学校給食からくすねてくるのはもう限界よ・・・
私はママの代わりじゃない・・・!家のことは全部パパがやってよ、パパのせいでママがいなくなったんだから!」
ヨシヒコ「それは・・・」
イチカ「だいたいパパは真面目すぎてつまらないのよ。キャンプにも連れてってくれないし。
ママはいろんなところに遊びに連れてってくれたわ。」
ヨシヒコ「バーベキューで火傷したり、川に流されたら危ないだろ・・・」
イチカ「ママがかわいそうに思えてきたわ・・・」
ヨシヒコ「テレビゲームはなんでも買ってあげただろう。それにピアノも。
君たちをおいて家を出て行ったのは母さんだ、僕に当たらないでくれ。」
フタバ「え~んえ~ん」
ミナギ「おぎゃあああ!」
イチカ「うるさい!!泣きたいのはこっちよ!」
ヨシヒコ「わかった・・・ママを連れてくる・・・」
泣き止むフタバ「ほんとに!?」
イチカ「ママは今どこにいるの?」
ミナギをベビーベッドに寝かせて、ドリームワールドのパンフレットを取り出すヨシヒコ「ここだ・・・」
イチカ「でも、この遊園地って計画中止になったんじゃ・・・」
ヨシヒコ「ぼくが退社したあともママが開発を続けていたらしい・・・」
イチカ「ゲーム業界って泊まりがけで開発するのはわかるけど・・・一ヶ月も家に帰ってこないものなの?」
ヨシヒコ「会社の命運がかかった計画だからね・・・」
イチカ「でも、遅くなるって普通は家族に連絡はするでしょ・・・もしかして・・・ママは・・・」
ヨシヒコ「いや、開発プログラマーがテストプレーをすることは普通はない・・・」
イチカ「ママの性格を知ってるでしょう?」
ヨシヒコ「ママは会長の娘だぞ・・・会長が許さない。」
イチカ「あのじいさんなんて簡単に騙せるわよ。
ママはどのエリアを担当してたの?」
ヨシヒコ「可愛い森の動物たちや妖精さんとおしゃべりできるヴィーナス・スプリングスだった・・・」
イチカ「そんな安全な場所にママはいかないわ・・・一番危険なエリアは?」
パンフレットの地図を広げるヨシヒコ
「機械生命体と人類が恒星間戦争をしているメガ・サターン・・・
いや、国民すべてがストリートファイトしている九龍か・・・
猛獣が襲ってくるジャングルツアーズかも・・・」
とあるエリアを指差すイチカ「このバツで消されているエリアは何?」
ヨシヒコ「ああ・・・ここは初期調査であまりに危険だと転送ポータルを撤去したんだ・・・
魔法が存在するとんでもない異世界でね。
なので今のドリームワールドにはないはず・・・」
断言するイチカ「ここよ。」



東京湾上空を飛行する私設ジェット機。
機内でドリームワールドの接続世界の資料をめくるヨシヒコ
「マジックキングダム・・・
14世紀の中世ヨーロッパ社会に酷似・・・
各国は王が統治するが、世界の頂点は神に仕える教皇であり、各エリアの諸侯の権限も強い点で、絶対王政ではなく封建制度であると考えられる・・・
しかし、我々の世界のヨーロッパと大きく異なる点がいくつか存在する。
まず、野生動物に危険な種類が多いということ・・・
彼らは獰猛なだけでなく知能が高いものもおり・・・高度で複雑な社会性を有している。
そのため、多くの街は彼らを防ぐために高い壁やバリケードで囲まれている・・・」
資料には、奇妙な動物のイラストが書かれている。
ヨシヒコ「もうひとつの相違点は、宗教関係者の中には超科学的な現象を発生させることができるという点。
とりわけ原子の状態に未解明の手段で干渉し、温度を変化させることが多く、熟練者の中にはなんと気象条件を変えるものも存在する。
このマジックキングダムで宗教勢力が絶大な権限を持つのはそのためである・・・
しかし幸いなことに、こういった“マジック”を扱える人間は限られており、能力者も相当の訓練を積まなければ、その力を制御することはできない。
よって、我々の世界が科学技術の進歩によって産業革命を成し遂げたように、魔法技術の普及が文明社会に大きく影響を与えるといったことは現時点では確認されていない・・・」
スチュワーデス「そろそろ到着です・・・」
資料を閉じるヨシヒコ「きみ・・・どこかで・・・」
スチュワーデス「喫茶店でお会いしましたよね・・・わたくしドリームワールドのガイドをしております。声優の小田順子です。今回の泉さんの世話係を仰せつかっております。」
ヨシヒコ「・・・宮本め・・・すべて計画してたってことか・・・」
小田「あはは・・・では、シートベルトをお願いします・・・」
ヨシヒコ「きみは今回の件は何か知っているのか・・・?」
小田「私はただの声優ですから・・・」
ヨシヒコ「脚本にないセリフは喋らないってわけか・・・」
小田「ただ・・・戻って来てくださって嬉しいです・・・
泉さんは社員を大事にする方だと聞いてますから。」
ヨシヒコ「だからコマキから追い出されたのさ・・・あなたもいいように使われないように。」

ドリームワールド空港に着陸態勢に入るジェット機。
西洋の城やジャングル、宇宙ロケットなどが建設された島が見えてくる。
ヨシヒコ「本気でオープンさせるのか・・・」

お花見あずくん

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 いい天気だったのであずさくんと二人でお花見に行ってきました!

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 けつに桜ついてるのオモロ。ついこの間立ち上がったと思ったら、もう早歩きをしています。

GKiU-Z9akAAwegK.jpg
 葉っぱを食べ始めたので強制終了です。ありがとうございました。来年は奥さんも一緒に行ければいいなあ。今日の春の嵐で桜も散っちゃったような・・・
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