漫画とイラストの違い

 『ダブルスピーク』写植完了!うおおお超面倒くさかった~!死ぬ~!なんてつまらない作業。そんな事言ったら漫画製作なんてすべて面倒で地味でつまらない作業だけど・・・
 まあなかにはT君のように「絵描くのが好き!」って言う人もいるけど、なんだかんだで集中力もいるし疲れるんですよね。
 しかしdescf氏にこの前「SFは変に分かりやすくしない方がいいと思うよ」と励まされたり、BBSに自分の漫画を気に入ってくれた人の書き込みがあったりすると、嬉しくなって頑張らなきゃって気持ちになりますね。読者期待効果。

 『イッツアドリームワールド』は相変わらずユッキーを描くのに苦戦しているけど(このシリーズのヒロインなのに・・)、その内ブレイクスルーが来てスラスラ描けるようになればいいな。
 実際『80日間宇宙一周』ではライトを設定画通りにバランスをとって描くのはすっごい難しかったけど、最後の方はミグよりも描き慣れてたし・・・
 『ドリームワールド』では秋葉原紅葉さんは大体極めたな。どのコマも大体同じように描けるようになった。

 漫画がイラストと大きく違う点は、やはり同一人物を様々なアングルから描くことだと思う。一枚絵としては絶対選ばないようなアングルや表情でもストーリー上描かなきゃいけない時が結構ある。
 だからよくありがちなのが、イラストは超うまいけど漫画は描かない漫画家志望?の人。漫画って一枚絵のイラストの連続じゃないから、全てカッコいいショットだけじゃないんですよね。
 アングルが変わったら別の人に見えちゃまずいし・・・そう。そういう点でユッキーの平凡なデザインは難しい。
 気を抜くと江馬さんと区別つかなくなっちゃうし・・・色がつくと全然違うんだけどな・・・

 あと美少女キャラの見分けがつかないって言うのは、あれは酷だよ。だいたい美人を集めると美しさのパターン(顔立ちが整っているなど)ってそんなに無くて収斂するから、区別がつかない場合があるし(モー娘とかAKBとか区別つかないもん)、漫画の絵って鼻とか輪郭はかなりデフォルメして省略しちゃうから、顔の情報量が減るんだよな。
 担当編集者に「女の子の見分けがつくようにして」って言われて描いたのが『クオリア』だったんだけど「絵がリアル」って、おい!顔の見分けがつくようにリアルにしたのに!(泣)
 けっこう鼻筋とか描ければ、人の顔って印象変わるからいいんだけど、美少女ものって鼻の描写は「ただの点」で済ませちゃうから、無理だって!
 あとは美少女キャラを複数出さないようにするしかないよ!

恐竜番付2010

 本サイトのギャラリーコーナーは一応クライトンサウルスで完結しましたが、「サイトのTOPイラスト」と称して未だに気が向いたらたま~に恐竜のイラストを描いています。
 今回は今をときめく旬の「トロサウルス」を取り上げましたが、他にも描いてみたい恐竜がまだいて、ゴルゴサウルスやイグアノドン、資料が少ないけど装甲がめちゃかっこいいアンペロサウルスなんかは挑戦してみたいですね。
 あとパラサウロロフス。こいつはギャラリーのラインナップに加えようと思ってたらなぜかもれちゃった。有名なのに・・・

 さてここでは大相撲やお笑い界を見習って、私の独断と偏見による恐竜番付を決定したいと思います。最近恐竜の発掘についていけなくなっているので、ここで適当に整理。
 ・・・とはいえあとあと間違いに気付いたら修正します。

恐竜第一世代(エノケンさんレベル)
黎明編。18世紀から19世紀初頭のイギリス。
イグアノドン・・・鼻に角がついてるでかいイグアナ復元
メガロサウルス

有名な学者
オーウェン・・・恐竜を定義
バックランド・・・ライエルの師匠。メガロサウルス
マンテル・・・イグアノドン


恐竜第二世代①(たけし、さんま、タモリさんレベル)
化石戦争編。所謂“大御所”がここ。19世紀のアメリカ。
アロサウルス・・・ジュラ紀の覇者
ディプロドクス・・・長い
ブラキオサウルス・・・重い
ステゴサウルス
トリケラトプス
カマラサウルス

有名な学者
マーシュ・・・コープのライバル
コープ・・・マーシュのライバル


恐竜第二世代②(所さん、関根さんレベル)
アジア開拓編。20世紀。アメリカと共に舞台は中国、モンゴルへ。
ティラノサウルス・・・言わずもがな
プロトケラトプス・・・モンゴルの恐竜と言ったら
オヴィラプトル
マメンチサウルス・・・中国の恐竜と言ったら

有名な学者
オズボーン・・・コープの弟子
ブラウン・・・白亜紀後期のヘルクリーク層を発掘した化石ハンター
ダグラス・・・ジュラ紀のモリソン層のプロ
楊・・・マメンチサウルス。フレーミングクリフも


 ・・・ここで一昔前の恐竜図鑑は完結していた気がする。トラコドンとか、石頭恐竜のトロオドンとか、何もかもみな懐かしい・・・しかしこの後大きなパラダイム転換が・・・


恐竜第三世代(とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンレベル)
恐竜温血編。1960~80年代。
デイノニクス・・・温血説のホープ。『ジュラシック・パーク』でドロマエオサウルス科は一躍有名に。
マイアサウラ・・・子育て説のホープ
スーパーサウルス、セイスモサウルス、ウルトラサウルス・・・超巨大竜脚類
バリオニクス・・・初の魚食恐竜

有名な学者
オストロム・・・温血説
ホーナー・・・子育て説
バッカー・・・ヒゲもじゃ。オストロムの弟子


 ・・・ここで恐竜図鑑は新しく確立された。私が小学校高学年の頃は、このレベルの図鑑か、第二世代②までの図鑑が多かった。
 またインターネットが普及してなかったので、恐竜の最新情報は十年遅れて輸入されていた。あと「天才テレビくん」でなんか恐竜のアニメがやってた。世は良くも悪くも恐竜ブームだった。


恐竜第四世代①(爆笑問題、ネプチューンレベル)
ゴンドワナ大陸編。1990年代前後。
カルノタウルス・・アルゼンチン
アマルガサウルス・・・アルゼンチン
ギガノトサウルス・・・アルゼンチン。ティラノ超えで話題に
アルゼンチノサウルス・・・アルゼンチン。恐竜で一番でかい
エオラプトル・・・やっぱりアルゼンチン。もっとも古い恐竜
クリオロフォサウルス・・・極地域に生息

有名な学者
ポール・・・イラストが巧い。一時期みんなこの人の画風にかぶれた気がする
カリー・・・カルカロドントサウルスの発掘など。もはや大御所
セレノ・・・エオラプトルなど
ボナパルテ・・・アルゼンチンの恐竜を記載
 

 私が詳しいのはここまで。この後はもう正直ついていけなくなった。


恐竜第四世代②(さまぁ~ずレベル)
羽毛恐竜編。20世紀末。
シノサウロプテリクス・・・羽毛の痕跡が見つかる。恐竜温血説一部の種ではほぼ確定。
アラシャサウルス・・・テリジノサウルスがイメチェンする


恐竜第五世代(芸人バブル期)
新世紀編。21世紀~
イメチェンしたスピノサウルス
スコミムス
ジョバリア(復元ポーズがインパクト大)
ディロング(ティラノサウルスの下積み時代)
マカシアサウルス(首長竜のような頭の恐竜)
ニジェールサウルス(掃除機)
ティタノサウルス科がやたら増える


 いや~やっぱり第5世代以降は私にとって未知の領域です。とりあえず私のイメージではこんな感じ。おそらく今は世界各地で同時に発掘がおこなわれているから、整理しにくいんだと思う。

ラベルとペルソナの世界

 最近dario氏の「しょブログ」の更新率がやばい。私は今漫画を描いているので(9月になっちたよ!)、ちょっと記事の更新が滞っていて、他の人のブログを読んで楽しんでいますが、その「しょブログ」で面白いことが書いてあったので、今回はそれについて取り上げようと思います。

 例えば、猫という言葉は誰が使っても猫です。

 しかし、猫を思い浮かべたときにそれぞれ猫のイメージは違います。三毛猫でフサフサでかわいいイメージを持つひと(A)もいれば、魚をくわえて逃げる嫌な猫イメージを持つひと(B)もいます。
 そのとき「のら猫が玄関のところにいたんだ」というメールがきたら、Aはミルクをあげたりしたのかなーと話の続きを想像するでしょうが、、Bは家に入られたらたまったもんじゃないよね!と話の続きを想像します。

 言葉はひとつでも、その言葉をどういったニュアンスで使っているかは人それぞれ。言葉で説明するときはそれを踏まえてズレがある前提で、伝わり方を確認するなどの工夫が必要なのだと思います。
 受け取る側はむやみやたらに文章に勝手な意味(ラベル)をつけないようにしなきゃね!


 つまり言語のやり取りについて論じているのですが、具体例を見るようにこれは齟齬の問題ですね。
 言葉それ自体についてはかつてコラム「ゆとり世代批判批判」で論じたので割愛しますが、ネコの具体例はなかなか分かりやすい。
 人間は確かに僅かな情報でも自分の想像力でイメージをふくらませ解釈する傾向があります。この例では「ネコ」という情報だけで双方がそれぞれイメージを膨らませたため、解釈に相違が出たのでしょうが、おそらくそのあとBが「いや~家に入られたらたまったもんじゃないよね!」と言えばAは(あ、そういう意味で言ってたのか)と心の中で思い、イメージを修正、会話を合わせることができます。
 まあここでの会話は実際会って喋っているのではなく、メールなので、そのような「解釈のずれ」が気付かれずどんどん増幅されていってしまうよねってことなのでしょう。

 しかし「ラベルリング」には確かにネガティブな面もありますが、サルトル等をふまえるに、我々はラベル(=意味)の世界でしか生きれないような気もする。
 存在から意味が外れた時、我々は「実存それ自体」を認識できても理解はできないし、おそらくすぐに「意味」を張りつけてしまうと思う。これは人間のかなり強い欲求だと思う。

 また実はいい?ラベル貼りもある。「ピグマリオン効果」って言うのがあって、先生が生徒に期待して一生懸命教えると、生徒の方もその期待に応えようとして頑張ってしまうという現象なのですが、興味深いのはそれで本当に成績が上がったりするということ。
 相手に期待しすぎるのは時に、その人にとってのプレッシャーにしかならず、よくないでしょうが、人間って人から褒められたり評価されると、「もっと言われよう」と思ってモチベーションやエネルギーが湧いてくるもの。
 だから私はなんにせよ教師は人を褒めるべきだと思う。まずは褒めて、で、細かい所の要求をすればいいんじゃないか(dario氏によれば逆パターンもあるそうですが・・・私はこっちの方法で人に要求を通してきたな)。まずはやる気がなけりゃどうにもならないし。

 もっと言えば現代はラベル貼りが良くも悪くも「ふしだら」なような気もする。政治家なんかをみていても分かるように、言うことがコロコロ変わっちゃうじゃないですか。
 いや人間なんて本来その場その時の気分で感じたり考えたりすることは変わるもの。しかしそれをふまえて、自分の論理のつじつまを補正する努力があったはずだ。
 それを「等身大の自分」とか言って「補正を投げ出しても俺は俺」ということになっちゃった(ホントか?)から、わけが分からなくなった。
 私が思うに「自分」と言うのはH・リードが言うように自然発生的に生まれるのではなく、私は自分自身である意味強制的に作り上げていくことだと思う。
 「オレはこういうキャラクター!」って(他者から貼られる前に)自分で自分にラベルを貼るわけです。ここでのラベルは心理学の「仮面(ペルソナ)」と同義かな?
 
 もともとこの世界はラベルの世界。キャラクターがぶれずに立っている漫画が人気があるのは、我々が漠然とした実存だけの不安を嫌い、意味やラベル、仮面に安らぎを感じるから。
 宮台真司さんなんかは仮面をネガティブに捉えていますが、私は良くも悪くも仮面なしじゃこの世界は成り立たないと思う。
 勝手な仮面を他者から付けられるのは、重圧にしかならず不愉快極まりないですが、自分に合った仮面を選び、そのキャラクターを自負することが、今の政治家の人などには必要かもしれない。そうすればその人の振る舞いを貫徹する信念のようなものもでてくるだろうし。
 とはいえ世論や大衆、マスコミも、政治家に負けず劣らず言うことがコロコロ変わるから、彼らだけに要求するのは難しいんだろうけど・・・(=政治家は国民を映す鏡理論)。
 まあ鳩山さんが「オレは二転三転キャラだ」と言って、その振る舞いを自負していたら、もう反論の余地はないのですが・・・

ボルケーノ

 「面白い度☆☆☆☆☆ 好き度☆☆☆☆☆」

 人間って本当にバカだわ。今回の件は思いあがりへの天罰ね。

 世の中どうにもならないことがある。昨今のエコブームのおかしさは、地球の問題をただの動物である人間がどうにかできるというルネサンス以降続く幻想から来ています。
 現代の科学の解答はこれです。本質的に答えは導き出せない。つまり地球の事は地球に任せておけばいいんです。
 
 9月1日は防災の日ですが、地殻変動には周期性があるので遅かれ早かれ「首都直下型地震」は必ず起きるでしょう。しかしだからといってこの映画のように東京都に住む人たちをゲルマン民族大移動することはおそらく不可能。
 ・・・というわけで残念ながら東京都民は確実に死にます。防災訓練を定期的に行うことで、大災害が起きた時できる限り多くの人命を救う努力はできます。しかし大惨事は避けられません。
 死者0は今年のゲリラ豪雨ですら不可能でしたし、阪神淡路大震災も早朝に起こったのが不幸中の幸い。あれが昼間だったら早朝の何倍もの死者が出たといいます。

 人類は地震はなくせない。火山もなくせない。私の大学には地質学の専門家がいましたが、浅間山が大噴火したら、まず軽井沢が全滅。火砕流は時速100キロ以上のスピードで付近の都市を襲い、山体崩壊なんかしちゃったら県庁所在地の前橋は土砂で埋まっちゃうそうです。
 で、その専門家はどのような対策を講じたか?

 諦めましょう。

 群馬県と長野県の住民は浅間山のリスクを承知で暮らしているはず。火山が嫌なら引っ越すしかない。・・・そういうわけです。
 もう火山が大噴火しちゃったら、人類は何も手が打てない。死ぬしかない。「そんなの役に立たないニヒリズムだい!」とか言って現実から目を背けるのも一つの手。
 ニヒリズムにしろ現実逃避(否認)にしろ、どのみちこれはどうにもならないレベルの話なのだから。

 地下鉄は民営だ。国営じゃない。だから我々の一存では止められないのだよ。

 この映画には誰も悪役がいません。危機管理局にしろ、警察にしろ、消防署にしろ、水道局にしろ、鉄道会社にしろ、ガス会社(私の好きなリチャード・シフさんがチョイ役で出ている!)にしろ、みんなそれぞれ市民のために一生懸命働いている。
 descf氏は「ディザスタームービーは、その怒りをどこにぶつけていいか分からないから嫌い」と言っていて、確かに『スターウォーズ』などはダースベイダーとか悪役がいて、そいつを倒せばある程度のカタルシスは得られるけど、敵が地球の振る舞いだと地震や火山を倒すこともできないので、もやもやしたものが残るのでしょう。

 しかし私が思うにディザスタームービーの楽しみ方ってそこじゃないと思う。敵と戦い倒すことじゃなくて、不条理で強大な自然の力に対して、みんなが力を合わせて団結し、失われゆく尊い命を救おうとする利他的な人間の美しさが、この手の映画の見所だと思います(貧民街の黒人と差別主義者の警官が溶岩流を止めるために協力するシーンとか)。
 そういう意味でこの『ボルケーノ』は火山の恐怖を味わうと同時に、素晴しいカタルシスを味わわさせてくれる映画。

 みんな同じだよ。同じ顔してるよ。

 この映画の主役トミー・リー・ジョーンズさんは、私もう好きすぎて(吹き替えが次元の小林清志さんっていうのも最高!DVDは声が違うから殿堂入りだけど買わない)「局長」と言ったら近藤勇ではなく、この映画のローク局長を思い出しますね!

スターシップ・トゥルーパーズ3 マローダー

 「面白い度☆☆☆☆☆ 好き度☆☆☆☆☆ 今日は死に日和(歌)☆☆☆☆☆」

 ダークヘアーでハンサム、サイキックの将校・・・誰もが愛するその人の名は・・・総司令官オマー・アノーキー!

 私は「スターシップ・トゥルーパーズ」のシリーズは、『1』と『3』を映画館で観て(もちろん後にDVD購入!)『2』はレンタルDVDで見たのですが、やはりこの選択は間違ってなかった。
 単なるゾンビ映画になってしまった『2』とは違い『3』は『1』のスピリット(=バカ)を継承する正当な続編と言えるでしょう。
 これは『3』を『1』の脚本家エド・ニューマイヤー氏が監督したためで、やはり映画の面白さは脚本でほぼ決まるということと、本当にバカだったのはバーホーベンではなくニューマイヤーだったということが再認識されます。

 『3』の見どころは、なにより『1』の主役「ジョニー・リコ」と、『2』では映画の冒頭とラストしか流れなかったニュース番組が、そのおバカ度合いをさらにパワーアップさせてカムバックしたこと!(あのブレインバグもついでに帰ってきた)
 そうそうこの面白さをぼくらは「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズに期待していたはず!
 
 一作目で非力だったブレインバグは、北斗神拳のように兵士の頭を「あわびゅ」と念力で吹きとばすことができるようになってるし、未来を舞台にした話なのに「新たな戦い“第二次バグ戦争”始まる」とか言って、第一次世界大戦のような塹壕戦をやってて相変わらず時代に逆行してるし・・・(ちなみに一作目が第二次世界大戦をモチーフに、二作目は朝鮮戦争をモチーフにしているらしい)
 
 だいたい地球連邦の総司令官が歌手って設定はどうやったら思いつくんだ??
 あれか?小娘が歌を歌って宇宙で虫と戦う『マクロスフロンティア』かなんかに対するシニカルなアンチテーゼか??あのアニメもバカだなとは思うけど、その設定を実写でやっちゃうとここまで面白くなるとは!
 ちなみにこの映画のDVDの「ディスク2」には“今日は死に日和”プロモーションビデオというイカした企画が特典で付いている。なんとあの閣下の名曲が映像つきでフルコーラス堪能できるぞ!

 本当にこんな本書けるニューマイヤーさんはブレインバグに多少脳味噌吸われていると思う。

 さて『3』は『2』の3倍の制作予算だぜ!というキャッチコピーでしたが、そもそも『2』がフィル・ティペットさんも泣けるほどの超低予算だったので、その3倍と言っても『1』の製作費には遠く及ばない。
 だからスタッフは少ない予算で苦労してセットを組んだようです。塹壕のシーンなどは本当は狭いセットなんだけど、けっこう広いように工夫して撮影しているんですよね。歌う総司令「オマー・アノーキー閣下」のライブ会場なども本当はかなり狭い。
 これは「志村けんのバカ殿様」が行燈の位置とかを微妙に変えて城内を広く見せるのと同じ手法だったりする。

 あ・・・忘れるところだった!ガンダムファン待望の「パワードスーツ」もついに登場するよ。え・・・もうどうでもよくなったって?

 最後に一言。アノーキ総司令官グッズはどれもいらない。
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