#検察庁法改正案に抗議しますについて

 記事にするような話題でもないと思ったんだけど、こしさんやパキPさんと久々にガッツリやりとりしたので、ちょっと自分の意見をここでまとめておこうということで筆(キーボード)を取った。
 ただ、今回の騒動は一部の芸能人のツイートに端を発したツイッターデモだったらしいんだけど、自分って今はツイッター全然アクティブじゃないし、フォロワーも少ないし、トレンドも追っかけてないから、「フィギュア買いました」とか「筋トレしました」とかタイムラインが平和なのよ。
 もう、ツイッター特有の何十万回も同じような要点でつまづいて喧嘩してる不毛さっていうか。これはもう構造的欠陥だな、と。機会費用的にもういいかな、と。
 て、ことで、この件はツイッターのまとめサイトとかも見てないし、見る気もないし、こしさんとやり取りしていくうちにこういうことが問題になっていたのかな、と色々判って行った感じ。本当に申し訳ないんけど。

 だって絶対来週にはブームが去ってそうなんだもん。

 さて、第一の論点としては、芸能人が政治的な発言をする是非なんだろう。コロナ自粛でわりと暇で、平時なら政治的な発言をとてもしなさそうな芸能人がそういうことを言い出したっていうことらしい。
 これは、別にいいじゃんって思う。お前は政治なんか考えず歌だけ歌ってろとか言われたら誰でもカチンとくるし。
 ただ、アイドル歌手とかってイメージ商売だから、あえて芸能人の政治的発言を奨励する必要は私はないと思うけど。
 あの人ってキャラとは違って、意外と政治のことを考えてるんだ、とか、実は賢いぞ、みたいなイメージアップを狙ったのかもしれない。
 で、SNSのような場での政治的発言っていうのは、芸能人にかかわらず誰が言っても絶対に突っかかってくる人は出てきちゃうわけで、それはもうどうにもならないんだよ。
 ツイッター界の地雷原というか。だから、発言する以上制服向上委員会とかそっちの修羅の道に行く覚悟がいるよね。

 第二の論点としては、政治的な理解度にはみんな濃淡があるわけだから、政治について詳しい奴だけが一人勝ちするような排他的な状況は、民主的ではないっていう指摘があるよねってこと。専門家主義というか。アカデミズムというか。
 もう少し具体的に言うならば、ロウィの言う、建前は民主的だけど、実はごく少数の知的勝ち組がインフォーマルな場で物事を決めてるんじゃないかっていう実態に対する危機感がこしさんにはあると思うんだけど。
 確かに、政治は有権者や市民がみんな参加するのがいいし、今回の件で、政治の発言を不用意にするとひどい目にあうぞってわかってしまうと、政治にあまり詳しくない人が萎縮して、結果的に意思決定の場から排除されてしまうっていう指摘はわかる。
 で、それに対して私は結構マッチョイズムというか、ハンナ・アーレントというか、もう面倒くさいからきゃりーぱみゅぱみゅさんって言うけど、あの人に対して私がバッカやろうって思ったのは、発言をすぐに取り下げないで、そんな野郎、論理武装して言い負かしちゃえって思ったんだよね。

 それに、フォロワーのあいだで賛否が分かれて議論が起きるっていうのは、あのレベルの芸能人なら影響力もあるし、分かりそうなものじゃんっていうのもある。それを分かった上で発言したんだろうなって思ったからなあ。
 ナイナイの岡村さんもだけど、そこらへんの感覚って難しいよなって思う。自分も難しいと思うもん。もうツイッターでは、下手なこと言えねえなっていう。
 ツイッターでアクティブに意見言ってた時なんか、やっぱりテキストだからさ、真意を誤解されることが多くて、あ~こんな些細な誤解を解くのに3時間もかかっちゃったよ、とかあったからね。メダルゲームかよっていう。でもまあ、私ツイッターでコテンパンに論破されたこと一度もないからね(相手にされてないだけかもしれない)。
 面白いのは、パキさんとか一度会ってお互いに人となりを知ると、ツイッターでも行間を読んでくれたりするんだよね。それはやっぱり強いよなっていう。すげえ気が楽だもんw
 だから、爆笑問題の太田さんなんかも人情の人なんだと思う。ナイナイ岡村さんやキャリーが不憫じゃないか、とすごい庇ってくれるもんね。窮地に追い込まれた人に優しいんだと思う。
 こしさんなんかもそんな印象を受けたんだろう。意見の内容どうこうじゃなくて、気軽に政治を口にしたキャリーがフルボッコに合うこの状況はあまりに他者に優しくないなっていう。
 
 ただ、民主主義っていうのはめんどくさい上に残酷でさ。どうしても意見が違う人とも議論はしなきゃいけないわけで。「歌手のくせ生意気だぞ」はどう考えてもアウトだけど、誰でもフラットなレベルで意見を交わして、相手と意見が食い違った場合は、辛抱強く言葉を尽くさないといけない。
 ここら辺の弁証法的なやりとりにおいても、もちろん、その人のセンスや素養、訓練が物を言うし、格差はどうしてもあるっていうのはわかるけど、キャリーが自由に政治的発言をする権利があるなら、キャリーはその意見に反対の立場の人の意見も(めんどくさいかもしれないけど)聞いて、言葉を追加したり、説得したり、質問したり、もし仮に自分に事実誤認があった場合は認めないといけないわけで。
 これが、めんどくさすぎて、やっぱり政治的な発言を控えようってなっちゃうなら、もうそれは仕方がないんだけどさ。日本よ、これが民主主義だとしか言い様がないもん。

 ぶっちゃけると、ツイッターって学校の社会の授業や大学のゼミとかじゃないじゃん。これが優れた公民的資質を育てる教育機関なら、長い目で温かくキャリーの成長を見守ることもできるじゃん。この人の意見にわざわざガチで指摘をするのも野暮だな、とかあるじゃん。
 この前、自分の奥さんの友達がず~~~~っと政治家の批判を酔っ払いながらしてて、自分も聞いてたんだけど、別にそれは私はとにかくこの状況に怒っています!っていう感覚的な意思表明なだけで、別に専門的な政治学の議論をしたいわけじゃないじゃない。だからずっと黙って聞いてたんだけど。
 こういうことがリアルではできるんだけど、ツイッターはもう逆に民主的で、誰でも公平に扱われて、手加減なしのガチンコになっちゃうから。政治学の専門家とか、政治学を専攻している学生とかもゴロゴロしているわけで、政治学者の受け売りをして気持ちよく政治を語っていたら、後ろからご本人登場というか、知識の量では圧倒的な奴に捕まってしまうことはどうしても避けれないわけで。中途半端な学者崩れは知識ひけらかしたいからさ。

 ちょっと、議論がまとまらないけど、もし、自分がキャリーの立場だったら、あれだな、せっかくフォロワーが多いんだから、「いま検察庁法改正案が話題になっているんだけど、誰か詳しい人キャリーに教えて」って最初は尋ねるかもね。
 もしくは、ネットじゃなくて、リアルで政治的なやりとりだとか啓蒙をするかな。こしさんが言うことは人情としてわかるんだけど、ツイッターって2ちゃんねると変わらないから。承認欲求のカルマだからさ。誰でも気軽にアクセスできる戦場だからさ。
 不特定多数の大衆を相手にするのって、それこそナイナイ岡村さんやキャリーさんなんかの方が全然プロなんだろうけど、それでも一寸先はダークネスなんだろうな。
 私は政治どうこうじゃなくて、たった一度の失言や失態すら許されないこの日本社会がやばいと思うよ。そこは、こしさんも同意してくれるだろう。

新型コロナウィルスはどれだけ危険なのか

 昨夜、パワポを作るモチベーションが完全になくなったので、丑三つ時にコロナウィルスに向き合ってみました。
 まあ、この記事に限ったことじゃないけど、今回の内容は自分自身のモヤモヤを解消するために書いているので、ほかの人を啓蒙しようとかそんなことは一切ありません。ツイッター界の人々のように、安倍総理がとか、ナイナイ岡村さんが・・・とか、政治的なアジテーションとかしたいわけじゃないから。
 厚生労働省や感染症研究所から出されている公式統計(いつでも誰でも見れるやつ)を元に勝手に推測しているだけなので、当然推測の仕方にも問題があるし(それは自覚してます)、より正確なことは医療機関に相談してくださいっていう。いや、迷惑だろうな。こども電話相談室とかやってる余裕ないから。それどころじゃないから。医療機関。

 つーか、学校も、生きる力とか、主体的な学びとか言ってるんだからさ。コロナウィルスに人類はどう立ち向かえばいいでしょうか?みたいな大きな課題だけ与えて、授業が再開されるまでに各自レポートを作ってきなさい、で自粛期間の教育って済むんじゃないかって気がするよね。
 こしさんとも話してたんだけど、この問題って生物学だけの話じゃない、疫学的なこととか、社会学的なこととか、政治学、経済学、経営学、心理学とか、文系の学問を多分に含んだ、教科横断型の・・・(語弊があるのを覚悟で言おう)すごい教育的に優れた教材だと思うし。
 モーニングショーだけ見て、勝手に怖がって、勝手にイライラして、集団ヒステリーしてても埒があかないじゃん。マイクル・クライトン先生が生前ずっと指摘していたように、マスコミにとって恐怖は金になるからね。今こそ、テントの中で『恐怖の存在』を読むべき。

新型コロナウィルスの国内感染の現状
データは5月2日のもの。でも毎日更新されるので、細かい端数は場合によっては省略しました(クルーズ船のデータなど)。
まず、国内感染の最初の例は1月某日の60代の男性とされているので、1月~4月の4ヶ月分の累計と考える。

日本の総人口:1億2600万人

累計感染者数:14638人
日本の総人口の0.012%になる。

回復者数:3981人
オレ病院行かずに回復したよ!っていう自己申告者を含めている気がしないので(自宅療養はやばいってことになったし)、おそらく退院者数だと思われる。

現在の感染者数:10164人
感染者数から回復者数と死亡者数を引いた値を出しました。

重傷者数:328人

死亡者数:493人
総人口の0.00039%。累計感染者数の3.4%にあたる。

まず、モヤモヤするのは累計感染者数。
この値は自覚症状があって調べた人や、陽性の人との濃厚接触者の人などが、ごちゃまぜなので何とも言えない。

慶応大学病院のデータ(感染率は6%説)も病院に来ている人だけのデータだからなあ。

ずっと前から、自分が思うのはなんで無作為抽出で標本調査やらないんだろうってこと。

そしたら、ニューヨークでやってくれて(ありがとう)、州人口2000万人中270万人感染している可能性があり(なんと13%!)、推定死亡率は0.5%となったという。
まあ、ライフスタイルが違うし、ニューヨークを東京にそのまま当てはめるのは無理があるけど(土足文化とか、あまりマスクしないとか)。

とにかく、累計感染者数が本当はもっと多い可能性もあるので、死亡率3.4%ももっと下がるんじゃないのかって気がする。

クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス
なんか、いいデータないのかなって思ったら、そういやクルーズ船から全ては始まったことを思い出し、国立感染症研究所の検疫事例を調べてみた。
閉鎖された環境で、コロナの野郎がどう広がっていくかの箱庭的なシミュレーションにはなるかなと思ったんだけど、よく考えてみると、2月初旬に最初の感染者が見つかって、2月下旬には下船させているから(東京オリンピック開催中止を恐れて、この時点で徹底した水際対策をしなかったことだけが悔やまれる)、日本全体の感染者数の推移と比較するには調査期間が短い気もするけど、他にデータがないのだから仕方がない。

乗客乗員数:3711人
乗客とスタッフを含めた人数。
このうち60歳以上の人は2165人。日本人が1341人。
日本がいくら超高齢化社会でも、総人口の58%が定年していることはないので、年齢分布に違いがあることは否めない。
そして、それを踏まえると、クルーズ船の方が死亡率が高くないと、高齢者の人が亡くなりがちという傾向も分からなくなる。

感染者数:712人
乗客乗員数の19%になる。

重症者数:33人
うち、4人は今も重症?

死亡者数:13人
乗客数の0.35%、感染者数の1.8%、重症者数の40%にあたる。

退院者数:651人
4+13+651=668人が入院者数ってことかな?
712-668=42人は感染はしたけど入院しなかった??自宅隔離か?(約6%)

厚生労働省のデータによると感染者数のうち無症状者数は50%前後ということもわかる。
これは検査ごとに上下している(60%が無症状だったりもしている)ので、だいたいを取りました。

クルーズ船のすごいところは乗客乗員のほとんどすべてをPCR法で全数調査したということ。
これはすごいデータだと思う。
このデータをそのまま当てはめるのは強引だが、日本がこのウィルスに対して何もしなければ、単純計算で総人口の約20%、2520万人が感染し、感染者の約2%、50万人が死亡するということになる。

もうひとつ気になるのが死亡者数である。
なんと、高齢者の割合が多いクルーズ船(1.8%)よりも国内(3.4%)の方が死亡率が高い。
可能性はいろいろ考えられる。
例えば、データをとった期間が全然違うとか、クルーズ船よりもコロナの殺人力が強くなったとか(今じゃ3つに変異したらしいしな)。
でも、個人的に思うのは、国内感染者数が本当はもっと多いんじゃないかってこと。
クルーズ船は、何しろ全数調査しているからね。
なので、クルーズ船の死亡者数/感染者数の比を、比例式を使って日本の累計死亡者数に当てはめると、現在の全国の感染者数は10164人ではなく、その2倍以上の27001人くらいいるんじゃないかってことになる。

インフルエンザ
さて、コロナ同士を比較しているだけでは、新型コロナウィルスがどれほど危険かさっぱりわからん。て、ことでよく引き合いに出されるインフルエンザのデータと比較してみました。
これについては、厚生労働省のサイトがすごいわかりやすい、ざっくりとしたデータを提供してくれています。

感染者数:1000万人
全人口の8%になる。よくよく考えたら驚異の感染者数。

死者数:214~1818人
全人口の0.00017~0.0014%
感染者数の0.002~0.02%になる。

超過死亡概念:1万人
インフルエンザが間接的な原因となって亡くなった人も死亡者に加える考え方。
インフルエンザの予防注射を事前にうけていたら助かった人の数とも言える。
これを踏まえるとインフルエンザの死亡率は0.1%になる。

新型コロナウィルスVSインフルエンザ
比較してみましょう。

①致死率
新型コロナウィルス:0.5%~3.4%
インフルエンザ:超過死亡概念を入れても0.1%

新型コロナウィルスは致死率を最小に見積もった値(ニューヨーク)と比べてもインフルエンザの5倍の致死率がある。
とはいえ、エボラ出血熱や初代SARSほど感染者を片っ端から根こそぎ殺すわけでもないので、政府がビビって人権を侵害しても封じ込めるぞ!ってなかなかならなかった。まさにヘビの生殺しウィルス。

②感染力
新型コロナウィルス:13~19%?
インフルエンザ:8%

新型コロナウィルスはインフルエンザよりも感染力が2倍強い。
インフルエンザが流行している時に、お医者さんが院内感染するとか、いわばその道のプロが感染するってあまり聞かないし。

③ワクチンや特効薬が未開発
これも医療従事者が感染する原因だと思う。
町のお医者さんはインフルエンザのシーズンが近づいたら、絶対事前にワクチン打ってるだろうし。

④不顕性感染
感染しても自覚症状が全くない人がいて、その人がほかの人にうつしてしまう。
ただし、これはインフルエンザでもあるらしい。

⑤医療崩壊
ワクチンや特効薬がないコロナウィルスは結局対処療法をやるしかないし、いちいち感染者を隔離しなきゃいけないため、医療機関のリソースをかなり食ってしまう。
新型コロナなんぞインフルエンザみたいなもんという立場もあるけど、厄介な感染症がさらに増えたってことだから、インフルエンザ+コロナのダブルパンチになると最悪である。

まとめると、新型コロナウィルスはインフルエンザよりも総合的に危険であることがわかる(よしりんすまん)。
だからといって、小池のおばちゃん(※カタカナ語大好き)に叱られながら、ずっと引きこもり生活を続けるのは現実的じゃないだろう。
接触削減対策はどう考えても長期戦かつ消耗戦になるわけで、疫学的には正解だけど、経済学的にはカタストロフィーでしかない。
今日の感染者数や死亡者数とともに、倒産数や自殺者数も報道してくれないと、偏向報道だぜっていう。これもコロナによる超過死亡概念だろう。

新型コロナウィルスの対処法
結局あまり打つ手がないんだろうなってことがわかる。

①早期水際対策作戦
検疫体制を強化し、感染者数が少ないうちに、その全ての感染者を拘束し、隔離し、封じ込めてしまう作戦。
海外からの帰国者に罰則規定を設けて即座に手をうった台湾などが実施。

この作戦って基本的に、排他的かつ、感染者の人権やらプライバシーに配慮しなくていい独裁国家が強いイメージがあるので、北朝鮮が感染者数0人っていうのも、あんがい当たらずも遠からずなんじゃないかって気もする。感染しちゃったら強制収容所に連れてかれたり、「コロナうつしてくるわ」ってガールズバー行った人なんか銃殺しそうだよな。

それと、政府の指示にわりと素直に従う国民性もファクターに挙げられる。
韓国なんかはちょっと個人情報やプライバシーを投売りしすぎているような気もするけどね。なんかカイジに出てくるような腕時計させられてたしな(ちゃんと家でおとなしくしているか政府が監視する追跡装置みたいなやつ)。

台湾は民族アイデンティティ的なのもあったと思う。つまり、中国の一部にされてたまるかっていうナショナリズムの流れと合致して、出入国規制をした、と。
これは、小林よしのり先生の初期の提言(中国人を日本に入れるな)も当てはまりそうな気がするけど、まあ、人種差別だなんだと言われても、考えられる最善の策は今振り返るとこれしかなかったのかなって思う。

日本国民も、わりとお上の言うことを素直に聞くから(パチンコ店すら)、すぐにこれやっときゃよかったんだけど、東京オリンピック中止を恐れたよね。
ただし、これに乗じて調子に乗った政府が国民の自由を奪いかねない危険性もあったので、何とも言えないな。

気になるのは、憲法改正に賛成する国民が反対派を上回ったということ。
マスコミも、こういう時こそ強いリーダーを・・・とか言ってて。ヒトラーじゃねーか。ナチスじゃねーか。大政翼賛会じゃねーかって思うよ。
ヒトラー映画で何度も言っているように、ヒトラー1人をスケープゴートにしている以上、オレたちは何も学んでいないって言ってたけど、本当に学んでないよ。

②集団免疫作戦
外出規制など何もせず、国民にめちゃくちゃ感染させて、みんなで免疫力をつけていくストロングスタイル。
スウェーデンなどが実施(イギリスはすぐに心が折れた。ジョンソンさんも死にかけた)。
短期決戦が望める、経済的ダメージが少ないなどのメリットがあるが、その過程でめちゃくちゃ犠牲者が出る(と思う)。まさに国家ぐるみの自然選択説の壮大な実験になる。

③検査体制充実作戦
ドライブスルー検査、ウォーキングスルー検査など、検査体制を充実させることで、新型コロナの感染実態を掴む作戦。
MERSなどの苦い経験をもとに検査体制を充実させていた韓国や、医療設備(集中治療病床数など)がもともと充実していたドイツなどが実施。
韓国は数字だけ見ると、多くの感染者を出してしまったが、不特定多数の人がよく触る場所に抗菌フィルターを貼るなどもはやコロナとの共存を前提とした社会的な工夫をしているのが興味深い。
つーか4月に選挙やったのもすごい。大統領選挙を控えるアメリカもモデルケースにするんじゃないか。
なんだかんだいって、ここまで感染者数が増えたら、こういう対策をするのが一番クレバーな気がする。新たなライフスタイルやビジネスモデルも出てきてイノベーションにもなりそう。
PCR検査代行業者とか絶対できると思う。PCRって機材さえあれば自分ですらできるからな(ただしウィルスの塩基配列を培養するためやりたくはない)。

④ステイホーム作戦
とりあえずチキってみんなが家に引きこもる作戦。
すごい原始的だが、本来は指数関数的に増大していく感染者数の増加を鈍化させることができる。
デメリットは、長期的に経済がダメージを受けること。
そこまでの犠牲を払って、小池のおばちゃんがヒキニート生活を強制するのは、唯一の希望であるワクチンや特効薬の開発までの時間稼ぎができるから。
ただし、その開発には2年はかかるとも言われており、もしそれが本当ならば、マジでベーシックインカムでも実施してくれないと、街は失業者で溢れ、大恐慌になり、独裁者が現れ、もともとは中国のせいだ!と怒りの矛先が他国に向かい、第三次世界大戦になるであろう。

 てことで、愛車も壊れちゃったんで早く10万円ください。

ゴールデンワーク

 やばい。計画が狂った。ゴールデンウィークの日数間違えてた。11日もなかった。7日だった。
 て、ことでノルマ達成は絶望的になりました。とりあえず、毎日、昼~深夜3時までパワポを作る引きこもり生活を続け、生物学は意地と気合で全て完成させた(こしさん、スライドのアドバイスありがとう)。
 しかし、残り3日で地学と経済学の全パワポを到底完成させられるわけもなく、ちょっと現実逃避中で、今ブログ書いてます。
 
 つーかさ、こんなことにならなけりゃさ、ゴールデンウィーク、家でやりたいこと他にも色々あったんだよ。
 まず、漫画なんだけど、ゴールデンウィークまでにちびちびやってて1話分の作画はすでにできてるのよ。で、最後の仕上げのトーン貼りや写植を連休中やるぞと思ってたのに、パワポ。

 そして、コロナウィルスについても色々調べたかったんだよな。どうも昨今はテレビも政治も感情論つーか、気持ちで乗り切ろうみたいな、科学的でもなんでもない、反知性主義的な流れになっちゃって、ちゃんと統計的なデータを分析して、どこまで危険なウィルスなのかをちゃんと理解したかったんだよ。でもパワポ。

 私なんかはぶっちゃけ、一周回って一体何が怖いウィルスなのかよくわからなくなっちゃってて。何が怖いかわからないけど、とりあえず怖がっているという、この流れこそが怖ええよっていうか。
 まあ、実態がよくわからない未知のウィルスだから怖いんだろうけど、それでも、少なくともここまでは分かっているよっていうのをまとめたほうがいいじゃん。精神衛生上にも。誰かやってくれよっていう。

 無知蒙昧な下民は考えるのをやめてステイホームしてりゃいいんだ!っていう政治判断もわからなくもないけどさ。10万円もらえるのも6月下旬とか信じられないくらいおせーし。私はあの10万円ってゴールデンウィーク引きこもるための資金だと思ってたからね。

 小林よしのり先生が言うように、このままじゃ、本当に経済がめちゃくちゃになって(需給どっちも死ぬ)、コロナで死ぬ人よりも、生活が苦しくなって犯罪したり自殺する人の方が多くなるんじゃないかっていう。国によっては、暴徒化するぞっていう。いずれにせよ治安は悪くなるよな。

 ケインズが言うように先行きが見えないとマクロ経済はダメだからね(アニマルスピリット)。感染者もそうだけど、社会や経済を破壊する、すごいウィルスだよ。
 仮に遺伝子改造して軍事用に作ったのだとしたら、本当にジュラシックパークのマルコム博士じゃないけど、バイオテクノロジーは核兵器を凌ぐ恐ろしさを持っていることが立証されたよな。勝手に増えていくっていうのがヤバイよね。

 あ~パワポさえなければ、コロナに向き合いたかった・・・

パワポ職人への道

 いよいよゴールデンウィークですね。私も軟禁11連チャンなんですが、もう授業が放送大学スタイル確定なので、色々とコンテンツを急ピッチで作っているところです。
 つーか、放送大学って幕張に住んでいた時よく写ってたけどあんまり授業が面白かった試しがないから、あのクオリティなら勝てそうだなっていう(失礼)。
 要はおじいさん(多分高名な学者)が一方的にダラダラぼそぼそ喋っているだけで、インタラクティブ性がないっていうのが最大の問題な気がするんだけど、そこらへんは学校現場、特にレディネスに関わる小学校低学年なんかでは子どもがレスポンスを取れないのは死活問題なので、ズームやチームスといった会議アプリを使ってなんとか双方向でやっていこうと動いているっていう。
 
 で、自分なんかもそういう形で授業をやる流れっぽいんだけど、どうしても会議アプリだと先生が授業をしているウィンドウの大きさや、全画面表示しても解像度的に、板書がよく見えないのよ。
 板書&ノートスタイルを王道とする私にとって板書が見えないのは大問題で、じゃあ、もうひとりの先生をティームティーチング的に付けて(板書を見せるときはアップにしてもらうなど)カメラワークさせようといった人的な余裕もなさそうなので(ワンオペ)、とうとうあんなに馬鹿にしてた、授業じゃなくてプレゼンのツールだろと学習効果を評価していなかったパワポのスライドをひたすら作り続けるハメになっています。

 で、ゴールデンウィーク明けに作らなければならないスライドは、日本史、生物学、地学、経済学の4講義分で、こんなもん4人の高校教師がそれぞれ1~2年かけて教える量であるため、かなりの地獄。
 もちろん全て終わるわけもなく、ついに我が家のパソコンにもパワーポイントを導入(奥さんにもらった)、休日返上でパワポ職人になることを誓ったのであった。
 て、ことでパワポをいじってみて感じたことをまとめてみました。

①授業準備の時間が10倍になる
ひとつの授業で使うパワポを作るのに、一般的な授業の準備時間の10倍くらいかかる。もっと言えば、ひとつの単元で10時間以上かかった例もあり、放課後に明日の授業のパワポをちゃちゃっと用意しようなんて気軽な真似は決してできないことがわかった。授業がスタートする前に分かってほんとによかった。
何がかかるかって、まず効果的なスライドのレイアウトやアニメーション、素材集めが大変だし、で、わりと自由に作れるから、こうすればもっとわかりやすいなと、のめり込んじゃうときりがなかったりする。

②視聴覚効果が高い
パワポって基本的にはデジタル紙芝居と考えていいと思うんだけど、スライドの途中に動画が入れられるのは本当にいい。今年からは理科で実験が封じられてしまったんだけど(設備がない)、そこは動画でカバーできそうだな、と。
あと歴史なんかも、普通の授業だとサイズのでかい偉人の肖像画を黒板に貼り付けて、板書スペースが減ってしまうとか問題があるんだけど(それにああいう教材を教室まで運ぶのが結構大変)、これがパワポだと色々書き込んでごちゃごちゃするようならスライドを切り替えればいいから、あまり板書スペースといった制限を考えなくていいっていうのは強いね。
それと、ネタ的なことやりやすいよね。ビジュアルで笑わせやすいというか。すべると悲しいけど。やりたくなるよね。

※挑戦例
スライドの例①.jpg
スライドの例②.jpg
スライドの例③.jpg

③パワポを板書させればいい
パワポをプレゼンではなくデジタル板書と考えれば、みんながメモをとるまでスライドを変えるのを待ってあげればいいから、従来の形の授業もできるんだよね。
やっぱり、授業内容をノートに取るって時間はかかっちゃうかもしれないけど、効果的だと思うんだよ。漢字も覚えるし。
あと、私、そんなに字が上手じゃないから、情報の送信面でもパワポのフォントは助かる。先生が板書している時間、生徒が暇っていうこともなくなるしね。
さらに、これはパワポの特徴ではないんだけど、オンライン授業のいいところはさ、放送終了後にアーカイブ化されるじゃん。
だから、授業の進行がちょっと早くて、リアルタイムで置いてかれちゃった場合も、アーカイブのファイルで一時停止とか押しながら、自分のペースでもう一度復習できるんだよね。これはリアルタイムの対面式授業にはない大きな恩恵だと思う。

④一度作れば2周目が楽
これがあるから、正気を保って一日中、家に引きこもってパワポ職人しています。

 ・・・て、ことで、まとめると、あれれ?なんかいい点しかないぞ。短所といったらやっぱり授業準備に膨大な時間がかかるくらいか。
 でも、これ本末転倒だよな。つまり授業って時間をかければいいものが作れるってことだろ。なのに、学校の先生が授業準備や教材研究にかけられる時間ってほとんどないわけじゃん。
 本当に今回のコロナウィルスは教育のあり方をあらためてゼロベースで考えるいいきっかけを与えてくれたと思うよ(新年度の開始時期を変えるとか)。
 自分も含めて、忙しくて時間がないという言い訳で、保守的なことを繰り返し、新しい技術を拒絶し、授業のクオリティを向上させることを怠ったんじゃないかっていう反省はあるよな。まあ、これは現場だけの問題じゃないけど。まず財政面でやりたくてもやれないしな。新しい技術やれって言ってもハード面が支給されてねーし。オレ達歩兵には装備が黒板とチョークしか与えられなかったんだっていう。
 でも、今回の状況はさすがに、設備がないので何も手を打てませんでしたじゃ済まないわけじゃん。近年稀に見る、生徒指導も学級経営も部活動も行事準備もなく、先生が本業である授業の準備に専念できる千載一遇のチャンスなんだから、いろいろトライするしかないよ。

 て、ことで最後に進捗状況を。

日本史
明治~戦後史の近現代史は完成。

経済学
全6章未着手!(市場原理、金融政策、財政政策、景気変動、国際経済、日本経済)

生物学
全9章のうち5章分完成。残るは遺伝、発生、進化、生態学の4章。

地学
全5章未着手!(大気圏、気象学、岩石、地震、天文学)

 あれ・・・15章分もある・・・どう考えても15日以上かかる(※与えられたゴールデンウィークは11日)・・・考えてはいけない!

陽のあたる教室

 「面白い度☆☆☆☆☆ 好き度☆☆☆☆☆」

 高校時代のぼくは学校から逃げ出したかった。先生も同じ気持ちだったなんてね。

 コロナウィルスが良くも悪くも風邪でも絶対に休めない働き方に一石を投じている昨今、働くことの本質をすごい考えさせられる映画に出会いました。というか、これテレビで断片的に見た記憶があったんだけど、すっかり内容を忘れてた。
 教師モノの洋画ってことでマロさん一押しの『今を生きる』みたいな感じなのかなって思ってたら、どっちかというと内館牧子さんの『塀の中の中学校』に近かったという。というか、内館さん、この映画からキャラのインスピレーションを得たんじゃないかって感じ。
 つまり、若い頃から生徒第一で突っ走り、定年ギリギリで自信をなくす金八先生と対極的で、このホランド先生は作曲家という自分の夢の踏み台というか、当面生活していくための腰掛けのつもりでなんとなく教師やっちゃいましたパターンで、プライベートを犠牲にするのが当然な日本の教育界では大顰蹙を買いそうな人物なんだけど(で、定年ギリギリで教師に生きがいを見出す)、私も個人的には学校教育に全てを捧げますっていう人物しか採用されないんだったら、けっこう思想的にやばいことになりそうだし(だから多様性や柔軟性がいつまでたっても育成できない)、なんか「この先生やる気ないけど肩の力が抜けてて癒されるなあ」っていう先生の方が私は好きだったりする。教師ヅラしてこないというか。

 つーか結果的にそんなモーレツ社員や企業戦士しか働けなくなっているんだとしたら、その労働環境の方を早急に見直すべきだと思うしね。まあ、見直さないんだろうけど。コロナでもインターネット授業とかやれないだろうしな。インフラがないもん。それでよくプログラミング教育とかうそぶいてるよな。
 これはコロナウィルスで必死に働いている医療現場の人もそうで、ああいう人たちの労働環境を「自分で選んだ仕事なんだから辛くても耐えるのは当たり前」とか「弱音を吐くのはプロとして甘え」とか、あろうことか、院内感染している可能性があるから差別しようとか、本当にこういう聖職ハラスメントってマジで愚かっていうか、私はわりと性善説を信じている人間だから、そんなこと本気で発言するやつって絶対に全人口の1%もいないと思うんだけど、その1%未満のバカにも人権があるから、一応言い分を聞いちゃって、それでシステムに大きなダメージが出ちゃうっていうのは、現代社会の大きな問題だと思うよ。
 全世界の医療関係者にナイチンゲールやシュバイツァーを求めるのはあまりにも残酷だよ。

 なんか話がそれちゃったけど、とにかくホランド先生は教師という仕事や生徒の人生よりも、自分の夢の方が大事な人で、もっと言えば、家族よりも自分の夢が大切な、愛すべきドリームエゴイストなわけよ。
 ネットの記事とかだと、ホランド先生は妻が妊娠したことを喜びアパートから一軒家に引っ越すとか書いてあるけど、断言してもいい。違うから。
 (あ~あ、教師の仕事で多忙な上に、さらに子育てでオレの作曲時間が減っちまうよ・・・)みたいな心の声だだ漏れだったから。本当、自分もプライベート第一主義者だから分かるよ。大人になりきれてないんだよね。文化人崩れなんて得てしてそういうもんだけどな。
 だから、すごい感情移入できるわけ。幸い、今の自分は割とプライベートも仕事も満足してて、なんか人生をRPGに例えるとレベル99になっちゃって、なんか目標がなくて、ここが人生のピークであとは落ちるだけだなって憂鬱になってたりするくらいなんだけど、やっぱり今でも漫画とか描いているからね。周りにももう一度プロ目指したらどうですか、とか言われるし。今はけっこう時間があるしね。
 
 でも、この映画ってそこで終わっていなくてさ。あれなのよ。『フォレスト・ガンプ』でもあるのよ。なんか生徒一人ひとりの交流あっさりだな、あのクラリネットが吹けない地味子のくだりとか超駆け足だなって思ってたら、作中カバーする時間軸が長いのよ。半生記だったのよ。
 で、葛藤しながら、自分の夢と折り合い付けようとするのよ。自分がやりたいこと、夢を叶えることだけが人生の目的なのかっていう。
 その葛藤ボルテージが最高潮になるシーンが、あの淀川長治さんも怖かったというバス停のシーンなわけ。あれはすごいシーンですよ。ホランド先生の年齢的にも夢を叶える人生最後、かつ最大のチャンスなわけだからね。
 あのシーンが怖いのは、あのシーンに至るまでにおいても、ホランド先生はそこまで教職に人生を懸けました!オレが本当にやりたいことは音楽教師でした!作曲の夢キッパリ諦めます!っていう感じでもないからだろう。惰性でなんとなく続けているけど、まあまあやりがいもありますっていうふうにも見える描き方をしているからだよね。あそこ下手な人だと、もっと「作曲家<教師」ってやっちゃった上でバス停やるもんな。
 
 で、惰性でたった一度の人生をなんとなく教師にかけてしまったホランド先生に、『ジュラシックパークⅢ』の教頭が、「もう学校教育は読み書きそろばんだけでいいわ。芸術教育いらないわ」っていう某総理的な発言をして、皮肉にもそこで嫌々やっていたはずの教師の日々が自分にとってどんなにかけがえのないものだったか気づくという。
 本当に、最後までホランド先生はプロ教師なんかじゃないんだけど、それが逆に胸を打つっていう。歴史に名を残す作曲家にもなれなかったし、言ってみればごく平凡な人生なんだけど、歴史に名を残せなかった人達はみんな不幸なのかっていうとそんなことないよっていう暖かい話だからこそ、見ている人の救いになるんだと思う。
 「教師は学生に知識を与えるだけではなく、その知識をどう用いるか、そのコンパスにならなければならないの。」と作中で校長先生がホランド先生をたしなめる。

 そのコンパスは別に偉人でも、グレートティーチャーでなくてもいいってことなんだ。
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