『風と翼:REVIVE』脚本②

滋賀県近江――
木炭バスに乗るカイト。

回想シーン
「近江の国に行くなんてお母さんは許しません!
だいたい学校はどうするの!あんた野球だけじゃなくて高校も辞めるつもりなの!?」
「鳥インフルエンザにかかったとか適当に嘘ついておいてよ」
「コラカイト!おかあさんに嘘を付かせるのか!そんな子に育てた覚えはないぞ!
お前はハマの大魔神を目指して毎日黙って素振りをやっていればいいんだ!」
「もういいよ!無断欠席するから!」


「・・・・・・・・。」
向かいのシートに目をやるカイト。
翼の影が映る。
「思えば野球を辞めた自分を慕ってくれたのはあの子だけだったな・・・」

望月村忍者屋敷――
カイト「お~い、じいさ~ん・・・老人会かな・・・?」
(くくく・・・この忍者屋敷に迷い込みしものは生きては帰れんぞ・・・!)
「あそうか、一応ここってそういうところか・・・」

回転扉が回る。
金吾「咽び泣くがいい!わしの催涙ガスで!」
屁をこく。
「ぎゃああ会って早々なにすん・・・!!」
すかしっぺが出る。
「あ、あれ・・・?臭くない・・・」
金吾「!!」

崩れ落ちる金吾
「わ・・・わしはもうダメじゃ~」
「へ・・・?」
「最近勢いのあるくさい屁が出んのじゃ・・・」
(よかったじゃん・・・)
「とうとうわしもお迎えが来たようじゃ・・・死ぬ前に孫の顔が見たかったのう・・・」
「いやいや・・・またイモでも食えば昔みたいな激臭が出せるって・・・出して欲しくないけど・・・」
「若かりし頃はこの屁に着火してオゾン層あたりまで飛べたんじゃ・・・」
「はいはい・・・すごいすごい・・・ってそれほんとにすごいね。」

「で、なんじゃ!相模のリア充!衰えたわしを見て嘲笑いに来たのか!!」
(いきなり怒り出した・・・!)
「いや、違うんだよ、翼さんが突然いなくなっちゃったんだ」
「ま、あやつも忍びだからの」
「この手紙があって・・・心配でさ」
「ほう、わしに読めってか。」
「うん」
「つまり、自分ひとりでは何もできないから、この甲賀忍者総大将望月金吾を頼って、わざわざ相模から近江へ・・・!」
「そうですよ!」
「よっしゃ、そこの葉月ルーペとって」
老眼鏡を渡すカイト。
「・・・・・・。」
「え~なになに、草書体で読みづれえな・・・

カイトさんへ、突然姿を消すことをお許し下さい。
実は家族に不幸があり私は故郷の伊賀の国へ帰ることになりました。
相模高校での日々は短かったですが、カイトさんには本当にお世話になりました。
いつも私のことを気にかけてくれてありがとう、野球頑張ってね。 翼


だって。実家に帰ったんじゃな。」
「実家って・・・
伊賀の忍者ってこの前襲ってきた、あいつみたいな連中でしょ」
「クソ野郎どもじゃな」
「そんな集団のところへ戻って大丈夫なんですか?」
「家族に不幸って書いてあるからな・・・のっぴきならないことがあったんじゃろうて」
「でも・・・」
「お前も家に帰ってその野球とやらに興じればいいじゃろ。
わしは残り少ない余生を静かにおくるんじゃ!・・・ん?」
「ん?」
「まあいいか・・・」
「え?なになに!!」
「この手紙、最後だけ神代文字で書かれておる」
「なにそれ?」
「忍者が使う暗号のようなもんじゃ」
「読めますか?」
「ええと・・・テケスタだって。そんなスタジアムあったか?」
「ん~と、ない。」
「じゃあ、意味はないじゃろ」

千代女「それって“助けて”じゃないの?」
カイト「誰ですか?」
金吾「あ、ああ。わしの娘の千代女じゃ・・・帰省しておってな」
「いつもウチのハゲおやじがお世話になってます。お茶でも入れますね」
「いえ、お構いなく・・・
・・・あんな美人な娘さんいたの!?」
「わしに似ていい女じゃろ」
「いや、まったく似てないと思いますけど・・・」
「はい、粗茶ですが・・・
しかし、こんな村に都会派な若い男の子が来てくれるなんて。歴史ファンとか?
私も丸の内でOLやってるんですよ。」
「ふん、この娘、田舎が嫌いとか抜かしおって、どこぞの男と駆け落ちしおって・・・
その挙句に即行で離婚、愚かなもんじゃ・・・」
「そういうこと言うと、一生孫の顔は見せないからね」
「なにを偉そうに、親権は旦那のほうじゃろうが」
「まったく、体調が悪いって言うからわざわざ駆けつけてあげたのに・・・こんなトラップってあると思います?カイト君・・・」
「トラップ・・・」
「そうだった!翼さんが危ない!!」

『風と翼:REVIVE』脚本①

ワンスアポンタイム――

今川重工役員室。
黒服たちが役員室を制圧する。
立ち上がる役員「なんだきみたちは!」
柴田「この会社は我が尾張財団が乗っ取った!」
「バカな・・・!」
会長の椅子に座る信長「今川会長は引退したよ」

テレビ画面を見る今川会長。
会長の家族が忍者に銃を突きつけられている。

アタッシュケースを置く丹羽長秀。
丹羽「ご苦労だったね三太夫。うちのボスは礼は言わないが、報酬はしっかり払う主義でね。」
百地「どんな人間も家族に危害を加えればたいてい操れる・・・」

名古屋の弱小ベンチャー企業が、創業200年の大企業を敵対的に買収した・・・
これにより日本経済の主導権は東海工業地域から中京工業地帯に移った。
これが世に言う桶狭間のTOBである・・・!

風と翼:REVIVE

現在――
相模高校校門。
翼「はわわ・・・私みたいな田舎者がこんな中核都市のハイスクールに受け入れてもらえるのでしょうか・・・」
カイト「緊張することないよ、徐々に慣れていけばいいから。
まあ、母校を甲子園に連れて行きかけたオレレベルになると学校のスターと呼ばれるのは不可避だけどね」
生徒たちが駆け寄ってくる「あ!いたいた!!」きゃ~!
「さすがカイトさん、すごい人気ですね・・・!」
「ファンレターをクラス別に仕分けるのが大変なんだよ・・・」

カイトを素通りして翼に群がる生徒たち
「ねえねえ!百地さんって忍者なんでしょ!?」
「すご~い!今度忍法とか見せて!!」
「ニンニンとかゴザルとかって言うの?」
翼「あ、あれはテレビの話じゃないでしょうか・・・」
「かわい~」
カイト「・・・・・・。」

教室に向かう二人。
翼「はわわ・・・私高校の勉強についていけるか心配です・・・」
カイト「だいじょうぶ、オレが教えてやるから」
翼「ありがとうございます・・・!」
「いいかい、1/2と1/3を足すと2/5になるんだ」
「勉強になります・・・!」
「なあに簡単なことさ」
先生「テスト返却しま~す」
翼63点
カイト8点「・・・・・・。」

体育の走り高跳び。
カイト「おりゃああああ!」
記録2m11センチ!
「すげえ!やはり過去の人でも元スポーツ選手だな!」
「ホントホント!昔あたしがファンだったくらいのことはある!」
「てるちゃん、また好きになったんじゃないの?」
「ちょ・・・バカ言わないでよ、あんなオワコン」
(聞こえるんだけど・・・)

翼ちゃん記録2m15センチ!高校女子の記録更新!
「えええええええええええええ」
「すごすぎる!!さすが忍者!!!」
「あの野球バカよりも飛んでるじゃねーか!」
カイト「・・・・・・!!」

体育館の裏で落ち込むカイト。
翼「あ、こんなところに・・・
これカイトさんが好きな焼きそばパン・・・購買で買ってきました」
「ありがとう・・・」
「となりいいですか?」
「どうぞ」
「・・・・・・」
翼「あ・・・あの・・・」
カイト「・・・君はなんでもできるんだね・・・」
「そ、そんなことないですよ・・・
「ぼくには野球しかなかった・・・
両親がベイスターズの熱狂的ファンでね・・・
小さい頃から将来の夢はプロ野球選手と決まっていた・・・
親の期待に応えてこれでも頑張ったつもりさ・・・
それがこのざまだよ・・・
唯一の取り柄を自ら台無しにしてしまったのさ」
「カイトさん・・・」
「野球を辞めて以来、親とは口も聞いてない・・・なんか気まずくてね」
翼「・・・・・・」

相模高校野球部監督室。
北条監督「え?風間くんを部に戻せ?」
「お願いいたします監督殿・・・!」
「で、でもあの処分は、私だけじゃなくて学校理事会が決めたもので・・・その・・・」
「ではその理事会にかけあっていただけませんか??」
「い、いや~・・・しかしカイト君も余計なことするよ・・・
部内の揉め事に首を突っ込まなければ、うちの部も新聞沙汰にならずに甲子園に行けたのに・・・」
「部のいじめを見て見ぬ振りをすればよかったとおっしゃるのですか??」
「そういうわけじゃないけど・・・」
「ではカイトさんを部に戻していただけるんですね?」
「そういうわけでもないけど~・・・」
「・・・・指揮官としてあるまじき煮え切らない態度・・・!
かくなる上は・・・!」
刀を取り出す。
切腹しようとする翼「この翼の命と引き換えに~~!!」
悲鳴を上げる北条監督「ひ~!!」

マスコミの追求。
日本刀の所持はいつからなんですか!!
自殺の動機はなんだったんですか!!??
クラスでいじめがあったんですか!?
モンゴルへ行っちゃったりするんですか!!?

私の高校生活は終わった・・・

そしたら変な人が来た・・・

長門「は~はは・・・!切腹で新聞一面とは、かつて惚れた女として恥ずかしいぞソードダンサー!」
翼「な、なにしに現れたんですか!
この前カイトさんに退治されたのに、再び甲賀の里を・・・!?」
長門「何も言わずに我々についてきてもらおう」
翼「絶対嫌です」
長門「お前の親の頼みでもか?」
翼「え・・・?」



相模高校の廊下。
カイトのもとに集まってくる学生たち
「カイト君野球部復帰おめでとう!!」
「そういや、新聞読んだ?」
「いや~まさか本当に日本刀を所持していたなんて、やっぱり危ないやつだったんだね。退学になってよかった・・・」
「割腹自殺を試みたんだって・・・絶対頭病んでるよ」
「今年最後の夏、甲子園に連れてってね!応援してるから」
「・・・悪いけど自分の力で行ってくれ・・・」
「え?」
「オレは野球部には戻らない」

下駄箱に手紙が入っているのを見つける
「翼さん・・・!?」
手紙を開ける。
「そ・・・草書体で読めねえ!!!
これを読めるのは・・・」

『風と翼:REVIVE』登場人物

 5年ぶりの脚本公開!(マジか。)

 でも、この脚本は漫画としてアップしたくてずっとあっためてたんだけど、読み切り用の『風と翼』をサイトに公開してマロさんに感想もらったら、案の定、創作意欲のモチベーションが天井知らずで、もういいやって細かい辻褄を最終確認して仕上げてしまいました。
 現時点では、ソニックブレイドもいいけど、風と翼ブームがすごくて、というか、昔の自分の描いた漫画を読み返すのってすごい面白いのよ。内容全く忘れてるから。
 この脚本も、だいたい作って、何年も放置だったんだけど、まあ、そりゃそうだよねっていう。前作よりもボリュームアップがすごくて、『80日間宇宙一周』みたいになっちゃってるんだよ。
 ただ、今年の夏休みはなんらかの脚本を漫画にしようと思っているので、マロさんあたりのご意見を待っております。

風間カイト
元相模高校投手。野球をやめたことで学校に居場所がなくなる。
両親は熱狂的なベイスターズファンで、幼い頃から野球の英才教育を受ける。
そのため、野球選手が自分の夢だったのか、両親の夢だったのか自信をなくす。
今回、意外な職業に向いていることがわかる。

百地翼
元伊賀忍者最強のくのいち。カイトを慕って相模高校に転校する。
勉強についていけるか不安だったが意外とすぐに学校に溶け込む。
風間を学力と運動であっという間に追い抜き、一躍学校のアイドルになるが、風間の野球部復帰を監督に嘆願する際に切腹を試みたため、銃刀法違反で退学になる。

望月金吾
甲賀の総大将。あの百道丹波を一人前の忍者に育て上げ、彼と双璧をなす忍者だったが、野心がなかったため袂を分かつ。
おならの威力が年々弱まっており、自身の衰えを感じる。死ぬ前に孫の顔を見るのが夢。

望月千代女
金吾の娘。田舎が嫌で駆け落ちした挙句にバツイチ。
現在は丸の内の外資系金融機関でOLをしているが、もともとは甲賀のくのいちであり、凄まじい式神使い。二つ名は歩き巫女。

長門守
伊賀の優秀なエージェント。
実は百道丹波が決めた翼の婚約者で、それがいやで翼は国を捨てた。
前回負けたリベンジに燃え、今回は気合十分だ。

織田信長
天才企業家。ついに信長自身が望月村に出陣する。その目的とは・・・

丹羽長秀
信長四天王。総務・法務担当。
常にペンと発注書を持ち、戦に必要な物資の補給に関しては天才的な働きをする。
見た目は人の良さそうなサラリーマン風の中年男だが、信長をして「鬼五郎左」と言わしめただけあって戦闘力は群を抜く。人情派の柴田と違って結構ドライな中間管理職。
わりとプレイボーイで若いお姉ちゃんが大好き。

柴田勝家
信長四天王。軍事担当。
文字通りの鋼の肉体を持ち、男らしさ、仁義を重んじる。矢が刺さってもわりと平気、骨密度測定不能、猛獣と会話できるなどという伝説から丹羽にゴリラ扱いされる。

明智博士
信長四天王。科学技術担当。マイペースな性格。信長の野望に疑念を持つ。
丹羽や柴田とは距離を置いているようだ。

北条氏政
相模高校野球部監督。臆病な性格。
カイトがいじめにクビをつっこまなければ暴力事件には発展しなかったと考える事なかれ主義者で「うじむし監督」と生徒にバカにされる。

北畠信雄
織田信長のご子息でボンボン。明らかにバカ息子。蝶ネクタイと七三が特徴。

百地丹波
伊賀の忍者を束ねる実力者で翼の父親。
利益のために織田信長と裏でつながり闇社会を動かしていた。
しかし、前作の失態で窮地に追い込まれる。

『風と翼』制作裏話

 あの『イノセントガーデン』の電撃公開から早三年…!再びカートゥーンのコンテンツがまさかの追加!・・・って、もう三年経つのかよ!!ひ~!
 逆に言えば三年間も放置しているサイトをまだ見てくれる人がいるってのが嬉しいよ。このブログも20万アクセス行ったしな。中には、私ですら忘れている昔の記事とかを再読してくれる人(パキPさんとか)もいて、本当にありがとう。
 でさ、いきなり話が飛ぶんだけどさ、とうとう恐竜ギャラリーが全て埋まったのよ。10年がかりで全80イラスト。ラストはベタにプテラノドンで〆ちゃったんだけど。これも海外の人とかがチェックとかしてくれてありがたかったんだけどね。当面はこれで終わりです。
 で、その余ったリソースが今度は漫画に回せるようになったっていうね。ついに。そのリハビリとして10年前に描いて、アップするのが面倒で放置しっぱなしだった『風と翼』を公開することにしました。

 10年前ってさ、少年マガジン用に短編を量産してた時代でさ。もう塑像乱造がひどくて、やりたい放題やって迷走した挙句、最後に『80日間宇宙一周』が出て来るってのが面白いんだけど。
 そのひとつ前に描いたのが、この漫画なんだ。この漫画ってさ、設定がすごい難産だったってのを覚えてて、なぜならちょっと前に中世ヨーロッパの漫画の『ラストパーティ』をやってて、要は時代劇かぶりをしてたわけよ。
 で、どうやって差別化するかすごい苦しんだんだ。忍者の国を守る天正伊賀の乱をベースにした奴がやりたかったんだけど、どうにも戦国時代って感情移入が難しくて、だってさ、基本的人権がない世界なわけじゃん。
 そんな世界に違和感なく没入できるやつってサイコパスだけというか、まともな現代人の読者だったら抵抗を感じるはずなんだよ。これが参ってさ。

 天正伊賀の乱ってさ、ネタバレするとさ、結局織田信長が伊賀忍者を蹴散らしちゃうんだよ。それだけ聞くと、やっぱりあの天魔王は残虐だなって感じがするけどさ、伊賀忍者もかなりヤバイ集団で、本当にてめえら人の命をなんだと思ってんだくらいのこと平気でやってるのよ。
 対立する勢力の双方に自分の忍びを派遣して殺し合わせちゃったりしてさ。とてもじゃないけど、こいつらを主人公にしても、がんばれ伊賀忍者!とか、織田信長に負けるな!ってならないわけよ。
 で、すっごい悩んで、専守防衛をモットーとする忍者のもうひとつの勢力の甲賀忍者の話にしようと。でも、翼ちゃんとか、もうキャラ設定とかデザインしちゃってて、この子を没にするのはけっこうもったいないな、と。
 じゃあ、甲賀の忍者にしちゃえ、あ、でも甲賀ってくノ一がいないんだよな、なら移籍させようってことにしました。

 さらに、時代設定もさ、スーファミからの『がんばれゴエモン』みたいに、現代的なテイストのある時代劇を考えてたんだけど、それだと『ラストパーティ』とあんまり差別化できないってことに気づいて、をやってみたんだ。
 つまり、時代劇テイストの現代劇っていうね。これって意外と新しいんじゃないかってことで採用したんだ。利潤追求主義が跳梁跋扈し、年間の自殺者が三万人も出る現代の日本も、考えようによっちゃあ戦国時代と言えなくもないし。
 しかし、冒頭のシーンなんかは、今だと日大アメフト部の問題なんかに通じるけど、当時は朝青龍の八百長問題だったんだよねwこの時の講談社本社ビルは、いろいろあって警備が厳重だったのを覚えています。

「風間カイト」
モデルは風魔小太郎。そのためか結構背が高い。おそらくダルビッシュくらい。自分の漫画ではなにげに珍しい運動神経がいい主人公。
頭は悪いんだけど、けっこういい人というか、優しい人っていう感じにした。日大の問題とか見ると、体育会系ってヒエラルキーが強固な暴力集団なのかって感じもするけど、これはどの分野の世界でもそうだけど、こういう嫌なやつって結構中途半端っていうか、ある程度のレベルになるといい人が多いって感じあるしな。なんかオタクってスポーツマン目の敵にするけどね。偏見はよくないよねっていう。
この漫画ってさ、主役のふたりはどっちもスティグマ(傷)があるんだよね。で、ここら辺は、続きをもし描くことがあったら掘り下げたいんだよね。
カイトくんは小さい頃から親に「横浜ベイスターズのプロ野球選手になれ!」っていう圧力がすごくて、少年野球とかやらされててさ、翼さんはそれこそ、親の百地丹波に冷酷非道なプロの忍者として育てられちゃったわけで。境遇が似てるんだよね。
だからさ、続きはさ、甲賀忍者と伊賀忍者が織田信長と戦うために共闘するんだよね。そうなると翼の親は出てくるよなって。で、むき卵頭領のライバルとしてね。

「百地翼」
モデルは『サガフロンティア』ってRPGゲームの雑魚キャラ。なぜかスライムみたいなポジションに美少女キャラが出てくるんだよw
最後の殺陣を引き立たたせたかったから、すっごい臆病で弱そうに描いた。絶対暴力の世界とは程遠いだろっていう。そう見せといて、結構すごい忍者だったっていう。スポーツ漫画とかでこういう展開多いよね。『カーズ』のドッグ・ハドソンとか。
続編だと、忍者の世界しか知らない彼女が、全然高校生として馴染めない、みたいな展開やりたいね。全然友達ができない!みたいな。普通の女子高生のカルチャーにまるで無知みたいな。

「望月頭領」
モデルは麿赤児さん。『魁!男塾』で江田島塾長をやった人。確かに似ているw
『合い言葉は勇気』の麿赤児さんが好きで、なんか昭和初期の格好しててかっこいいんだよな。帽子とか杖とかが。
ちなみに次作の『80日間宇宙一周』では『合い言葉は勇気』の津川雅彦さんが出てるんだよね。どんだけ好きなんだっていう。
頭に手裏剣刺さってるシーンは描いてて自分で笑ってたなあ。

「長門守」
有名な伊賀忍者の藤林長門守(ふじばやしながとのかみ)から。
恐ろしい殺し屋って設定だったんだけど、ちょっと抜けてるというか、天然みたいになっちゃった。これは全くの想定外です。なんか、全体的にノリがギャグマンガに振りすぎちゃったっていうのはあるよね。それもこれもハゲのせい。

「織田信長」
この続きとして、天正伊賀の乱っぽくなってくんだよね。信長がなんでここまであの土地に執着するのかっていう謎もあるし。
実は、あの土地の土壌に秘密があった、とかね。ウランよりもすごい核兵器がつくれるレアメタルが埋まっててもいいし、あの薬草の調合方法によっては、不老不死の秘薬もできるとかでもいいよな。こういうのってマクガフィンだからね。
でもさ、昨今の米朝首脳会談とか見てるとさ、核問題をやりたいなって感じもある。もう、一部の国だけチート武器持っているのがフリートレード上よくない!みたいに、信長は国連加盟国の数(193発分)だけ核ミサイルを作ってさ、それを全ての国に配分しちゃうみたいな、めちゃくちゃな野望を考えててもいいよな。核の楽市楽座じゃ!みたいな。意味不明か。
ちなみに、信長のモデルは俳優の山崎一さん。柴田勝家は角田信朗さん。丹羽長秀は奇跡のキャスティングとなった小日向文世さんです。

 で、この漫画って設定的に、戦国武将を史実を無視して好きなだけ出せるのがいいよね。北条早雲とか謙信と信玄とか。言ってみれば、戦国武将版のジュラシック・パークだよな。
 でもまあ、今後はカートゥーンの残りの、『優等生学』とか『トカノマン』をアンロックする予定です。目指せコンプリート!(長編の『青春アタック』がかなり厳しいが)

コンピュータネットワーク覚え書き②

参考文献:中岡快二郎著『インターネット技術入門』

クラッキング
ネットを通じて第三者のコンピュータに不正侵入することをクラッキングという。
不正アクセス禁止法では以下の2つの行為をクラッキング行為と見なし処罰の対象をしている。
①他人のユーザIDとパスワードを使ってコンピュータにアクセスする。
②コンピュータのセキュリティホール(ソフトウェアの設計ミスなどによって生じるセキュリティが手薄な場所)から侵入する。
不正侵入するためのソフトウェアはインターネットで簡単に入手できるため、技術や知識のない人が興味本位でクラッキングをおこなうこともある。

クラッカー
クラッキングをする人のこと。
彼らの目的はWebページの改ざん、メールやファイルの消去、盗聴、改ざんあるいはコンピュータを使用不能の状態にすること。これらの行為には刑法が適用される。
クラッカーは、最初に侵入できそうなサーバを調べ、侵入に利用できそうなサービスが動作しているか調べる。
次に、そのソフトの名前とバージョンを調べて侵入する。
侵入手口は、判明した特定サービス(WebやFTPサーバソフトなど)のIDとパスワードを使う、あるいはソフトウェアのセキュリティホールを利用して侵入する。
なお、IDやパスワードの不正入手は、ネットワーク上でおこなわれるだけでなく、人間の心理や間違いを利用して情報を引き出す手口もある。たとえば社員になりすまして管理者に電話をかけ、IDやパスワードを聞き出したりする。
ネットワーク管理者の氏名や連絡先はJPNICのデータベースから調べられるので、電話やメールではパスワードを教えないというようなセキュリティポリシーを決めておく必要がある。
ユーザ名とパスワードをきちんと自分で管理すること、意外とこのシンプルなことこそが最も重要で忘れがちなのである。

ファイアウォールサーバ
インターネットと、ローカルな組織内ネットワークの間に設置し、インターネットにアクセスするパケットの送受信に制限を加えることで、ネットワークを攻撃から守る役目を担っている。

①パケットフィルタリング機能
IPアドレスやプロトコル種別、ポート番号、送受信の方向などを検査して、組織内とインターネットの間で「転送できるパケット」と「転送できないパケット」を区別すること。
例えばルータにパケットの通過規則を設ける。

②プロキシ(代理)機能
組織内のネットワークユーザが、インターネットにアクセスしようとした場合、プロキシサーバがユーザを認証し、そのユーザに代わって外部にアクセスするしくみ。
したがって、インターネットからは一人の人がアクセスしているように見え、組織内のネットワークに接続されたコンピュータを外部に対して隠すことができる。
また、ユーザが組織内ネットワークからインターネットにアクセスしデータを受け取る場合、一時的にプロキシサーバにデータを保存しておくことで、次回からのアクセスを高速化させることもできる。
このプロキシ機能を実現させるソフトウェアをインストールしたコンピュータはプロキシサーバ(もしくはアプリケーションゲートウェイ)と呼ばれる。

③ステートフルパケットインスペクション機能
日本語になおすと蓄積調査という意味。ファイアウォールを通過するパケットデータを読み取り、その内容を判断して動的にポートを開いたり閉じたりする機能。
前述のパケットフィルタリングは、正常に送信されたパケットに対しては適切に機能するが、特定のサーバに侵入するために作られた不正なパケットは適切に処理できない場合がある。
これを受けて、ステートフルパケットインスペクションでは、LAN側から送信したパケットを事前に登録しておき(これを蓄積し過去のパケットの動向のデータベースを作る)、WAN(ワイドエリアネットワーク。広域通信網)側から到着したパケットが、登録されたパケットと矛盾がないかを検査する。
具体的には、通信を行なう上での手順をすべて確認し、不正通信かどうかを調査した後、通信終了時にはすべてのポートを閉鎖する。

コンピュータウィルス
利用者の意図とは関係なく、コンピュータにさまざまな経路で侵入し、システムの破壊、データの破壊、データの漏洩などをおこなう不正プログラムの一種。
大きく分けると以下の3種類になる。

①本来のコンピュータウィルス
単独では活動せず、他のプログラムに寄生する。

②ワーム
ひとつの完結したプログラムで、ネットワークを経由して自己増殖を繰り返す。例えば、メールソフトなどを利用して、自分自身を添付した電子メールを他のパソコンに送る。

③トロイの木馬
ゲームやユーティリティソフトなどの正規のプログラムを装って送り込まれ単体で動作する。他のプログラムには感染しない。

ウィルスの感染経路
①電子メール
ワームやトロイの木馬あるいはウィルスに感染したファイルが電子メールの添付ファイルとして送られてくる。
一般ユーザがウィルスに感染していることを知らないで送ってしまう場合と、ワームによって自動的に送られる場合がある。
トロイの木馬の場合は、悪意のある第三者が故意に送りつけてくる。
ウィルスが入っているのは添付ファイルだけとは限らず、電子メールソフトの中には、Webブラウザの機能を利用して、メール本文に記述されたHTMLを解釈して表示するものもあり、こうしたHTMLメール部分にウィルスが埋め込まれている場合もある。
このようなファイルを開くと、ウィルスプログラムが実行される。逆に言えば開かなければ感染しない。

②Webページの閲覧
Webページを見ただけで感染することがある。Webブラウザは、HTMLファイルを解釈してただちに実行することでWebページを表示する。
したがって、ウィルスが仕組まれたWebページ(HTMLファイル)へアクセスし、表示するだけでウィルスプログラムを起動してしまい感染する。
この形式のウィルスは、コンピュータのOSにセキュリティホールの対策をすれば感染を防ぐことができるため、セキュリティホールを常に最新の状態に更新することが大切である。

③ダウンロード
ダウンロードしたファイルにウィルスが入っており、これを実行したり開けたりすると感染する。

④外部媒体
ウィルスが入ったフロッピーディスクやCD-ROMなどから感染する。

①~④の感染経路の中で最も多いのが電子メール経由で、全体の9割以上を占めていると言われている。電子メールとWeb(蜘蛛の巣という意味。インターネット上でウェブページを利用する仕組み)の普及がウィルスの感染にいかに影響を与えているかがわかる。

ウィルスの感染場所
①ブートセクター
パソコンが起動される際にアクセスされるハードディスク内の特殊な領域。
パソコンを起動するための小さなプログラムが格納されており、ウィルスはこの小さなプログラムに感染する。
すると、パソコンの電源を入れるとOSが起動する前にウィルスが実行され、様々な不正動作を起こす。

②実行形式ファイル
ファイルの拡張子が.exeなどの実行形式ファイルに感染する。ユーザが誤ってウィルスに感染した実行形式ファイルを実行すると、ウィルスはパソコン内にある他の実行形式ファイルを探して感染を試み、そのファイルが感染可能ならば、そのファイルを勝手に加工して自分自身のプログラムをコピーする。

③データファイル
ユーザがウィルスの入ったデータファイル(例えばWordの文書ファイル)を開くと、このデータファイルに対応したアプリケーション(Wordなど)がデータファイルに書かれたプログラムを実行する。
これによりウィルスが起動し、不正プログラムを他のデータファイルに追加、もしくは上書きして感染を広げる。

ウィルスの隠れ方
①ステルス化
ウィルスがファイルに隠れていることを隠すために、ユーザやウィルス対策ソフトに嘘のファイルサイズを教える。つまり、ファイルサイズの変化を手がかりに感染を調べるのが難しくなる。

②自己変異
ウィルスが自分のかたちを変えることで、ウィルス対策ソフトの検出から逃れる。
ウィルス対策ソフトは、ウィルスの特徴を抽出したデータを持っていて、これと比較することでウィルスを検出する。
そこで、ウィルスは感染する度に自分自身のデータを変えることで、ウィルス対策ソフトのデータと照合しても見つけられないようにする。

③暗号化
感染するとき、自分自身を暗号化して、その複合方法と暗号鍵を感染対象ファイルに埋め込む。

ウィルスによる被害
被害が大きい順に紹介すると以下のようになる。
①パソコンのBIOS(パソコンを起動するプログラム)を破壊する。パソコンが立ち上がらなくなり、ユーザによる修復は不可能となる。
②ハードディスクをフォーマットする。データが全て消滅。
③ファイルを削除する。
④ファイルを改ざんする。
⑤メールを大量に送信する。
⑥ユーザ情報を盗む。
⑦画面上にメッセージを表示するなどいたずらをする。
⑧メモリを大量に消費させたり、CPUの処理を増やして、パソコンの動作速度を低下させる。
①~③は特にやばい。

ウィルス対策ソフト
ウィルスに感染するのを未然に防ぐためのソフトウェア。
感染したファイルを元に戻す機能もあるが、これは補助的な機能で、手遅れになることが多くあまり信頼できるものではないことを理解しておく必要がある。
ウィルス対策ソフトは、次の二通りの方法でウィルスの感染を検査する。
①常時動作していて、ユーザがアクセスしようとしたファイルを調べる。侵入を未然に防ぐという点で有効。
②ユーザの指示あるいは定期的にパソコン内のすべてのファイルを検査する。常時の検査をすり抜けて侵入したウィルスを検出するのに有効。

パターンマッチング
あらかじめ解明した個々のウィルスの特徴やパターンを記録したファイルを準備しておき、検査するファイルの内容と特徴データファイルを比較する。
検査対象ファイルの一部がウィルスの特徴パターンと同じであれば感染していると判断する。

ウィルス定義ファイル
もっとも単純な作成方法は、ウィルスのプログラムコードをそのまま比較用データとして用いることである。検出対象が同じウィルスであれば確実に検出できるので確実な方法である。しかしこの方法には2つの短所がある。
①様々なウィルスをそのままの形で全て登録してしまうと、定義ファイルの容量が膨大なものとなってしまう。
②ウィルスには、基本的には同じ特徴を持つが、ほんの一部だけ違っている変種や亜種が多い。そのためウィルスコードをそのまま登録すると、このような変種や亜種は検出できない。
これらを解消するため、一般にウィルスの特徴となる部分だけを抽出してファイルに登録する。具体的には、ウィルスコードの複数の部分を切り出して、それぞれにある一定の処理を施すことで、容量が小さく、変種や亜種に対して有効で、誤認(正規のプログラムをウィルスだと間違えること)の少ないウィルス定義ファイルを作成する。

感染後の駆除
ウィルス対策ソフトは不注意で感染してしまったウィルスを取り除く機能も備えている。
ファイルに追加された形のウィルスの場合、追加されたコードを削除すれば元の状態に戻せる。また、感染したウィルスを無害化することなので最初の状態をまったく同じになるとは限らない。
元のデータに上書きされる形で感染した場合、あるいはファイルが削除された場合などは、元に戻せない。したがって重要なファイルはバックアップをとっておくことが極めて有効である。

スパイウェア
コンピュータウィルスと双璧をなす不正プログラム。
他のアプリケーションソフトに含まれて配布、インストールされ、ユーザの知らないうちに、コンピュータ内に存在する情報、パソコン操作に関する情報を許可なしに第三者に送信するソフトウェアである。
ウィルスとの大きな違いは、自己増殖の機能の有無である。

スパイウェアの感染源
①無料ソフトのインストール
②Web上で使用する秘密情報(カード番号、ID、パスワード)
③パソコンの使用履歴(キー入力情報、何がインストールされているか)
④ブラウザの使用履歴(どのサイトを見たか、何をクリックしたか)

アドウェア
ユーザにアプリケーションを無料提供する代わりに画面に広告を表示させてもらうプログラム。例えば画面に別ウィンドウに表示されるポップアップ広告など。

スパイウェアへの対策
OSやブラウザを常に最新の状態に更新し、セキュリティホールをふさぐと当時に、無料ソフトのインストールには十分注意する。
またスパイウェアにも対応できるウィルス対策ソフトをインストールする。

ウィルス感染防止の基本対策
①OSやブラウザを常に最新の状態に更新し、セキュリティホールをふさぐ。
②ウィルス対策ソフトをインストールしておく。
③怪しい電子メールは開かずに削除する。
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