第二種電気工事士覚え書き⑦

一般電気工作物の保安に関する法令
鬼門の法律系が来たよ~!
主に出題されるのは、電気保安4法(電気事業法、電気工事士法、電気用品安全法、電気工事業法)。順に見ていきましょう。

電気事業法
電気事業の許認可・保安、電気工作物の区分を規定する法律。
電気工作物とは、電気事業者と一般家庭が使用する電気設備や電気機器、器具のこと。発電所や変電所、工場など大規模なものから屋内配線、家庭内の電気使用設備まで多くの種類を含む。
試験範囲は次のふたつ。

一般用電気工作物
①600V以下の低圧で受電する電気設備。
②それと同じ構内にある小出力発電設備。

自家用電気工作物
①600V超の高圧で受電するビルや工場などの電気設備。
②小出力発電設備以外の発電設備。
③構内の施設にわたる電線路を有する電気設備。

電気工事士法
法律の目的は、電気工事の欠陥による災害の発生防止であり、電気工事士の義務と、電気工事士ができる工事の種類を規定する。

電気工事士の義務
・作業は電気設備技術基準に適合するように行う。
・作業を行うときは、電気工事士免状を携帯する。
・電気用品安全法に適合した電気用品を使用する。

電気工事士でなければできない作業
ちなみに電気工事士の作業の補助は資格がなくてもできる。
・電線管、線ぴ、ダクトなどに電線を収める。
・電線管の曲げ、ねじ切り。
・電線間相互の接続、電線管とボックスの接続。
・金属製のボックスを造営材に取り付ける(もしくは取り外す)。
・電線管、線ぴ、ダクトなどをメタルラス・ワイヤラス・金属板張りの部分に取り付ける(取り外す)。
・相営材への配電盤の取り付け(取り外し)。
・接地極の地面への埋設。

電気工事士でなくてもできる作業
・使用電圧600V以下の電力量計、電流制限器(アンペアブレーカ)、ヒューズの取り付け(取り外し)。
・小型変圧器の二次側(36V以下)への配線作業。
・電線を支持する柱、腕木などの設置。
・地中電線用の暗きょや管の設置。

電気工事士免状
交付:都道府県知事に申請。
再交付:紛失・汚損したとき。
書き換え:記載事項に変更があったときだが、住所変更は書き換えをしなくてもよい。
返納:都道府県知事は電気工事士が法令に違反した場合、返納を命じることができる。

電気設備技術基準・解釈
電気設備の保安を確保・維持するために電気事業法に基づき、省令で定められた技術基準。
具体的な数値は、電気設備の技術基準の解釈で定められている。

電圧の区分
交流と直流で異なる。
低圧:600V以下(交流)。750V以下(直流)。
高圧:600V超7000V以下(交流)。750V超7000V以下(直流)。
特別高圧:7000V超。


住宅の屋内電路の対地電圧の制限
感電や火災の危険が多いので、特に厳重に規制されている。
原則として対地電圧は150V以下にしなければならない。
ただし、定格消費電力が2kW以上の電気機械器具(大型冷暖房、温水器など)を接続する場合は、以下の条件を満たせば、例外的に対地電圧を300V以下にすることができる。
①電気機械器具の使用電圧は300V以下。
②簡易接触防護措置。
③屋内配線と直接接続。
④専用の開閉器と過電流遮断器の施設。
⑤漏電遮断器の施設。

電気用品安全法
電線や配線器具などの電気用品の製造や販売を規制する法律。
これらの製造や販売・輸入は経済産業大臣への届け出が必要。
なお、電気用品のうち、特に危険または障害の発生する恐れのあるものを特定電気用品といい、検査機関による基準の適合検査(=安全性の証明では必ずしもない)を受けなければならない。これをクリアすると適合表示マーク〈PS〉Eが付けられる。
また、承認された電気用品にはマークの他、届け出事業者名、登録検査機関名、定格電圧、定格電流が表示される。
ちなみに、特定電気用品以外の適合表示マークは外枠がひし形ではなく円で、(PS)Eとなっており、こちらは製品検査さえすれば認証がなくても表示できる。

電気工事業法
電気工事業を営む者の登録や業務の規制をする法律。
電気工事業を行う場合には、定められた役所(都道府県内に2つ以上の営業所なら経産大臣、1つだけなら藤堂府県知事)に登録電気工事業者として登録をしなければならないが、これは必ずしも電気工事士が行う必要はない(電気工事会社の経営者でもOK)。
登録の有効期間は5年で、廃止や変更は30日以内に登録申請先に届け出る。

電気工事業者の義務
以下の4つがある。

①主任電気工事士を営業所ごとに置く。
主任電気工事士になれる人は、第一種電気工事士、もしくは第二種電気工事士で3年以上の実務経験がある者。

②測定器具の常備義務
営業所ごとに絶縁抵抗計、接地抵抗計、回路計を備える。

③標識の掲示
営業所および電気工事の施工場所ごとに、その見えやすい場所に以下の事項を記載した標識を掲示しなければならない。
・氏名または名称
・登録番号・登録年月日
・その他経産省令で定める事項(代表者の氏名、営業所の名称、電気工事の種類、主任電気工事士などの氏名)

④帳簿の記載・保存
営業所ごとに電気講義の内容(注文者の氏名と住所、電気工事の種類と施工場所、施工年月日、主任電気工事士および作業者名、配線図、検査結果)をまとめた帳簿を備え、5年間保存する義務がある。

第二種電気工事士覚え書き⑥

電気設備竣工検査の流れ
以下の4つのステップがある。

①目視点検
目で見たり、さわったりして、法に則って適切に工事されているかを確認する。

②絶縁抵抗測定
電路の絶縁が保持されているかを調べるため、絶縁抵抗計(メガー)によって測定する。

③接地抵抗測定
接地状態を接地抵抗計(アーステスタ)によって測定。

④導通試験
回路計(テスタ)などを使って、配線が正しくつながっているか調べる。

絶縁抵抗の測定
絶縁抵抗の値は電気設備技術基準によって定められている。
絶縁具合を測定する電路に直流電圧を与え、その電圧の値と漏えいした電流として検出される電流の値から絶縁抵抗値MΩを求める。
屋内配線の電路と大地の間の絶縁抵抗は、分岐開閉器をオフにして、スイッチ類を全てオン、負荷を使用している状態にして、メガー(E端子は接地極、L端子は分岐開閉器につなぐ)から電路に直流電圧をかけることで測定することができる。
電線間の絶縁抵抗は負荷を取り外して計測する。
使用電圧300以下の場合、絶縁抵抗は0.1MΩ(※対地電圧150V以下)か0.2MΩ(※対地電圧150V超)以上。
300V超の場合、0.4MΩ以上。

接地抵抗の測定
アーステスタのスイッチを入れて調整ダイヤルを回す。
アーステスタの針が中心を指したときのダイヤル目盛り値を読む。
この値が小さいほど、アースの役割をよく果たしている。
E極(緑)、P極(黄)、C極(赤)の各接地極は、それぞれ10メートル程度離す。
C種接地工事の場合、接地抵抗は10Ω以下(厳しい)。
D種接地工事の場合、100Ω以下(ゆるい)。

例外として、0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置付きの場合は500Ω以下。

電流・電圧・電力の測定
電流計と電圧計は割愛。

分流器
電流計の測定範囲を広げてくれる。電流計に並列につなぐ(電気抵抗をさらに下げる)。
回路を流れる電流の大きさIは、電流計に流れる電流Irに(1+電流計の抵抗r/分流器の抵抗R)をかければ求められる。

倍率器
電圧計の測定範囲を広げてくれる。電圧計に直列につなぐ(電気抵抗をさらに上げる)。
回路を流れる電圧の大きさVは、電圧計に流れる電圧Vrに(1+倍率器の抵抗R/電圧計の抵抗r)をかければ求められる。

変流器(CT)
大きな交流電流の測定をする。
鉄心に一次コイルと二次コイルを巻き付けたもので、一次側の電流に比例した小電流を二次側に発生させる。この比率は変流比と呼ばれる。
二次側の電流計で測定した値に変流比をかけることで、一次側の電流値を求めることができる。
変流器使用中は、二次側を開放すると高電圧が発生し危険なため、通電中に電流計を取り外すときは、必ず二次側を短絡させてから電流計を外す。

単相電力計
単相交流の電力を測定するもので、試験によく出る。
電流コイル(固定コイル)と電圧コイル(可動コイル)で構成されており、指針は有効電力を示す。

回路計(テスタ)
電路の通電状態などを調べる。直流の電流や電圧、交流の電圧や抵抗などを測定する。

クランプメータ
別名クランプ型漏れ電流計。屋内配線の点検で負荷電流を測定するほか、電路以外に流れる漏えい電流を測定するのにも使用される。
通常の電流計が電路を一旦開放して計器を接続するのに対し、クランプメータは電路の通電を保ったままで電流を測定できる。
よって、電路を停電して屋内配線の絶縁抵抗を測定するのが難しい場合、役に立つ。

単相2線式(負荷電流の測定):1本の電線をクランプする。
単相2線式(漏れ電流の測定):2本の電線をクランプする。
単相3線式(負荷電流の測定):中性線以外の1本の電線をクランプする。
単相3線式(漏れ電流の測定):3本の電線をクランプする。


検電器
電路の充電状態の調査や通電テストに使用するペン型の機器。
検電器の先端を調べたい箇所に接触させて、ランプが点灯したり、音が出た場合は検電器が電圧を検知したことになる。
電路の充電の有無は、すべての相の電線を確認する必要がある。

各種計器の動作原理の分類
動作原理によって用途や使える回路が決まっている。

可動コイル型
直流用。直流回路の電流・電圧の測定。

可動鉄片形
交流用。交流回路の電流・電圧の測定。

電流力計形
直交両用。直流・交流兼用で、かつ精度が高い。

整流形
交流用。ダイオードで交流を直流にして、可動コイル形の計器で指示する。

熱電形
直交両用。直流から高周波までの電圧計、電流計に用いられる。

静電形
直交両用。高電圧・高周波の電圧計に用いられる。

誘導形
交流用。交流電力量計としてよく用いられる。

第二種電気工事士覚え書き⑤

 三連休は再び東武動物公園にアニマル分を摂取しに行きました。

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ほぼオヴィラプトルと噂のヒクイドリ。毎回撮影しているけど、翼のあたりにある謎の爪?が気になる。

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これ。教えてこしさん。

電気工事の施工方法
施設する場所によって工事の種類が異なる。
①展開した場所(壁面、天井面など)
②点検できる隠蔽場所(天井裏、押し入れなど)
③点検できない隠蔽場所(床下、壁内、天井懐など)

また、それぞれに、乾燥した場所と水気・湿気のある場所がある。

合成樹脂管、金属管、2種金属可とう管、ケーブル工事
どこでも施工可能。

がいし引き工事
点検できない場所は不可。 

金属ダクト、金属製線ぴ、ライティングダクト工事
湿気場所は不可。

危険な施設場所での工事
粉じんの多い場所(マグネシウム、アルミニウム、小麦粉、でん粉など)や、可燃性ガス(プロパンガスなど)や危険物(ガソリン・石油)がある場所のこと。
電気スパークによる引火・爆発事故の可能性がある。
合成樹脂管、金属管、ケーブル工事以外は不可。

がいし引き工事
がいしとは、造営材との間隔や、電線相互の間隔を一定に保つために絶縁電線を支持するための絶縁材のこと。
建物の引き込み線取付点の部分や、送電線の支持具にも使われている。多くは磁器製でガラス製のものもある。
がいし引き工事とは、造営材に配線路に沿ってがいしを取り付け、電線をがいしに固定して配線する工事。
電線はバインド線を使って固定する。
最近はほとんど見かけないが、田舎の旧家ではたまに見かける。
点検できない隠蔽場所のみ施工不可。
使用可能電線はOW線、DV線以外の絶縁電線。
弱電流配線、水道管、ガス管とは10センチメートル以上離す。

ケーブル工事
ケーブルをサドルやステップルなどの器具で造営材に取り付ける工事。
危険な場所を除く全ての場所で施工可能。
支持点間の距離は2メートル以下だが、接触防護装置を施し、垂直に取り付ける場合は6メートル以下。
ケーブルの屈曲半径はケーブルの外径の6倍以上が原則。つまり曲げすぎない。
重量物の圧力、機械的衝撃を受ける場所では、防護措置が必要。
地中埋設配線はケーブルのみ使用可能で絶縁電線は不可。
道路など重量物の圧力を受ける場所では、埋設の深さは1.2メートル以上。
受けない場所では0.6メートル以上。

金属管工事
金属製の電線管の中に電線を通して配線する工事。
造営材にサドルで固定する露出配管と、コンクリートに埋め込む埋設配管がある。
金属製の電線管は衝撃に強いため、すべての施設場所に施工が可能。
使用できる電線はOW線以外の絶縁電線。
絶縁電線の接続は必ずボックス内で行い、金属管内では禁止。

工事に用いる材料
アウトレットボックス
ブッシング:金属管の終端に使用。
ノーマルベンド:カーブのコースを作りたいとき。
サドル:金属管を造営材に取り付ける。
コンビネーションカップリング:異なる種類の金属管をつなぐ。

電磁的平衡
1つの回路の電線は同一管内にまとめて収納しなければならない。
その理由は、金属管内の電線に電流が流れると、交流電流によって磁界が変化し、渦電流が発生、これにより金属管が過熱される恐れがあるため。
例えば、単相2線式の配線を同じ管内に収めると渦電流が互いに打ち消し合う。

接地工事の省略
管長4メートル以下で乾燥した場所。
対地電圧150V以下&管長8メートル以下で簡易接触防護措置を施す。

金属可とう電線管工事
曲げてたわめることができる可とう管に電線を通して配線する工事。
振動の発生する電動機などの配線でよく用いられる。
金属可とう電線管には1種と2種があり、2種のプリカチューブの工事は全ての場所に施工可能。
使用可能電線はOW線以外の絶縁電線。
管の長さが4メートル以下ならば、D種接地工事を省略できる。

合成樹脂管工事
金属管に比べて安価で、高絶縁性、化学薬品に対する高抵抗力、加工の容易性、接地工事が不要などの特徴があるが、熱によって溶融・変形したり、直射日光によって割れたりする恐れがある。
金属管工事と同様、露出配管と埋設配管があり、施工規定もほぼ同様である。
全ての施設場所に施工可能。
OW線以外の絶縁電線を使用。原則としてより線を使う。
管の屈曲半径は管の内径の6倍以上。
支持点の間隔は1.5メートル以下。

金属線ぴ工事
線ぴとは、電線を収めるとい状の収納材で幅が5センチメートル以下のもの(「ぴ」とは「とい」のこと)。
つまり、線ぴ工事とは、線ぴを壁や天井をはわせて電線を収めて配管工事を行うこと。
屋内の乾燥している場所でしか施行できない。また、使用電圧は300V以下という制限もある。
使用可能電線はOW線以外の絶縁電線。
金属線ぴどうし、金属線ぴとボックスの接続は、堅牢でかつ電気的に完全に接続。
長さ4メートル以下、もしくは対地電圧150V以下&線ぴが8メートル以下で簡易接触防護措置がされている、または乾燥した場所ならD種設置工事が省略できる。
金属製の線ぴには以下の2つのタイプがある。

メタルモール(1種金属線ぴ)
幅4センチメートル未満。
壁面露出で電線を配線する。

レースウェイ(2種金属線ぴ)
幅4センチメートル以上、5cm以下。
蛍光灯など、天井から吊り下げて使用する。

ダクト工事
幅5センチメートルを超える管をダクトという(それ以下は線ぴ)。
ダクト工事には大きく3つあるが、密閉性や強度において金属管に劣るため、どれも湿気場所には施工できない。
ダクトの終端部はダクトエンドで閉塞する。

金属ダクト工事
厚さ1.2ミリ以上の鉄板、またはそれと同等以上の強さの金属を使用する。
支持点間の間隔は3メートル以下。
ダクト内に収める電線の断面積はダクト内断面積の20%以下。
使用電圧300V以下ならD種接地工事。
300V以上はC種接地工事。ただし接触防護措置をすればD種。

フロアダクト工事
床下から電源を取るためにコンクリートフロアに埋め込む金属製ダクト。
接地工事は省略できない。

ライティングダクト工事
一般的にはライティングレールと呼ばれる。
店舗などの照明の配線に使うダクト。
ダクト内のレールに沿わせてひと組の線状導体が設けられており、レールに装着された照明器具が任意の位置に移動しても通電が可能。
照明器具には専用の取り付けプラグが必要。
支持点間隔2メートル以下。
電路には漏電遮断器を施設(簡易接触防護措置をすれば省略可)。

ネオン放電灯工事
専用の器具・材料を使うほか、配線はがいし引き工事で行わなければならない。
ネオン電線を支えるがいしをコードサポート、ネオン放電灯を支えるがいしをチューブサポートという。
支持点間の間隔は1メートル以下。
ネオンの点灯には高電圧が必要なため、ネオン変圧器(ネオントランス)も必要。
電源側には20A配線用遮断器、あるいは15A漏電遮断機を設ける必要がある。

ショウウインドウ内配線工事
コードやキャブタイヤケーブルは造営材に固定することを禁じられているが、ショウウインドウやショウケース内では美観上、差込接続器からの配線なら、造営材への固定が条件付きで認められている。
施設条件は、外部から見えやすい乾燥した場所で、かつ内部が乾燥した状態で使用すること。
コードどうしの接続はコード接続器を使う。

平型保護層工事
フラットな合成樹脂絶縁電線(アンダーカーペットケーブル)を用いて、カーペットやタイルの下に配線する工事。
ビルの室内配線ではできるが、住宅ではできない。
さらに点検できる隠蔽場所でかつ乾燥した場所のみ。
D種接地工事によって接地する。

小勢力回路
玄関のチャイムなど電力をあまり必要としない回路。
小型変圧器で60V以下に変圧した電源を使用し、電線は直径0.8ミリ以上ならOK。

木造メタルラス壁の貫通処理
メタルラスとは壁のモルタルがはがれないように下地に貼り付けた金属製の網のこと。
この網とケーブルや金属管が接触していると漏電した時に木造壁から出火する恐れがあるため、まず、金属網の貫通部分を十分な大きさに切り開き、貫通部分のケーブルや金属管は耐久性のある絶縁管(防護管)または絶縁テープで絶縁する。
絶縁管は合成樹脂管を短く切断したもの。

接地工事
A~D種の4種類あるが、試験に出題されるのはCとDのみ。

A種接地工事
高圧(600V~7000V)または特別高圧(7000V~)用機器の金属架台および金属外箱の接地。

B種接地工事
柱上トランスの二次側の中性線の設置。
これはだいたい電力会社がやる。

C種接地工事
低圧(300~600V)用機器の金属架台および金属外箱の接地。

D種接地工事
低圧(~300V)用機器の金属架台および金属外箱の接地。
接地方法よりは、D種設置工事を省略できるケースを聞かれることがほとんどだという。

接地抵抗
接地電極と大地間の抵抗。
接地電極を埋め込む土壌の状態によって大きく左右される。
接地抵抗が大きいと電気を逃がしにくくなるため、接地抵抗の値と設置線の太さが決められている。
ちなみに、C種では10Ω以下、D種では100Ω以下。
接地線は1.6ミリ以上の軟銅線。

D種接地工事の省略
・対地電圧150V以下用の機器を乾燥した場所に施設する場合。
・低圧用機器を木製床、絶縁台などの上で取り扱う場合。
電気用品安全法の適用を受けた二重絶縁構造を有する電気機器。
・乾燥した場所で、定格感度電流が15A以下、動作時間が0.1秒以下の漏電遮断機を施設した電気機器。

漏電遮断器の施設
金属製外箱を持つ使用電圧60V超の人が容易に触れる電気機器には、漏電遮断器を設置する。

漏電遮断機の省略
・電気機器を乾燥した場所に施設する場合。
・水気のない場所にある対地電圧150V以下の電気機器。
・電気用品安全法の適用を受けた二重絶縁構造を有する電気機器。
・電気機器に施工された接地工事の接地抵抗値が3Ω以下。

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これにて電気工事編は終了。最後は、リストラされたと思ったら、動物園の奥の方でしっかりと存在感をアピールしていたヘビクイワシでお別れです。

第二種電気工事士覚え書き④

配線工事に使う材料
後半戦スタート。

電線管
電線を中に通す管。電線管工事では配線よりも先に配管し、あとから配管内部に電線を通す。電線が保護できる、電線から火災の拡大を阻止できる、配管を通して壁面内部などにも簡単に配線できるというメリットがある。
金属製と合成樹脂製のものがある。また、それぞれ曲がるタイプ(可とう性アリ)と曲がらないタイプ(可とう性ナシ)がある。

金属管

薄鋼電線管
厚さ1.6ミリ以上、長さ3.66メートル。端にねじを切って使う。

ねじなし電線管(E)
厚さ1.2ミリ以上、長さ3.66メートル。ねじを切らずに使う。

2種金属製可とう電線管(F2)
プリカチューブ、防水プリカなど。自由に曲げられる。

合成樹脂管

硬質塩化ビニル配線管(VE管)
標準長4メートル。金属管よりも軽量、耐食性に優れるが、機械的衝撃や高温に弱い。

PF管
耐燃性があるためあらゆる配線に使える。曲げられる。

CD管
耐燃性がなく、コンクリート埋設用として使用される。曲げられる。

電線管工事の付属部品

カップリング
薄鋼電線管どうしを接続する。内側にねじが切ってある。

ねじなしカップリング
ねじなし電線管どうしを接続する。管を留めるねじがついている。

コンビネーションカップリング
異なる種類の電線管を接続する。

ノーマルベンド
カーブした金属管。配管をゆるやかに曲げる箇所で使用する。

ユニバーサル
金属管どうしを垂直につなぐ際に使用するジョイントパーツ。

ターミナルキャップ
管端から電線を引き出す際に使用する電線の保護用器具。

エントランスキャップ
ターミナルキャップの一種で、引き出し口の部分に下向きの傾斜があり、対降雨性がある。

金属管工事で使う工具

ウォーターポンププライヤ
金属管を押さえたり、ロックナットを締める。

パイプレンチ
カップリングの取り付け時、金属管を回すのに使う。

パイプカッタ
金属管を切断。管をはさみ、回転させながら切断する。

パイプバイス
金属管を切断する際に位置を固定する万力。

高速切断機
電動の回転のこぎり。金属管を高速切断。

金切のこ
金属の切断。

プリカナイフ
プリカチューブを切断。

タップとタップハンドル
鋼板などにねじの溝を作る。

ねじ切り器
ダイス(刃)を先端に装着して金属管のねじを切る(溝をつける)。

クリックボールとリーマ
切断した金属管の内面のバリを取る。クリックボールで、ドリル状のリーマを回転させて管端のバリを取る。

平やすり
金属管の切断面を仕上げる。

パイプベンダ
てこの力で金属管を曲げる。

合成樹脂管工事で使う工具

合成樹脂管用パイプカッタ
硬質塩化ビニル電線管の切断に用いる。金属管は切断できない。

ガストーチランプ
合成樹脂管を過熱して曲げるために用いる火炎放射器。

面取り器
合成樹脂管の管端面のバリ取りに用いる。

ボックス類とその付属部品

VVF用ジョイントボックス
VVF線同士の接続箇所に使うボックス。透明になっているのが特徴。

VVF端子付きジョイントボックス
露出場所でVVFケーブルどうしを接続するボックス。
内部に電線を止めるねじがついている。

アウトレットボックス
電線管の電線と他の電線との接続箇所に設ける。

プルボックス
多数の金属管が交差、集合する場所で電線の接続場所に施設するボックス。

コンクリートボックス
コンクリート埋設配管用のボックス。
配管完了後に底板をかぶせる。

スイッチボックス
埋め込み型スイッチやコンセントを取り付ける為のボックス。

露出型スイッチボックス
露出配線で用いられるスイッチボックス。
管を装着するコネクタがついているのが特徴。

ケーブルラック
ケーブルを収めて配線するための棚。

ボックスコネクタ
電線管をボックスに固定するのに使う。
ロックナットを外してからボックスに接続する。

ゴムブッシング
金属製のボックスの打ち抜き穴に取り付ける電線保護用のゴム材料。

絶縁ブッシング
電電管の管端に取り付けて電線の被覆を保護する。

その他ケーブル工事で使う材料・工具

ステップル
ケーブルを木材などの造営材(柱や壁)に取り付けるのに用いる、巨大なホッチキスの芯。

サドル
電線管を造営材に固定するのに使う。

パイラック
電線管を鉄骨などに固定するのに使う。

羽根切り
木材に穴を開ける工具。クリックボールに取り付けて使う。

木工用きり
木材に穴を開ける時に使う工具。

ホルソ
電気ドリルに取り付けて鋼板に穴を開ける工具。

ノックアウトパンチャ
油圧で鋼板などに穴を開ける工具。名前がちょっとかっこいい。

振動ドリル
コンクリートや木材に穴を開けるドリル。

呼び線挿入器
管工事において電線管に電線を通すのに使う工具。

遮断器
以下の2つがある。

配線用遮断器
過電流の時、電路を遮断。真ん中の開閉用レバーが特徴。
電動機保護兼用や三相用配線用などのタイプがある。

漏電遮断器
漏電の時、電路を遮断。テストボタンと漏電表示ボタンが特徴。
漏電遮断器付きのコンセントや、過負荷保護付き漏電遮断器(漏電だけではなく過電流の時も遮断する)などもある。

照明器具
白熱灯と放電灯がある。
白熱灯:力率○、発光効率×、寿命が短い
放電灯:力率×、発光効率○、ちらつきアリ

照度
照明の明るさ(1平方メートルあたりの面積に降り注ぐ光束)を示す。単位はルクスだが、最近の照明器具のスペック表ではあまり使われていないイメージ。

光束
高原から出る光の量を示す。単位はルーメンで、最近はこちらの表示がメジャーな感じがある。

光度
懐中電灯など、ある特定方向での光の強さ。単位はカンデラ

白熱電球
ガラス管にガスを封入し、その中のフィラメントが約2000℃まで発熱することで発光する。
そんな熱かったのか。

ハロゲンランプ
白熱灯のガラスの中に微量のハロゲンガスと不活性ガスを交合して封入したランプ。
白熱電球よりも明るく、店舗のダウンライトや自動車のライトなどに用いられる。

線付防水ソケット
屋外で用いる電球用のソケット。工事現場での仮設照明などに使われる。

蛍光灯
代表的な放電灯。
放電が始まると、放出された電子がガラス管に封入された水銀を含むガスに衝突して紫外線を発生させ、その紫外線がガラス管に塗られた蛍光物質に当たって発行する。

ナトリウムランプ
ガラス管の中にナトリウム蒸気を封入したランプ。
霧の濃い場所やトンネル内の照明に利用。

高圧水銀ランプ
高圧の水銀蒸気を封入したランプ。
青白く光るのが特徴で、発光効率が高く、体育館や広場、スポーツ競技場のスタンド、道路照明などに利用。

ネオン管
ネオンガスなどを封入したランプ。封入したガスの種類によって色が変わる。
つまり必ずしもネオンガスが入っているわけではない。
専用の高圧のネオン変圧器が用いられるため、特殊電気工事資格者(ネオン)しか工事ができない。

グロースタート式蛍光灯の点灯
インバータ式というタイプもあるが、試験ではグロースタート式が出題される。
グローランプ(点灯管)が発熱し、点灯管内の電極が接触。蛍光ランプのフィラメントが過熱され電子を放出するスタンバイ。
②点灯管が冷めて回路が遮断されると同時に、安定器(チョークコイル)に高圧が発生し、フィラメントが放電を開始。その後安定器が放電を安定させる。
③グローランプに並列接続するコンデンサで高周波雑音の防止。

誘導電動機
交流電流で回転するモータのこと。
単相誘導電動機と三相誘導電動機があるが、産業界では後者がメジャー。

三相誘導電動機の構造と回転の仕組み
三相誘導電動機は、回転する部分の回転子と、その空間を取り囲む固定子から成り立っている。
この2つにはそれぞれコイルが取り付けられており、3つの固定子の各コイルにはそれぞれ120°位相が異なる三相交流が流れている。
この電流の作る磁界はそれぞれ交流の位相差によって回転し(回転磁界)、この磁界の回転につられて回転子も回転する。

力率改善
誘導電動機に対して電力用コンデンサを並列に接続することで力率を改善することができる。

同期速度
三相誘導電動機の回転磁界の速度(1分間あたり)。
回転磁界はN極とS極の2つの磁極がペアで回転するので極数は2とされる。

回転速度Ns=120×三相交流の周波数f/極数p[min-1(毎分)]

すべり
実際の誘導電動機の回転速度は回転磁界の速度よりも数%遅くなる。この差の比率。

始動法①じか入れ始動
構造上、電源を入れた瞬間に大電流が流れる。
誘導電動機に三相電源を直接接続して始動させるじか入れ始動(全電圧始動)では、始動の際の電流が定格電流の4~8倍も大きくなるので、もっぱら定格出力が小さな電動機だけがその始動法を採用している。

始動法②Y-Δ始動
大きい定格出力の電動機での始動時の電流を小さくするための代表的な手法。
始動時はY結線、一定の回転数に達したらΔ結線に切り替えるというもの。
三相かご形誘導電動機に採用されている。

回転方向
三相交流の3本の結線のうちどれか2本を入れ替えると、回転方向を逆にすることができるが、水を汲み上げるポンプや、ベルトコンベアの大型機械などでモーターが逆回転すると、故障や事故の原因になるため、回転方向を試運転前に確認する検相器がついている。

第二種電気工事士覚え書き③

配線器具・材料・工具
ここから暗記科目。覚える項目が多すぎるので、今回は前半を。

絶縁電線
銅やアルミニウムなどの導体を絶縁物で覆った電線。アルファベットの略式記号の暗記が辛い。HIVなど誤解を受けそうなやつもあるし。

IV
インドア・ビニル。
屋内用絶縁電線。許容温度60℃。
屋内配線といっても天井裏に転がすような施設方法は禁止されており、電線管やダクト工事などによって施設しなければならない。

HIV
ヒート・レジスタント・IV。
IVの熱強化バージョン。許容温度75℃。

OW
アウトドア・ウェザー・プルーフ。
屋外配線用絶縁電線。

DV
ドロップ・ワイア・ビニル。
屋外引き込み用絶縁電線。

EM-IE
エコ・マテリアル。
エコ電線。焼却時の有害ガス発生を抑えるなど環境に配慮した電線。

ケーブル
絶縁電線を2~3本束ねて、その上から保護被覆で覆ったもので、通常の電気工事で最も多く使われている。
略式記号は絶縁物の素材と保護被覆の素材を順番に示すため結構長い。

VVF
ビニル・インスレーテッド・ビニル・シースド・フラットタイプ・ケーブル。
600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平型。屋内、屋外、地中配線用。
最高許容温度60℃。
住宅で多く使われる。

VVR
ビニル・インスレーテッド・ビニル・シースド・ラウンドタイプ・ケーブル。
600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸型。屋内、屋外、地中配線用。
最高許容温度60℃。
幹線に太い電線が必要な場合。

EM-EEF
600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル。通称エコケーブル。
屋内、屋外、地中配線用。

CV
クロスリンクド・ポリエチレン・インスレーテッド・ビニル・シースド・ケーブル。
600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル。
屋内、屋外配線用。
耐熱性があり、値段が安いため、実際の工事では、VVFやVVRよりもよく使われる。

MIケーブル
ミネラル・インスレーテッド・ケーブル。
耐火配線用。高温でも燃えない無機物で絶縁。工場で使われる。

CT
キャブタイヤケーブル。移動型電気機器用。
コードよりは強度があるが、隠蔽部分の配線には利用できない。また、接続器具を用いずに他の電線と直接つなぐこともできない。

VCT
ビニルキャブタイヤケーブル。移動型電気機器用。

コード
耐熱性がないビニルコードと、多少あるゴムコードがある。
断面積によって許容電流が異なる。

VFF
ビニルコード。熱を出さない電気機器用。
電気スタンドなどに使用されるが、熱に弱いので白熱電球などには使用できない。

FF
ゴムコード。乾燥した場所で使用される。
袋打ちタイプや丸打ちタイプがある。

電線どうしの接続
トレス台が壊れた時に見よう見まねでビニルテープでコードを繋いだことがあります。

リングスリープでの圧着接続
リングスリープE型に導線を差し込み、リングスリープ用圧着ペンチ(グリップが黄色)で圧着し、絶縁テープで被覆する方法。

差し込み型コネクタ
差し込み型コネクタに銅線を差し込むだけ。簡単。絶縁テープを巻く必要もない。

電線の接続条件
接続条件としては、以下が挙げられる。
抵抗を増加させない。
引っぱり強度を20%以上減らさない。
絶縁電線の接続部は絶縁テープで被覆する。

コード相互、キャブタイヤケーブル相互、ケーブル相互の接続は、接続器(コードコネクタなど)や接続箱(ジョイントボックスなど)を使用し、直接接続しない。
ただし例外として、断面積8平方ミリ以上のキャブタイヤケーブル相互だけは直接接続できる。

ビニルテープでの絶縁処理
半幅以上重ねて2回(4層分)以上巻く。

黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープの絶縁処理
半幅以上重ねて1回(2層分)以上巻く。

電線接続に使う工具
電工ナイフ:電線の絶縁被覆やケーブルの外装をはぎ取る。
ペンチ:電線や心線を切断。
ワイヤストリッパ:外装や絶縁被覆をはぎ取る。各種電線の径にあった刃のくぼみアリ。
ケーブルカッタ:ペンチで切れないような太いケーブルを切断。刃先は半円状。
電気はんだごて:電線のはんだ付けに使う。
手動油圧式圧着器:太い電線の圧着接続に使う。
絶縁被覆付圧着端子用圧着工具:名前が長い。そのまんまの用途。グリップは青。
裸圧着端子用圧着工具:おまえも長い。グリップは赤。

コンセント
差し込まれる方。差し込む方はプラグという。
埋め込み型:壁面に埋め込む最もメジャーなタイプ。
露出型:壁面に直接取り付けるタイプ。
防雨型:屋外用で、穴は下向きに、また小さな屋根がある。
フロアコンセント:床面に取り付けるタイプ。

刃受けの形状
プラグを差すのに必要な穴のこと。差し込み口、プラグ受けとも呼ぶ。
通常は2つ穴だが、用途によっていろいろなタイプがある。

接地側と接地極
コンセントには接地(アース)のための構造が組み込まれている。
接地には、柱上トランスで施設されている中性線接地と、各電気機器が実施する個別の接地がある。
差し込み口の穴が長い方が、中性線に接続する接地側。
屋内を経由して対置に接地されている接地極という電極があるコンセントもある。その場合、刃受けの数は3つになる。
また、設置用電線を接続するための接地端子(ネジで締めるタイプ)があるコンセントもある。
住宅用単相200Vコンセントは、接地極付きにする。
また、洗濯機など水場で使う電気機器のコンセントは漏電の危険性が高いため、接地極付き・接地端子付きが望ましい。

開閉器
電気回路をON/OFFする装置でスイッチと似ているが、以下の違いがある。
開閉器:配線を開閉。
スイッチ:電気機器を開閉。

カバー付きナイフスイッチ
ナイフ状の電極を刃受けに手で差し込むことで電路を開閉する。
ヒューズを内蔵することで回路を保護し、カバーによって感電を防止。
主に電動機操作用の手元開閉器に使われる。

箱開閉器
ナイフスイッチを箱で覆ったもの。
側面にあるスロットマシンのようなレバーで電路を開閉する。
用途はナイフスイッチと一緒。

電磁開閉器
手動ではなく、電磁力で開閉する。
人力を必要としないため、遠隔操作、自動操作、細かい制御が可能。
電路の開閉を行う電磁接触器と熱動継電器(サーマルリレー)の2つのパーツで構成。
これに対応した専用の押しボタン式スイッチもある。

スイッチ
点滅器、リモコンスイッチなどがある。

屋内用小型スイッチ(点滅器)
タンブラスイッチ:最もメジャー。埋め込み型と露出型がある。
表示灯内蔵スイッチ:タンブラスイッチにパイロットランプがついたもの。
プルスイッチ:壁などに取り付けてヒモを引っぱってON/OFFするもの。
キャノピスイッチ:電気器具に取り付けてヒモを引っぱってON/OFFするもの。
自動点滅器:周囲の明るさを感知して自動でつくタイプ。街路灯などに内蔵。
タイムスイッチ:タイマー付き。換気扇など。
調光器:電灯の明るさを変更するスイッチ。

リモコンスイッチ
電気機器のON/OFFを遠隔操作できる。
一カ所で多数の電灯の集中操作ができ、リモコントランスによって低圧した上で操作できるため感電の危険が少ない。
リモコンスイッチ:赤と緑のLEDは動作確認ランプ。
リモコンリレー:リモコンスイッチの信号に合わせて回路を開閉する。
リモコントランス:リモコン配線用の変圧器。100Vを24Vに変圧するなど。

スイッチの配線
通常は非接地線側にスイッチを組み込み、スイッチOFFの時、非接地線が負荷につながっていない状態にする。

単極スイッチ
1回路の電路を開閉するスイッチで片切スイッチとも呼ぶ。

2極スイッチ
2回路の電路を連動して開閉するスイッチで両切スイッチとも呼ぶ。
非接地線を2線使った200V電源につないだ電灯では2線とも非接地線側なので同時にON/OFFをしなければならないので、そういうときに使う。

3路スイッチ
階段の電灯など、1Fでも2FでもON/OFFできるようにするために使うスイッチ。
スイッチAとスイッチBが共にON、もしくはOFFの時、点灯する仕組みなため(どちらかだけだと消灯)、どっちに押せば電気がつくのかわけが分からなくなることが多い。

3路/4路スイッチ
3路スイッチと4路スイッチの合わせ技。3カ所以上に同一の電気機器を操作するスイッチを設置したい場合に用いる。
4路スイッチは、平行接続とたすき掛け接続が可能で、スイッチが変わる度に切り替わるようになっている。
これにより、スイッチABCのいずれかを切り替えれば、電気機器をON/OFFすることができる。

パイロットランプ
スイッチの場所や、色でON/OFFの状態を知らせるためのランプ。
常時点灯:スイッチに関係なく常に点灯。
同時点滅:スイッチがONの時点灯、OFFの時消灯。
異時点滅:スイッチがOFFの時消灯、ONの時点灯。
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