図鑑の絵から表現活動そのものを考える

 今日はとっても天気もいいしNO停電だったので、電車に乗って『英国王のスピーチ』でも観に行きがてら、友人に会いに行こうと企んだのですが、友人は風邪、映画館は上映時間が一つだけ、そもそも電車がまだ止まっていたという状況でして、やむなく断念しました・・・
 私の地元は牛乳&ガソリン騒動がそこまで激しくなかったので、ちょっと緊張感が足りなかったといいますか・・・ただ第三次産業は支えてあげたいな・・・「3.11」以降フィクションへの拒絶が始まるとか恐ろしいことをいう人もいるので・・・

 で、家にいても漫画を描くくらいしかやることがなくて、塾以外は家に閉じこもって漫画を描き続ける毎日にさすがに最近煮詰まりを感じていたので、ここ数日のツイッターでの議論がかなり刺激的で楽しいです。みなさん外出を控えたりしているのでしょうか・・・?出先でネットもやれるからそうでもないか・・・
 
 というわけで、またまた平田さんの貴重な時間を強奪し議論につき合わせてしまったのですが、これが昨今煮詰まり気味だと言われる(?)日本のアートシーンや表現活動を考える上で、とっても重要な点を示唆しているように感じたので、平田さんのご協力でツイートをまとめさせていただきました。本当にありがとうございました。

 サイエンティフィックイラストレーションから表現活動そのものを考える(仮)

魔法少女まどか☆マギカ最終予想

 あ~あ第10話気になってみちゃったよ。テレビアニメ番組の放送時間なんて普段覚えないのに覚えちゃったし。「お話そのものを観たい」と言うより「観て、何かを考えたり語りたい!」って思わせる巧妙なアニメですよね。

 以下はこれまでの確認と言うことで「ツイッター」でのつぶやきをまとめました。

 あのアニメって魔法少女もののアンチテーゼをやっているわけですよね。で、アンチテーゼって結局はテーゼ(主張)なのでメッセージ性があるんですよね。

 そしてこのアニメの巧妙なところは「それ(メタ分析)」を作中で視聴者に促している点です。これは珍しいですよね。だからネットでも議論になり盛り上がったんじゃないかと。

 今回(第10話)の「時をかける少女」的展開で、まどか☆マギカの脚本家の方はゲームのシナリオを書かれていたというのに納得しました。明らかにサウンドノベルゲームっぽいですね。
 あとOPのラストカットを最後に持ってくるのは予想していたのですが、二話先でした。私は最終話かと。
 ・・・ということはもう最後まで救いようのない話になっちゃうかも。
 
 で、最後までシニカルで悲しい展開にするなら、おそらくあの歯車の魔女「ワルプルギス」は何度もタイムスリップしすぎて人の命もへったくれもなくなっちゃってイカれた「ほむら」ちゃんなんだろうな。実際時間を遡る度にどんどんすさんでいくし・・・w
 悲劇を描くならもっとも戦わせたくない友達同士を戦わせるのはお決まりだよね。MOTHER3の双子の兄弟とか・・・

 シナリオライターがグッドエンディングへの上手い展開を何度も書いては失敗して捨てるように、ほむらちゃんは5度も6度も同じ状況を実験しているんだから、もはや望み通りの結末になっても彼女の心は満たされないのではないか。
 時間を巻き戻し、人生の失敗すらリセットできるのならば、正直非人道的なことだってためらわなくなるし(時間を戻れば人の命だって生きかえるから)、実際もうそれに近い精神状態になっている。家で自家製手榴弾作っているしな。
 
 付け加えるならば、彼女の望む結末に最も近かったのは1度目だったようにも思える。被害が少なかったし。ただ肝心のまどかが亡くなったので、彼女にしてみればやっぱりバッドエンディング。そこからこの話は始まったんだしね。
 でもまどかは魔女にならなかったし、マミさんはおそらくどの時間軸でも死を免れなさそうなので(本当に哀れ)、あのエンディングが最善だったんじゃないかと。

 あと魔女ワルプルギスがほむらなら一週目で出てくるのは矛盾するのですが、多世界解釈的には原因と結果が逆転するのはOKだし、これなら『鏡の国のアリス』元ネタ説もうなづける。そういうことを白の女王が言うシーンがあるんですよ。
 あと興味深いのは、10話って何度も異なるパターンのエンディングは見せてくれるんだけど、一度もワルプルギスを倒すシーンが直接的に描かれていないこと。必ずカットされてる。
 つまり彼女達はワルプルギスを殺したのではなく、違う時間軸へ追っ払っただけなのかもしれない。
 ・・・で、ほむらとワルプルギスのパラドキシカルな追いかけっこが続いていると。

 問題は残り2話でこれをどう収拾させるか。ここまでセカイ系アニメになっちゃうと、『トイ・ストーリー3』のエイリアン並に「デウスエキスマキナ」が必要になってくる。
 これは強引にシナリオを補正し登場人物を救済(あと作者)してしまう「機械仕掛けの神様」のことです。
 ほむらがワルプルギスならば、最終的な救済者になる可能性があるのは、ポジション的に「キュゥべえ」もしくは「まどか」のふたりだ。
 特にキュウべえについては、私はこのアニメの作家のメンタリティそのものだと分析しているので、彼が改心して皆を救済する可能性はちょっとは・・・ある。

 まあ順当にいけば宇宙を凌駕する力がある「まどか」ちゃんなんだけど、ツイッターで知り合った理間さんが仰るに、このアニメの脚本家は救いようのない話を作るのが好きらしいので、やはりまどかではなく、キュゥべえが最終的にみんなの救世主になり、そのキュゥべえをまどかが阻止するというどうしようもない展開にもなるかもしれない。

 どういうことかというと、まどかちゃんって魔法少女になれたらそれで願い事は叶っちゃうんですって言ってたじゃないですか。
 つまり魔女を狩る魔法少女と言うシステムの元凶であるキュゥべえを生み出した張本人こそ、まどかなんじゃないかと。だからキュゥべえもまどかを過剰に意識しているのではないか。何せ生みの親だから。

 もし仮に、こんなひねくれた展開になったとすると、まどかがキュゥべえ(=魔法少女システム)を意図的に生み出したかどうかがポイントになってくるし、ほむらがまどかを助けると、そのまどかがキュゥべえを生み、そのキュゥべえがほむらを魔法少女にし・・・という堂々巡りが完成。う~んさらに複雑になってしまう・・・

 なんにせよ、いつの間にやらファンタジー(もしくはダークメルヘン)からSFになっていた『魔法少女まどか☆マギカ』。
 ただ、こういうのが流行ると「いまやファンタジーとSFはほぼ一緒」とかいう人もいるけど、それは違うと思うんだよなあ・・・
 本来は学校の理科で形成されるべき「科学観」みたいなものが共有されなくなっちゃって、科学的思考(←かなりロジカル)を物語に折り込むことができなくなっちゃった。だからSFはファンタジー化しちゃったっていうのはあると思うけど。
 このアニメの影響で、一昔前のSFのエクスキューズがなんでも「DNA」「突然変異」だったように、これからのSFアニメの苦しい時の言い訳が「エントロピー」とか「エヴェレットの多世界解釈」とかになってもなあ・・・

 最後に一言。やっぱり「さやか」ちゃんは『人魚姫』だったね。下半身魚なんてマジ勘弁してほしいんだよね~

恐竜と怪獣の違いから科学的な復元の意義について

 ここ数日ツイッターにかなりハマっちゃっていますが、そこで知り合った古生物学者「平田正礼」さんとのやり取りが対談の様相を呈してしまったので、ぜひここでも紹介したいと思います。
 この対談はまさに双方意図せずに「自然発生」したのですが、ここまでお互いが噛み合っていて、読み応えのある対談ってなかなかないかと。
 平田さんは自然科学の楽しさや重要性を一般の人にも精力的に伝えようとなさっている方で、私のような素人相手でも1を聞けば本当に2も3も返してくれる気さくな方です。

 あと、実はこの対談(?)ってかなりカットされていて本当は8時間もやっていたんですよ!

 恐竜と怪獣の違いから科学的な復元の意義について


 ちなみに平田さんのサイトでは、日本で古生物学者になるためには学生時代にどのような勉強をすればよいのか?また、古生物学者の仕事の内容とは具体的にどういったものなのか?などについて、自身の経験をもとに分かり易く解説がされています。
 さらに古生物学の読み物コーナーはとっても面白い&ためになるので必読です!

 平田正礼さんのサイト:ぱれおんとろじぃ

文化のプライオリティ

 結局偉そうなこと言っても、私がちまちま描いている漫画や、芸術、文化なんて、インフラがしっかりしてて、みんなの生活が保障されているという前提があってはじめて楽しめるヒマつぶしでしかない。水、食べ物、家、電気、水道、ガス・・・そして心の平穏がなきゃハラハラドキドキの漫画なんて見たくもないよね。
 あまりに平穏だと、人ってちょっとした刺激を求めてジェットコースターに乗ったり、漫画を読んだり、映画を見たりするけど、リアルでこんなことがおきたら無用の産物。むしろムカつく。
 普段テレビの報道番組に出ている文化人コメンテーターが、巨大地震発生以降は頭脳明晰な科学者にとって代わられたのを見ればよく分かる。文化なんてその程度なんだ。

 こういう時、普段から一生懸命研究されている学者さんほど心強いものはない。地震学者なんて「巨大地震は絶対起こります」って言っても、もはやオオカミ少年状態だったけど、この大地震の前日に「報道ステーション」で東京大学の若い女性の助教授が予言はしていたんだよね。三陸沖の巨大地震は。
 とはいえこの規模の災害はリスク管理で収まるものでもない。マグニチュード9はおそらく死ぬまでやってこない一生に一度のクライシスだろうけど。

 だからここはもう専門家に任せるしかない。岡田斗司夫さんが「普段こそ科学を学ぶべきで非常時はプロの言うことを信じればいい。逆だよ」みたいなことを言っていたけど、同感。
 とはいうものの今、原子力発電のメカニズムにすごい注目が集まっている。なんにせよ自分たちの安全で安定した生活が何に支えられているか興味を持つのはいい動きかもしれない。
 私は大雑把にしか地震や原子力発電のメカニズムは知らないし、誤った情報を流さないためにもそこら辺を論じるのは今はやめておこう。理学部じゃないもん。教育学部だもん。

 問題はいつ市民の平穏な暮らしが戻ってくるか。また退屈だから刺激を求めてサブカルチャーを楽しんでくれるようになればいいな。じゃないと私なんて存在価値がないよ。
 なにしろ今手掛けている漫画は、世界中で災害が起こってその対処に当たる危機管理局の話なんだから。ここは「けいおん!」とかの癒し系漫画の出番だよね。

『アフターマン』のリアリティとは?

 未来の地球環境が一体どうなるのか?その姿を予測するのはコンピューターシミュレーションでもまだまだ難しいと言います。なにしろ天気予報ですら明日の天気を完全に予測するのは根本的に不可能なので・・・(未来になればなるほど予測が不可能になる)
 とりあえず地質学的な過去のデータを用いて想像して見ると、太平洋がどんどん狭くなっちゃってアジアとアメリカ大陸がぶつかり太平洋は消滅するとかそんなようなことは分かるそうです。

 しかし問題は動物たちの未来です。一体これからどんな進化をするのか?人類が絶滅した後の未来の生物を取り上げた『アフターマン』と言う有名な図鑑がありますが、私はこの本がけっこう好き。
 ウサギがその繁殖力を生かして巨大化してシカみたくなっちゃったり、コウモリの孤島では牙だらけの巨大な肉食性コウモリが脚を手に、手を脚のようにして闊歩しています。

 ファンのなかには「この本は思考実験と呼べるものではなくただのSFだ」という方もいるのですが、私はそもそも「SFとは思考実験である」と考えているので、問題はその科学的なリアリティの度合いなのでしょう。
 つまり学術的な客観的思考実験がいわゆる「思考実験(コンピューターシミュレーションなど。とはいえこれも誤差が多い)」であり、それよりも作者個人の観念のウエイトが多い主観的思考実験を「SF」ということにすれば納得ができますが、私はどちらも結局思考実験なのでそれらを区別はしない、というスタンスにさせてください。

 で、私はこの『アフターマン』は一見荒唐無稽に見えて、なかなか興味深いSFではないだろうか、と思うのです。「この本に出てくる動物はリアリティがなく不気味で美しくない。つまり現実にいそうにない」という意見もあるのですが、この意見は私も半分くらいは分かるのですが、私が思うに、この本に載っている架空の動物以上に不気味で醜く気持ち悪い生物は現実にもたくさんいるので、なんとも言えません。

 こんな話があります。博物学者の荒俣宏さんはスティーブン・J・グールドの『ワンダフルライフ』を読んだとき、カンブリア紀の動物のデザインにそれほど驚かなかったそうです。
 例えば私が中学生の頃にギャグ漫画に取り上げた「オパビニア」という動物がいるのですが、この動物が最初に学会で発表された時、あまりに荒唐無稽なデザインをしていたために、会場は爆笑の渦に包まれたそうです。もちろんプロの学者の学会で、ですよ。
 しかしそんなオパビニアですら荒俣さんは「まあ、いただろうな」くらいのリアクションだった。実は荒俣さんは『ワンダフルライフ』を読む前に、たまたま深海に住むクラゲかなにかの分類をしていて、その造形がカンブリア紀の動物以上にめちゃくちゃだったから、免疫ができていたわけです。

 さらにもう一つのポイントは、未来の動物図鑑である『アフターマン』の動物は写真ではなくイラストで紹介されているということ(現実にいないので当たり前ですが)。
 だからプリニウスの『博物誌』みたいに、実際に存在する動物を絵にした時に失われる「動物としてのリアリティ」が欠損している可能性があります。
 私たちが動物図鑑のイラストでリアリティを感じるのは、リアルの世界の動物園でアフリカゾウ御本人に出会っているからです。私たちはゾウを現実に見ているので、自分たちの記憶のイメージを用いて、動物図鑑のゾウのイラストの欠損部分を補完しているというわけです。
 でもナイトストーカーもコモンラバックも残念ながら私たちは見たことがない。ディクソンさんの想像の産物だから。でもナイトストーカーが仮にいたらいたで私たちはそれを認識するしかない。事実には勝てない。まあいないんだけど・・・

 これに近いのが恐竜の復元イラスト。昔のイラストに比べればかなり現実にいそうな感じに復元画も進歩したけど、結局ご本人が存命じゃないから答えを永久に解らない。多分。
 どれも結局のところ絵だからとどのつまり『博物誌』。どんなに絵が上手い人が描いてもそれなりに『アフターマン』になっちゃっている。これは絵心のある人の方が顕著だ。美術的な美しさとか表現とか観念にいっちゃってリアルと乖離してしまう。
 細かいところまで意識を集中して描いているからこそ、動きが死んで静止画に見えてしまう。今の写真のような絵の漫画も(って写真をトレースしているだけなんだけど)みんなこのパラドクスに苦しんでいるように思える。

 どんなにモチーフに忠実でも、それを絵にした時点で事実は作者の主体によって圧縮されたり情報が取捨選択されたり捻じ曲げられてしまう。
 そして芸術家は結局のところ己れの観念を表現することしかできない。自己と言う死ぬまで出られない檻の奥深くへ落ちていってしまう。
 恐竜の復元画ははっきり言って科学なんかじゃ決してない。良くも悪くも作り手の思考実験であり、文化なんだ。
 
 最後に私が大好きなたけしさんの言葉を。

 自然ってのは、人間の創造力の源泉だからね。たとえば子供に「見たことのない動物の絵を描け」といっても、その絵はどこかに実際に存在する動物に似ているわけ。そうでもないものを描いたら、それは動物とは見なされない。人間は創造力で無から有を生み出すことができるなんて勘違いしているけど、結局は自然界に存在するものをアレンジすることしかできないわけだ。
 だからこそ、自然界のことを学んで、その仕組みを知る必要がある。何か一つ真実がわかれば、そのぶんだけ人間の創造力も広がるってこと。もし人間の創造力が無限にあるとしたら、それは別に人間にもともと備わっているものじゃない。自然界にわからないことが無限にあるから、人間の創造力も無限の可能性を秘めてるってことじゃないのかな。『たけしの万物創世紀』はじめに
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