ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

 「面白い度☆☆☆☆ 好き度☆」

 いきなりこんな事になって、わけがわかんないですよ!

 いやごめん、オレも初めて見たwということで最初で最後のエヴァンゲリオン。ついに!見たよ!学生時代、斜に構えたエヴァファンにウルトラマンを「子供だまし」と侮辱されずっと敬遠していた、宿敵エヴァンゲリオンを!

 これが巷でカルト的人気を誇るエヴァンゲリオンか~。すっごい難解な映画だって聞いてたから、解説役としてエヴァシリーズをテレビ版から全て鑑賞しているパキPさんを引きずり込んだんだけど、良くも悪くも結構分かっちゃった。

 これすっごいシンプルな映画ですよ。アニメにしろ映画にしろ結局は「映像のメディア」じゃないですか。だからまずもって凄い映像を見せることだけに徹しているんだ。
 かつてコラムで現代人は論理の整合性よりも映像の印象を信じちゃうって書いたことがあるんだけど、確かに映像文化に親しんでしまった私たちにはこの割り切り方は潔い。

 なんかね、この映画のカットの構成の仕方ってたけし映画に似てるって思った。特に『ソナチネ』あたり(「やることねえしよ」って時間つぶしするところとか似てる)。
 たけし映画も映画の要素の抽象化を徹底させていて、必要最低限のカットでしかフィルムをつないでかないじゃん。キャラが全然喋んないしw

 それを説明不足で見てる人に対して不親切と取るか、受け手側の解釈の幅を持たせるための表現手段と取るかは意見が分かれるかもしれないけど、こういった自分たちの描く「画」に絶対的な信頼を置いたドラスティックなドラマ要素の引き算は、けっこう現代アートとしてかっこよかった(あと作中で起きる出来事の時系列がほとんど順番通りだから、因果関係を想像すれば結構補完できる)。

 それに絵画の世界において特に表現するのが難しいものが、いわゆる形のないもの――重さ、硬さ、巨大さ(質感と量感)なんだけど、そのすべてがおそらく日本トップクラスに上手い。
 特に冒頭の無重力状態からどんどん重力加速度がついていく表現。鳥肌が立つくらい凄い。いや~とんでもねえよ。
 あと声。すごい豪華だよね。

 で、お話。押井監督はエヴァンゲリオンには物語はないとか言ってて、見た人もファンでさえどんな物語か説明できないんだけど、実はこれ物語ちゃんとある。
 ただそれを言語化するとあまりに陳腐になっちゃうから、エヴァのかっこいい世界観を損ないたくないためにあえて説明しないんだなってわかったw説明できなくはない。というか、すごい簡単にできる。
 ただ言葉にすると印象が変わっちゃうものってあるじゃんwそのギャップを突っ込んで笑いにするのがギャグ作家なんだけど、こういう純文学でそれをやっちゃうとムード台無しってなっちゃうもんね。

 言い方悪いけど、だいたい難解な構成の映画だったらここまで人気になるはずないんだよ。難解がいいならゴダールの映画とかみんな見てるはずじゃん。現代美術館がいっぱいになるはずじゃん。
 こんなに人気があるのは、断片的な物語の中にも誰にでも共感できるポイントをちゃんと押さえているから。ベタベタなんだよ。

 エヴァンゲリオンよくわからないって人のために野暮だけど言っちゃおう。これ中学生日記やってるだけなんだよ。
 巨大ロボット、世界の危機、意味ありげな伏線、膨大な専門用語・・・これらは全てマクガフィンに過ぎない。それを全部とっぱらっちゃって骨組みだけにしちゃうと、そこで描かれる内容は誰もが中学生時代に経験する、甘酸っぱい葛藤。

 恋人に振られて「こんな世界なくなっちゃえばいいんだ~!」とか「この世にわたしとあの人のふたりっきりだったらな…でもふたりっきりっていうのもつまんないからあの人のお友達は存在してもよいことにしよう。うーん女の子でもサチエならいてもよいことにしよう。えーとノリヨもいてもいいか…(c)さくらももこ」とか誰でも一度は思うじゃないですか。
 大人になると結構恥ずかしいんだけれど、世界(客体)と自分(主体)の距離感がまだ取れてない時代。恋愛感情が目覚めて自分と違う世界の人と心を通わす難しさ(衝撃的事実:できない)に心折れる時期。

 そういった普遍的な思春期の少年の心象風景がアレだと思えば、これは少年版『不思議の国のアリス』なんだって合点がいく。
 そもそも巨大ロボットアニメの文脈で読解してもどう考えても無理が来るんだ。壊すものもうないからwあれ以上地球のもの破壊し尽くしたら、もう主人公の内面世界を壊すしかないじゃないですか。私はそう言う意味でエヴァンゲリオンをドラゴンボールと対比して破壊のインフレアニメと定義しますw

 だから単純な三角関係なんだよね。ちなみに主人公たち中学生と、大人でそれぞれ三角関係がふた組ある感じ。よくわからないぼ~っとした奴が二人いて、その二人を面倒見のいいやつが「まったくもう」って引っ張ってる感じ(本当ご苦労様です)。

 ・・・でこっから私の個人的な感想言っていいよね?あのさ、主人公のシンジくんの描き方面白いね。最後の最後で憔悴しきっちゃって「ドラえもんか~」って言ってるジャイアンみたいにホゲ~って顔するんだけど、あれがすっごいツボに入っちゃって一人で笑ってたんだけど、まじでエヴァンゲリオンってシンジくんの動かし方がすっごい上手いよ。

 宇野常寛さんはエヴァンゲリオンを「社会からの逃避の物語」と定義し、そのスタンスはゼロ年代では時代遅れだとバッサリ切り捨てた。
 確かに放送当時はニューアカブームとかで浅田彰さんの『逃走論』とか流行ってたから(ちょい前か??)時代性に合致してたんだけど、それから時は流れて2012年。
 作中では14年後ってことにして、もう一人分中学二年生作れる年月で、シンジくんの思考ルーチンをもうちょい現代風にアレンジし直している。

 それはゼロ年代以降、引きこもってたら生き残れないという社会構造から派生した「サヴァイブ系」主人公として描き直されているということ。
 サヴァイブ系って言うとターザンとか「獲ったど~!」の人みたいな感じがするけど、宇野さんの定義では「誰もが避けられない強制参加のゲームを無根拠な決断主義で乗り切る主人公像」だという。

 確かに今回のシンジくんは、やたらアグレッシブで全然悩まない即決型。
 私は初めてエヴァンゲリオン見たから、全然キャラが聞いてたのと違うじゃねえか!って思ってたんだけど、これって昔と同じことやっても、もはや社会構造が90年代と大きく変わった現代ではシンジくんのスタンス(とりあえず逃げる)に共感できないだろうってことで、ある種確信犯的に変更しているわけだ(実際14年どころか17年経ってる!)。

 さらにサヴァイブ系の無根拠な決断主義すらメタ的に皮肉ってるから、最終的にいろんな立場の人たち(しかしこの作品出てくる登場人物がみんなIQ30くらいw)の意見に振り回されて、シンジくんなりに一生懸命頑張ったんだけど、「いやそんな勝手なことされても」って怒られて(え~~?お前がそうしろって言ったんじゃん・・・!)ってなって、とうとうリミッターが外れていつものシンジくんに戻ってきてしまうというw

 おかえり碇シンジくん。

 あの脱出用ポッドみたいなので引きこもってる画がもう最高wへそを曲げる中学生。でも気持ち分かるぞ!
 だってこれって今の学校や職場の状況そのものじゃん。冷戦崩壊後ぼくらには大きな物語がないから、みんな場当たり的な判断や指示しかできない。それに従う部下は多重人格者じゃない限りストレスでバーストしちゃう。
 また、作中のキャラクターがつぶやく(主にオヤジ)余りにも断片的なセリフはまるでツイッターのようだ。でもそんなものに真理があるわけない。
 そう考えるとエヴァンゲリオンってのはすっごい時代性を見据えている。それが人気の秘密なんだろうな。

 最後に一言。眼帯少女はなんで胸にガムテープを・・・

自民党圧勝!

 あの政権交代はなんだったんだ・・・

 これってすごいよね。どう考えてもこの前の選挙に民主党に入れた人が今回自民党に入れてるわけで、結局3年前民主党に入れたのも、自分たちの投票行動が政権を変えてしまうパワーになりうるというカタルシスに酔ってたんじゃないかって気もするよね。
 そう考えると今回の自民党の大勝=民主党の大敗もメカニズムは一緒で、自分たちの力で民主党を政権の座から引きずり下ろすというパワーを行使してみたかったのかもしれない。

 もう政策とかマニュフェストとか理念とかレジームとかアジェンダとかストラテジーとか、そういう判断基準で民主主義が機能してないわけだ。
 ちょっとしたキャラ人気投票みたいなもんで、パッと見いい人そうな(多分本当にいい人)安倍さんのキャラクターにみんな投票しちゃったという。

 でも正直よくわからないんだよ。安倍さんってネットでもにわかに人気が出たじゃん?あれってなんでなの?誰も明確な原因を言ってなくて・・・本当に人柄だけ?
 それとも「ニコニコ動画で党首討論やろうぜ!」ってネット民にある種迎合して気持ちよくなったから?かつて総理として一生懸命頑張ったけど病気で泣く泣く辞任したという物語に感情移入したから?
 いやいや本当に政策に共感して投票した??

 とりあえずこれで、憲法九条が改正されて国防軍ができて、日本銀行が政府の管理下に置かれて(大胆な金融緩和)、消費税が上がって、日本の自爆装置みたいな原子力発電所はおそらく再稼働。
 何より教育制度改革で教員に成果主義を導入、職員室がさらにギスギスするぜ!・・・いつも思うんだけど教員ってどう評価するんだろ。サラリーマンの営業のように何人県立高校に合格させたかとか?ノルマとかあるんだろうな・・・

 まあしかし民主主義国家だし、みんなが決めちゃったらそのルールでしばらく頑張るしかないよね。どんなルールにも良い悪いがある。
 これでまた日本が変わっても自民党に投票した人は「そーいやオレたちの民意だったんだよな」って冷静になって欲しい。政治家のせいだけにして責任転嫁はしないで欲しいよね。
 それは大人としてカッコ悪いし(青少年には投票権すらない!)、政治になんかそもそもそんなに期待してなかったよ、くらいのしたたかさが必要だよ。私もそうやって生きよう。
 
 なんか愚痴っぽいから楽しい話を。今回の選挙ってすっごいシステム工学的に単純な結果が出たよね。インプットA⇒アウトプットB、みたいな。
 自民党に揺り返しが来るとは言われてたけど、ここまで極端な結果になったってことは、仮に日本にアメリカみたいな科学的で公平中立なシンクタンクがあったら、かなりの精度で選挙戦の動向をシミュレーションできる可能性があるってことだよね。
 これからポピュリズムが一層進んで、政治や選挙がショーのようになったら、選挙プランナーみたいなのがマーケティングの理論で、アキバ系アイドル候補とかついに登場!二次元政治家♪とかプロデュースするんじゃないか。

 エヴァンゲリオンや初音ミクのブームを見てつくづくそう思うんだけど、現代って「いくらなんでもそれはやりすぎだろ」っていうのが結局勝っちゃう世界なんだよね。簡単に底が知れちゃうんだよ。
 そう言う意味で安倍さんが野田さんをニコニコ動画に引き込んだ時点で勝負はついていたのかもしれない。

ショーシャンクの空に

 「面白い度☆☆☆☆☆ 好き度☆☆☆☆」

 太平洋?おっかねえよ、そんなでっかいもんは。

 スティーブン・キング原作の名作映画。高校の頃からいろんな友達に「いい映画だから見ろよ」って言われてたんだけど、今更見ました。ごめんコークン。確かにすっごい上手。
 特に脚本の構成!どうやって作ってるんだろう?って視点で見るとこの映画はすっごい計算づくで出来ているのがよくわかる。
 聖書、鳥、ロックハンマー、太平洋、コンパス・・・『ショーシャンクの空に』に配置された要素は言ってみればマクガフィンなんだけど、物語のリード線としての「メタファー」になってるから、見てる側にとっては話が追いやすくてありがたい。じゃないとこんな長い映画見てるのは疲れてきちゃうからね。
 テーマやメッセージ性は何もセリフだけで表現する必要はないわけだ。

 で、これらのアイテムが映画の中でどんな役割を果たしているか、それをいちいち言葉で説明しちゃうのは野暮ってもんだよね。
 個人的に殿堂入りした映画『オーケストラ!』の時もそうだったけど、これくらい完成度の高い映画を見させられるとね、私って歯切れが悪い。なにを書いても蛇足でしょってなっちゃうから。
 もう本編を見ればいいじゃんって。本編観れば全て分かるように出来てるし、お話を作りたい人にとってはこれほどの教科書はないよ。

 でもそうすると本当に書く事がなくなっちゃうから、ひとつだけ。なんでこの映画は刑務所を舞台にする必要があったんだろう?
 それは同じくキング原作の映画『グリーンマイル』にも言えることなんだけど、小浜逸郎さんは学校と刑務所は管理者と被管理者の割合や、その閉鎖的な性質から多くの共通点があると論じた。
 実際ショーシャンク刑務所のノートン所長は敬虔なクリスチャンだし(もともとスクールは教会母体)、囚人たちに行う社会的な更生は言ってみれば再教育だ。そしてこの二つはどちらにも欺瞞がある。それは学校教育だって同じことだ。
 ならこの映画は学校でも出来たんじゃないのか?でもあえて刑務所にした。その理由を考えてみるとなかなか楽しい。

 “主の裁きは下る。いずれ間もなく”

 学校の入学と刑務所の入所の違い。原罪と懺悔といった全編に貫かれる宗教的テーマ・・・この映画は人間賛歌を手放しでたたえるようなそんな映画じゃない。
 まるでイマニエル・カント先生に説教されてるような、もっと厳しく、もっと倫理的な寓話なんだよね。そしてこういう物語を日本は長らく必要としなかったような気がする。それどころか脱構築し、メタメタにしてネタにしてしまった。
 現代の私たちはことさら「規制」や「抑圧」を嫌う。90年代(エヴァ)はそれに対して逃避し続けたし、ゼロ年代以降(デスノート)では無根拠な決断主義で対抗した。
 どちらのスタンスにも欠けているものは、そういった「規制」や「抑圧」を引き受ける強さだ。それは圧力に全面降伏しろという意味じゃない。

 この前書いた脚本(『CRIMSON WING』)は宗教的な寓話にしたかったから、久々に聖書とか読んだんだけれど、旧約聖書にヨブ記ってのがある。
 ヨブって人は、まあ、めちゃくちゃいい人で神様に罰を受けるようなことは全くしていなかった。でもヨブは『ときメモ2』の寿さん並みに災難に合う。
 ヨブの友達は「だから神様なんて信じたって意味ないんだよ。もう神を信じるのなんてやめちゃえば?」とヨブの信仰心に疑問を呈す(正しい人に災が起きるのは因果律的におかしい)。でもヨブは神を信じ続ける。
 最終的にはヨブは最後の最後で大逆転して大団円のハッピーエンドになるんだけど、だからといって「神を信じるのっていうのは無駄じゃないんだよ。最後は報われるから!」っていう功利主義的なことをこのお話は言いたいわけじゃない。
 ヨブにとって信仰心とはそれ自体が尊いことで手段じゃなかったってことなんだろう。

 ネットの普及で、現代人は短期的なスパンで情報を断片的に処理し、戦略(タクティクス)を決定するのは得意になったけど、長期的な視野にたったストラテジーが想像できなくなったような気がする。みんな場当たり。これってつまり未来を自ずから放棄しているってことだよ。
 それは年功序列や終身雇用といった高度成長期にあった緩やかな日本的社会主義が崩壊したからなのだろうか?私は最近そうは思わないんだよ。

 アンディは地質学が好きだった。何百万年もかけてゆっくりと圧され隆起して出来た山。地質学は圧力と時間の研究だ。必要なものはまさにそれだった。圧力と時間――

 私はよく「人生楽しそうですね」って言われるんだけれど、本来、人生とは受難の物語だ。しかもけっこう長い。刑務所の服役期間のように。

 ブルックスはいかれちゃいない。ただ施設慣れでシャバに出るのが怖いんだ。あの人は50年もここにいたんだ。50年だぞ、ここしか知らないんだ。ここでなら重要な人間だ。学のある人間だ。外じゃ通用しない。リュウマチ持ちの前科者の年寄りだ。図書館のカードも作ってもらえないだろう。
 この塀が曲者なんだ。最初は憎む。それから慣れる。時間が経つと頼りにしちまう。終身刑ってのはまさに身の終わりだ。人間をダメにしちまう。


 私たちは社会(の規則や抑圧)に文句を言いながら、結局生かしてもらっている。だから本当の自由に怯えているんじゃないか。
 今生きるそこが自由にしろ不自由にしろ、結局人間は「希望」がなければ生きていけない。逆を言えば希望さえあれば結構なんとかなる。
 それは大きな夢じゃなくてもいい。時間を忘れて打ち込める趣味や気の会う友人、そして海の見える静かな街で親友と一緒に小さなホテルでも経営できたら最高だ。

アイスエイジ4 パイレーツ大冒険

 「面白い度☆☆ 好き度☆☆☆☆ ババア☆☆☆」

 ナマケモノのメスの平均寿命って何歳?

 絶対私たちより長生きだ。


 寒い季節に冷たい時代のあったかい大冒険!・・・って4っていつ上映してた!?
 知らないのもそのはず、なんとこの映画、日本では劇場公開されずまさかのDVDスルー!(泣)
 そのためか『1』からずっとサーベルタイガーのディエゴの声を吹き替えていた俳優の竹中直人さんが仕事をスルー、その代わりに『アベンジャーズ』でニック・フューリー長官の声を当てて(なぜか)ネットで顰蹙買ってるし・・・
 でも代役の石塚運昇さんが竹中直人さんっぽく声色を真似て吹き替えてくれたので違和感は無し!よかった~さすがプロ!声が変わるとキャラの印象が全然違っちゃうし1~3でもうディエゴのイメージは固まっちゃってるからね。竹中め~!!(ギャラが安かったのかね、やっぱ)
 てことで竹中さんは降りちゃったけど、偉いのは爆笑問題の太田さん!今回も仕事を受けてくれて、マニー役の山寺宏一さんと共にシリーズ皆勤賞!意外と責任感のある人だ(つーか、この人のギャラで竹中さんの吹き替えに当てる予算がなくなっちゃったとか?)。

 で、日本の会社が買い付けなかったってことは相当興行収入的にすべっちゃったのかな(氷だけに)って思ったら、なんと世界興行収入は歴代で30位、2012年では『アベンジャーズ』、『ダークナイト ライジング』に次いで3位、アニメ映画としては同年1位である。(byウィキペディア大先生)
 なんと大ヒットしてるんですよ!!なのに日本ではシリーズ初の上映見送り・・・orz単館系ですらやらなかったという・・・さすがガラパゴス国家。世界と感性が隔絶してる(美少女出ないからな)。

 というわけで(どういうわけだ)氷河期、地球温暖化、地底世界と来て、第四弾は大陸分裂!ひょんなことから地球の内核まで落っこちたスクラットが地球の対流をめちゃくちゃにし大陸が分裂を始めてしまう。もう、今回のスクラットのパート個人的にはシリーズで一番面白いですw

 キリンの首がなぜ長く進化したのか1.5秒でわかる教材VTRとして全国の学校に配布しようぜ!

 いや~でもよくこんな発想思いつくよって大爆笑。理系ネタをギャグに出来るってすごいよな。この冒頭の大陸分裂シーンでもう大満足。

 ・・・それで本編の方なんだけど、この『4』が『3(ティラノのおとしもの)』の何年後の話かはわからないんだけど、恐竜世界で生まれたマニーの娘のピーチがもうお年頃のギャルになってるんだよw
 で、案の定パパのマニーが「外出禁止だ!」って言って「なによパパなんて嫌い!」とか娘が怒ってるという。もちろん最後は「パパ大好き」で決まりだぜ!
 本当アメリカってこういう親子のお話大好きだよね。でもまあ思い返せば『アイスエイジ』シリーズって一貫して「家族の話」を描いていたようにも思える。
 『1』は種族もバラバラ、思惑もバラバラの三人が人間の赤ちゃんを親に届けるために旅をして大人として成長する話。
 『2』では天涯孤独のマニーが自分しか生き残っていないと思っていたマンモス(メス)と出会い恋をする話。
 『3』では家族を作ろうとシドがティラノサウルスの赤ちゃんを育てる話。
 そして『4』では、マニーたち家族の幸せが大陸移動によって文字通り引き裂かれてしまう。家族と離れ離れになりながらも再会を信じて旅を続けるマニー。そして一行はついに新天地にたどりつく・・・
 そう考えると『4』って本当移民スピリットを感じるというか、聖書的というか・・・アメリカニズムだよね。
 とはいえ自分たちのご先祖様も、故郷アフリカから気が遠くなるほどの道のりを旅して、今の私たちがあるわけだ。どの土地も決して安住できる場所じゃなかっただろうし、そもそも地球っていうのはとんでもなくダイナミックに環境を変え、その度に生命に試練を与えてきた。
 その繰り返しが生命の歴史なんだよってことをこのシリーズはやりたかったのだと思う。

 ・・・でもこれ作ってるスタッフめちゃくちゃ照れ屋だよね。
 そういう真面目な意図がわからないようにギャグで印象をめちゃめちゃにしてモザイク状にしちゃうから、単なる構成が下手なバカ映画になってるwストレートに感動作にしたのは結局第一作目だけだったというww
 本当はもっとキャラクターやテーマ性を掘り下げても良かったと思うんだけど、多分「子供向け、家族向け」を意識してこれくらいの薄さにしたんだろうなあ。これは絶対わざとだと思う。
 そこまで壮大なメッセージを込めると説教臭くなっちゃうから、ここはあくまでも「思春期の子供がいる家庭あるある」という等身大のテーマを前面に出してきたのだろう。
 ただ、キャラクターの数がシリーズを追うごとにインフレして、そのテーマすらなにがなんだか分からなくなってたけど(動かすキャラの数が多すぎてひとつのキャラに割く時間が捻出できないので、ピーチの心境の変化のきっかけが唐突)。ある程度リストラしろよ!

 最後に、キャラといえば『1』でセリフだけ出てきたシドのファンガスおじさんが四作目にしてやっと登場したよね。小汚かった上にババアの世話をシドに押し付けて逃げてったけど。
 いやでもこれも「家族の大切さ(と介護問題の深刻さ)」を描いてると思うよ。うん。

免許が取れた

 いや~なんとか無事にストレートで取ることができました!

 フツーに取れるな、これ。

 『アオイホノオ』の影響で、いずれ泥沼に陥ると思ってたんだけど、実技教習でスタンプが押されないこともなく、学科試験で落ちることもなく、効果測定で勉強をすることもなくスムーズにクリアー出来た。
 そりゃそうだ、ほとんどの大人が持ってるもんだもんね、免許って。

 だからどんな人でも取れるように、免許センターの試験場では警察官のおじさんが、幼児園児を相手にするがごとく優しく丁寧に手続きを説明してくれました。そこまで繰り返さなくてもわかるわ!って心の中でツイートしてたけどw
 でもこれって教育にとっても大事なことだよね。「携帯電話は切る!」「列をちゃんと作る!」「試験表と違う顔の人間は試験場に入れられない!」「かかとを引きずって歩かない!」とかビシビシ大の大人たちに教育的指導をしていたので、生徒指導の新米としては「ああ、こういう風にやるのか」って勉強になりました。とはいえ自分には無理だけどねwそこはやっぱ国家権力、暴力装置のTHEポリスメンならではの強制!スーパーマンより強いのはポリスマンだぜ。

 でも試験に合格したみんな(特に女の子)が思ったことだけど、免許証の写真撮影もっとどうにかならんのかね。いくら「人相がわかりやすく」って言っても長髪の人をおでこちゃんにするのは可愛そうだよwそれに一発撮りだし・・・私なんかもなんかちょっとにやけた写真になっちゃって、すっごいリテイクしたかったんだけど強制的に決定稿となりました。こんな写真捨てたい。

 まあ、なんにせよ、これで私も一歩大人への仲間入り。特に自分なんかは職業上交通事故なんかやっちゃったらシャレにならないから、地球環境を破壊する人殺しの兵器を自分は操縦しているんだという自覚を持って交通マナーを守っていこう。通勤以外は乗らねえ!

おまけ:これから免許を取ろうと志す方へ(今日取ったばっかの奴が偉そうにアドバイス)
①教習所はそんなに大変じゃない(仕事しながら通えるくらいだから)
②自動車の運転は最初は超怖いけど直ぐに慣れる(MTは知らん)
③学科試験は常識で八割正解する。残りは引っ掛け問題なので、そこだけ覚えればOK
④それでも不安なら『免許を取ろう』でも買え

 ということで、自分みたいに「大学ですら嫌なのに、なんでさらに学校へ行かなきゃいけねえんだ」って感じで学生時代に教習所に行かないのはやめて、さっさと取っちゃいましょう。そんなに面倒じゃないから。学割が効くしな。
Calendar
<< January 2020 >>
SunMonTueWedThuFriSat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031
search this site.
tags
archives
recent comment
recent trackback
others
にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 恐竜へ カウンター
admin
  • 管理者ページ
  • 記事を書く
  • ログアウト

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 | 190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 | 199 | 200 | 201 | 202 | 203 | 204 | 205 | 206 | 207 | 208 | 209 | 210 | 211 | 212 | 213 | 214 | 215 | 216 | 217 | 218 | 219 | 220 | 221 | 222 | 223 | 224 | 225 | 226 | 227 | 228 | 229 | 230 | 231 | 232 | 233 | 234 | 235 | 236 | 237 | 238 | 239 | 240 | 241 | 242 | 243 | 244 | 245 | 246 | 247 | 248 | 249 | 250 | 251 | 252 | 253 | 254 | 255 | 256 | 257 | 258 | 259 | 260 | 261 | 262 | 263 | 264 | 265 | 266 | 267